コラム

【2022年4月雑記まとめ】4ヶ月ぶりの店舗仕入れ、ブックオフ関連本など

2022年4月12日

2022年4月に書いた雑記を本記事でまとめて記載しています。

4ヶ月ぶりの店舗仕入れ

去年の11月以来の店舗仕入れに行ってきました。

店舗仕入れは「行きたい時に行く」と決めたのですが、ここまで行かないとは想定外でしたが。

仕入れ内容は中途半端で5点のみ。

  • 2000円→4500円x2
  • 3000円→10000円
  • 2500円→7000円
  • 4000円→8000円(オンリー出品なので2万円狙い)

利益が1万円以上狙えるホームラン級はなく、インパクトに欠ける内容でした。

久々だった割には、そこまで衰えた感じはなかったのが収穫です。

新しい発見もあり、また定期的に店舗仕入れに行きたいなと思いつつも、面倒で行かないのがいつものパターンですがどうなることやらです。

あと、しばらくブックオフに行っていないことで、最近の店舗の状況が把握できていません。

  • 値付けが厳しくなってきた
  • まだまだこのジャンルは甘い
  • CDの棚が少し減った

こういったことを察知することで、あらかじめ対応することができますが、電脳だとあまりわからないんですよね。

「中古メディアせどりの動向」を知るには、ブックオフに行くのが一番。

それに、最近読んだ本のなかに「退屈を感じるようになってきたら脳にとって好ましくない」と書いてありました。

電脳仕入れだけだと生活に変化が起きづらいです。電脳仕入れへの完全移行は楽でいいのですが、変化が少なく飽きがきています。

たまには店舗仕入れに行って、生活に変化を加えてみるのがいいのかもしれませんね。

完璧主義はやめよう

今回は、せどりに完璧主義は必要ないということについてのお話です。

せどりにおける全ての作業を納得いくまで完璧にしなければ気が済まない。

このような方もいるかと思いますし、私にもこういった気持ちがあります。

しかしこれまでの経験から、せどりにおける作業は、

ベストでなくても十分であればいい

これが私の答えとなっています。

1つ1つ丁寧にやることは大事ですが、丁寧にやりすぎることで時間が取られてしまうのがデメリット。

せどりで稼ぐには、仕入れが重要になってきます。

仕入れ以外の作業に時間を取られすぎて、仕入れに十分な時間を取れなくなってしまうのは避けたいです。

それに、多少アバウトでも問題ないことは多いです。

  • 出品コメントは事細かく書かない
  • 検品は隅から隅までやらない
  • 梱包を丁寧にやりすぎない

これらの作業ように、完璧にやらなくてもある程度で十分な作業はたくさんあります。

丁寧にやることで、その商品の「利益」が大きくプラスになるのであればやる価値はあります。

そうでない場合は、

  • その1つ1つの手間が、利益に直接繋がるのか
  • 1つ1つ丁寧にやるより、手数を増やした方が利益につながるのではないか

ということも考えてみて下さい。

紙の本、まだまだ強いですね

先月の雑記で紹介した「切り抜きトレンド」で岡田斗司夫を紹介しました。

その岡田斗司夫の本で、面白いものを見つけたので紹介します。

その本がこちら。

ぼくたちの洗脳社会という本です。現在は絶版となっていて、中古の出回りしかなく1万円くらいでも売れていますね。

しかしこの本は、公式ブログ(『ぼくたちの洗脳社会』 全文掲載)で全文が無料公開されているんですよね。

それでも売れているというのはすごい。

高額であっても、紙の本として手元に残しておきたいという人がいるわけです。

 

他にも、ツイッターで紹介したこちらの本。

伊坂幸太郎の「オーデュボンの祈り」の単行本。

文庫版やKindle版で安く買えるにもかかわらず、単行本は4000円くらいでも売れていますね。

高くても単行本として手元に残しておきたい人がいるということです。

電子化が進んでいる昨今ですが、紙の本、まだまだ強いですね。

ブックオフの真実

先日、ブックオフ創業者へのインタビュー本を読みました。

ブックオフができるまでの経緯とか、当時のブックオフの戦略がわかって面白かったです。

ブックオフの真実――坂本孝ブックオフ社長、語る

ブックオフ創業者は、坂本孝という方で、ニワトリの餌の製造、オーディオ店、中古ピアノ販売などを経験していて、根っからのビジネスマン。

中古ピアノ販売では、5万円で仕入れ、2万円で塗装で綺麗にする、40万円で販売するといったこともやっていたようです。(利益率がすごい)

そんななか、古本販売の世界へ。

古本屋を始めるにあたり、知り合いが経営している神田の古本屋に教えてもらいに行ったそうです。

しかし、当時の古本の仕入れは古本組合で仕入れるのが一般的。そうなると、業界のしきたりに従う必要があるわけで、自分の好きなようにできない。

「入札やセリでやらなきゃ無理だ」「うちに丁稚にきて10年修行しろ」といわれ、それじゃあ、古書店業界に効率的経営のマニュアルがあるかといったら、何もない。

それなのに10年も丁稚奉公しろなんて、何いっているんだ、という感じでしたね。

それで、古本屋を参考にするのはやめようと思ったわけです。

引用:ブックオフの真実――坂本孝ブックオフ社長、語る

そんな経緯もあったことから、古本組合に入らず、自分のやり方でやることに。

コンセプトは、新刊書店のような綺麗なお店、そして「きれいで発売日が新しい本」を取り揃えること。

それまでの古本屋といえば、いわゆる古書店にありがちな「薄暗くて、古くて汚い本がたくさん置いてあるイメージ」がありました。それを払拭しようとしたのがブックオフです。

ブックオフの名前の由来は、本を安くして売る「ブックプライスオフ」から。ブックオフのロゴは、マツモトキヨシのロゴカラーを意識してのことだそうです。

そして、「新刊本が読みたいけど、もうちょっと安ければなあ」というニーズが必ずあると予想して、今までの古本業界にはない価格基準を導入。

買取価格は、定価の1割。

値段は基本的に定価の半額。3か月売れない、または在庫が5冊以上になったら100円で売り切る。

ちなみに、このような基準になったのは、レジで計算しやすいからだそうです。店のオペレーションはパートやアルバイトが主力なので、その人たちがすぐに覚えられるようにしたのが理由とのこと。

3か月の目安はどうするかというと、3ヶ月ごとに変わる季節シールの色で判断。これがシールに色がついている理由ですね。

このブックオフの価格基準は、これまでの書籍市場の価格破壊を起こしたわけで、出版、新刊書店業界からの反発がかなりあったようです。

新刊書店は、「再販売価格維持制度」があるので安く販売することができません。にもかかわらず、あまりにも安すぎる価格をつけたら、新刊を買う人がいなくなってしまう、といった反発です。

一方、こういった価格基準に目をつけたのが、せどらーや同業の古本屋の人たちですね(笑)

この本を読んでいると、チェーン店のような誰でもできるようなマニュアルを実行している企業と、個人が差別化できる要素も見えてきます。

たとえば、同じ本が2冊あったとして、1つはきれいだから500円の売値、もう一つは汚れているから100円だとします。きれいな方の500円だって、3ヶ月売れなければ、100円コーナーに移動する。

こういったことを、いちいち単品管理していたんでは、価格の事ばかりを考えなくちゃならなくなるし、仕事が増えるだけで、パート、アルバイトで店が回らなくなっちゃう。

中古にはそれぞれグレードが違ってきれいなものもあれば、汚いものもある。同じ価格の商品は2つとない、それは中古の1番良いところじゃないかと思いますね。

引用:ブックオフの真実――坂本孝ブックオフ社長、語る

こういった発言はあるものの、中古の状態差という点では、当時も現在も活かし切れていないですよね。

ブックオフのようなチェーン店は、「商品ごとに状態を判断して、価格設定をしていく」ということができません。

なぜなら、チェーン展開するにあたり、誰でもできるようなマニュアルにしておくことが重要だからです。

マニュアルに個人の価値判断に依存するような仕組みを取り入れてしまうと、誰でもできるマニュアルにはなりません。細かいところは捨てて、効率重視にした方がオペレーションとしてはうまくいきます。

現在ではITを利用して価格の単品管理をしていますが、それでも商品状態に応じた価格設定はできていませんね。

とはいえ、昔に比べて値付けも徐々に厳しくなっているブックオフ。せどらーとしては、気にかけておきたいところです。

こんな感じでざっくりした紹介でしたが、気になる方は読んでみてはいかがでしょうか。

ブックオフの真実――坂本孝ブックオフ社長、語る

ブックオフ大学ぶらぶら学部

前回の『ブックオフの真実』に続き、今回は『ブックオフ大学ぶらぶら学部』という本について。

8人くらいのブックオフ好きが、各々ブックオフについて語り尽くすという本です。

読みどころとして面白かったのが、せどりを始めて10年以上の経験があるせどらー「Z」氏の章。

2000年代初期からの、ブックオフせどらーの変遷を語ってくれています。

  • ネット販売を駆使した現代型せどらーの登場
  • 定番の本せどり教材
  • 物議を醸したせどり塾
  • ビームせどりの登場

加えて、ブックオフの価格変更、セール状況の変化など、ブックオフの変遷も解説してくれているのもポイント。

古いせどりブログなんかを見ると、過去のブックオフせどりの状況を知ることができますが、本書では体系的にまとめられているので分かりやすかったです。

また、章と章の間に大石トロンボさんという方が書いている「よりぬき新古書ファイター真吾」というマンガがあるのですが、これも面白かったです。

「本好きあるある」「ブックオフあるある」といった感じの内容で、1冊の漫画本として出版されたら買いたいくらいです。

個人的な読みどころはせどりの話だけだったので、その他の章については特に面白さはなくイマイチでしたが、せどりだけでなく自分用にブックオフを利用する方にとっては楽しめる1冊かと思います。

一部せどらー目線からも楽しめる内容もあるので、気になる方は読んでみてはいかがでしょうか。

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