せどりをしている方で「クラシックCDを仕入れる」という方はほとんどいないかと思います。
ですが、クラシックは結構おいしいジャンルでもあります。
クラシックは回転が遅く敬遠するせどらーが多いですが、ライバルも少なくポイントを押さえて販売すれば、しっかり利益の取れるものもあります。
CDせどりをしていて、
- ライバルの少ないジャンルを取り入れたい
- ロングテールでもいいから高利益商品を取り入れたい
といった方には、もってこいのジャンルになります。
そこで本記事では、クラッシックCDせどりのコツや狙い目をまとめてみました。
ちなみに私はクラシックは全然詳しくありません。商品知識がなくてもポイントを絞ったリサーチをすることで、利益商品を仕入れていくことは可能です。
Contents
クラシックCDせどりのメリット
まずはクラシックCDせどりのメリットを解説します。
高利益が狙える
クラシックCDの醍醐味と言えば、高利益が狙えること。
仕入れ値に対して、高額で売れる商品が多いです。
数千円、または万単位で利益の出る商品も結構あります。
購入者側の話をすると、クラシックの購入層はお金を持っている人が多いです。
そのため「高額であっても購入してくれる」という要素もあります。
ライバルが少ない
仕入れにおいても、販売においても、ライバルは他のジャンルに比べてかなり少ないです。
ほとんどが業者なので、個人せどらーはかなり少ないです。
仕入れでライバルを見かけたこともないですし、のびのび仕入れが出来ます。
また、出品者もそこまで多くないので、価格競争に陥るということも少ないです。
業者出品が多いので差別化がしやすい
クラシックCDせどりをしていて感じるのが、ライバル出品者は業者が多いことです。
出品者の大半が業者さんです。
業者さんの出品というのは、次のような特徴があります。
- 自己発送が多い
- 商品画像を掲載していない
- コンディション説明は定型文
なので、以下のことを実践するだけで差別化を図ることができます。
- FBAを利用
- 商品画像を載せる
- コンディション説明を丁寧に記載する
特に高額商品になればなるほど、写真やコンディション説明の重要度は上がってきます。
これを意識するだけでも、購入率を上げることができます。
また、輸入盤の場合だと海外から発送している出品者もいるので、国内からの発送というだけで有利に立つことができます。
ブックオフでは、クラシックのボックス系商品は叩き売りされやすい
クラシックCDは、基本的にロングテール商品が多く、ボックス系CDはサイズも大きめです。
店舗では売れにくい上に、場所を取るので、ブックオフでは単品管理ではなく、適当に値付けされてることがあります。
店舗によるのですが、値付けが甘い店舗であれば、かなり利益を取れることが多いので要チェックです。
クラシックCDせどりのデメリット
クラシックCDせどりのデメリットを解説します。
回転が遅い
クラシックCDは基本的にはロングテール商品が多く、売れるのに時間がかかる商品が多いです。
キャッシュフロー的にはあまりよくないので、資金に余裕のある方向けになります。
もちろん、低価格帯の商品もたくさんありますが、高利益を狙うなら高単価商品がおすすめです。
仕入れ単価が高くなりがち
クラシックCDは低価格商品から高額商品まで、価格帯は幅広いです。
しかし、高利益の取れる商品は高単価商品が多いので、仕入れ単価が高くなりがちです。
回転が遅い上に、仕入単価も高くなるので、キャッシュフローに余裕がある人向けになります。
検品が面倒
ボックス商品は、枚数が多く50枚組とかも普通にありします。
枚数が多い商品は盤面のチェックがかなり大変です。
クラシックCDのポイント
クラシックCDせどりのポイントを解説します。
仕入れのコツ:ボックス系商品を狙う
クラシックは意外と商品数も多く、何を検索したらいいか難しいですが、基本的にはボックス系商品、複数枚組のものが狙い目です。
私はいつもこれしかチェックしません。
ボックス系商品、複数枚組のものに検索対象を絞ることで、時間をかけず効率よく仕入れをすることができます。
クラシックは店舗での商品補充の頻度は決して多くないので、ある程度の間隔で定期的にチェックするといいと思います。
販売のコツ:商品説明欄を充実させる(←かなり重要です)
先ほども述べましたが、出品者のほとんどが業者で、商品コメント欄も定型文で写真も載せていない出品者ばかりです。
販売面では、特に差別化のできるポイントとなっています。
商品コメントをしっかり記載して、商品画像を掲載してあげることで、購入率もグッと上がります。
クラシックCDせどりだけに言えることではないですが、しっかり商品コメント欄を記載して差別化を図りましょう。
注意点:回転率と利益額のバランスを考える
回転の遅い商品を仕入れる際に気を付けたいのが、キャッシュフローはもちろん、利益額の大きさです。
回転の遅い商品を仕入れるということは、資金が寝てしまうことになります。
そのため、どのくらいの利益額が狙えるのかは意識しておきましょう。
利益額が少ない商品だと、相場の下落が起きた際に、耐えられなくなる場合があります。
仕入れ額にもよりますが、仕入れ価格の倍以上で売れる商品に絞るとより安全です。
販売事例
過去に売れた商品をご紹介します。
私が普段、ターゲットにしている商品はこんな感じです。
【モノレート】Philips Original Jackets Collection
7000円仕入れ→16800円販売
利益:6700円
これは何回も売っている定番のお宝商品です。相場の波はありますが、7000円前後で仕入れて16000円で販売できます。
【モノレート】Dhm 50th Anniversary Box
2950円仕入れ→9600円販売
利益:4700円
こちらもよく見かける定番商品です。こういった新品が高すぎる商品は中古が売れやすいですね。また、クラシックにしては回転もそこそこあるので、リスクは少ないですね。
6860円仕入れ→18000円販売
利益:7800円
現在の相場は4万円近くで全然売れてませんが、過去の販売履歴を見ると1万台ではそこそこ売れているのが分かります。需要はある商品なので、かなり落として販売したら2週間ほどで売れてくれました。
まとめ
以上、クラシックCDせどりのポイントを解説しました。
回転は遅いですが、高利益を狙える商品はけっこうあるので、こんな方におすすめです。
- ライバルの少ないジャンルを取り入れたい
- ロングテールでもいいから高利益商品を取り入れたい
仕入れのポイントは、ボックス系商品や複数枚組商品に絞ること。
ライバルも少ないので、利益の取りやすいジャンルなので、ロングテールが受け入れられるのであれば、ぜひ取り入れてみて下さい。
関連記事:中古CDせどりの仕入れポイントやおすすめジャンルを解説!
この記事を書いた人

>>プロフィール詳細