短時間でブログ記事が書けると注目を集めているChatGPTですが、「ChatGPTを使ってブログを書くにはどうしたらいいの?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ChatGPTを使って効率的にブログを書く方法をご紹介します。
ブログを運営する上で、コンテンツを短時間で作成できることはメリットになります。
しかし、ライティングに時間を費やすことは、多くの人にとって負担が大きいもの。ChatGPTを使うことで、人間が書いたような文章をスピーディーに自動生成することができます。
本記事をお読みいただければ、スピーディーにブログが書けることがわかると思います。
ChatGPTを使ってブログを書く方法
ChatGPTを使ってブログ記事を書く例として「ヤフオク 売れない」というキーワードに対して記事を書いていこうと思います。
手順は以下のとおりです。
簡単な流れ
- タイトルを決める
- 記事構成・見出しを作る
- 導入分(リード文)を作る
- 本文を作る
- 見直しと修正
最後の「見直しと修正」以外は、すべてChatGPTを使って自動生成していきます。
タイトルを決める
まずは、ブログのタイトルを決めます。
ChatGPTに以下のようにお願いします。
「ヤフオク 売れない」という記事タイトルを7つ考えて
ChatGPTが以下のタイトルを考えてくれました。
1分以内にはタイトルを作ってくれるので、人間のスピードより圧倒的に速いです。人がこれら7つのタイトルを考えるとなると、それなりの時間がかかるはずです。
たまに、指定したキーワードが入っていないタイトルを提案されることあるのですが、これを避けるためには「キーワードを含めて」という指示を出す必要があります。以下のようにすると、指定したキーワードを含めたタイトルを提案してくれます。
【「ヤフオク 売れない」という記事タイトルを7つ考えて(「 売れない」をタイトルに含める)】
今回は「ヤフオクで商品が売れないときに試すべき4つの方法」を採用したいと思います。4つだと中途半端なので、「5つの方法」とします。
記事構成・見出しを作る
次に記事構成・見出しを作成していきます。
ChatGPTに以下のようにお願いします。
「ヤフオクで商品が売れないときに試すべき5つの方法」について記事構成を考えて
ChatGPTから提案された記事構成は以下のとおり。
見出し番号がローマ字になっているのは微妙ですが、かなりのクオリティかと思います。
ChatGPTが記事構成を作成している間に少し止まったりしましたが、2分もかからずに上記の記事構成を提案してくれました。
導入分(リード文)を作る
次に導入文(リード文)を作っていきます。
「I. はじめに」を導入文にしたいから、300文字くらいで文章を作って
それなりのリード文になっていますね。
しかしながら、ちょっとお堅い文章のように感じられるので、もう少し変化をつけてみたいと思います。
問題提起から始まる導入文にして
前回に比べて読者に寄り添ったリード文になりましたね。
「出品者自身が改善策を持っている場合もあります。」という部分は違和感がありますが、その他はかなりナチュラルな文章になっているかと思います。
要望の伝え方によってChatGPTの回答が異なるので、伝え方が重要な要素になってきそうです。
本文を作る
次は本文の作成です。
「II. ヤフオクで商品が売れない原因とは」以降から見出しごとにわかりやすく記事を書いて
「II. ヤフオクで商品が売れない原因とは」以降からというのがうまく伝わらなかったようですが、一気に本文を書き上げてくれました。
見出しの「商品が売れないときに試すべき5つの方法」というのが飛ばされてそのまま連番で継続されていますが、それを除けば大きな問題はありません。
途中、文字数制限で止まってしまうことがありますが、「続きを書いて」と指示をすると続きから書いてくれます。
これまでの内容で約1700文字くらいです。
少しボリュームが足りないので、内容が薄い箇所に文章を追記したいと思います。
「II. ヤフオクで商品が売れない原因とは」の内容が薄いので、ChatGPTに詳しく書いてもらいます。
以下の内容についてもっと詳しく書いて
II. ヤフオクで商品が売れない原因とは
商品が売れない原因は様々ありますが、主な原因として以下のものが考えられます。
- 説明文が不十分である
- 写真が鮮明でない、または十分に多くない
- 価格が高すぎる、または低すぎる
- 配送方法が限定されている
- 競合商品に劣っている
すると、ChatGPTは以下のように書いてくれました。
それなりにボリュームのある内容を書いてくれましたね。
これでプラス700文字くらいなので、合計で2400文字のブログ記事が書けたことになります。
ChatGPTに指示をするときに「以下の内容についてもっと詳しく書いて」と、文章を引用している理由について。
「II. ヤフオクで商品が売れない原因とは」の内容を詳しく書いて、と指示をすると前回とは違う5つの原因を提案され整合性が取れなくなってしまったためです。引用をすればその内容に対して書いてくれるので、場合によっては引用して指示を出すといいかと思います。
見直しと修正
これまでChatGPTが生成してくれた内容でもそれなりの記事が書けました。
とはいえ、ChatGPTが自動生成した文章は完璧ではないので、見直しと修正は必要です。
以下の点については、しっかりチェックしたいところです。
- 誤字・脱字がないか
- 不適切な表現がないか
- 間違った情報が記載されていないか
- 文章の流れが読みやすいかどうか
これらの他にも、文章装飾や画像挿入も必要ですし、自分の体験や考えなども追加したいこともでてくるはずです。
実際に書いたブログ記事はこちら
「ヤフオク 売れない」というキーワードに対してChatGPTを使って記事を書いたわけですが、「実際に仕上がった記事はどんな感じなの?」と気になる方もいるかと思います。
実際に記事を投稿しているので、気になる方はチェックしてみてください。
以下の記事です。
ChatGPTが生成した文章は、あえてほぼそのまま採用しており文字数は2400文字。修正したところと言えば、画像挿入、リストのボックス化、見出しの体裁を整えたくらいです。
今回作成したような文章であれば、たいした時間をかけず自動生成できるというイメージを持つことができるかと思います。実際に記事をみると、無機質に感じるかもしれませんが…
ちなみに、作成開始から記事投稿までは1時間くらいです。
記事内容としてはまだまだ不十分だと思っていますが、今回はお試しでGoogleにどのくらい評価されるのかの検証も兼ねているため、内容の修正はほとんど行っていません。
記事のアップ後、Googleにインデックスされましたが検索順位は100位くらいでした。(「ヤフオク 売れない」の検索ボリュームは100〜1000)
当サイトは「せどり」を中心にしたサイトなので、ヤフオクに関するキーワードが弱いこともあるかもしれません。Googleには評価されず、参考になるデータではありませんでした。
近いうちに「せどり」に関するキーワードで検証してみたいと思います。
※2022/2/23追記
せどりに関するキーワードで「せどり 売れるもの」で記事を書いてみました。文字数は2300ほど。
こちらも検索ボリュームは100〜1000ですが、Googleにインデックス後、18位の順位がつきました。
まとめ
ChatGPTを使ってブログを書く方法について解説してきました。
実際に使ってみると分かりますが、タイトルや記事構成を自動で生成してくれるだけでもかなりの時間短縮になります。
文章生成に関しても、「何かを解説するような内容」に対してはかなりの威力を発揮してくれます。
ただし、「文章の見直しが必要なこと」を考えれば、今のところChatGPTで生成された文章をそのままブログ記事として使うことは現実的ではないかなと感じています。
とはいえ、ブログ執筆のスピードはかなり向上するので、ChatGPTをうまく使いこなすことはメリットあるスキルとなりそうです。
ChatGPTを使ってブログを書いてみた感想や注意点などは、でChatGPTを使ってブログ記事を作成してみた!メリットや注意点は?で紹介しているので、こちらもぜひご覧ください。
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