ブログで稼ぐために必要な要素はたくさんありますが、その中の1つが「自分の書いた記事の順位をチェックして、改善を繰り返していくこと」です。
順位を上げていかなければ収益アップにつながりませんよね。
そんな順位チェックに便利なのが、検索順位チェックツールGRCです。
凄腕ブロガーの方でも使っている人が多いので、聞いたことがある人も多いはず。
現在ブログで10万円の収益が発生するようになりましたが、GRCなしでは達成できなかったと言えます。
そんなGRCについて、
- GRCが気になっているけどメリットってあるの?ついでにデメリットも知りたい
- GRCの使い方が知りたい
こんな疑問を持っている人もいるかと思います。
そこで本記事では、GRCの使い方やメリット・デメリットを解説したいと思います。
Contents
GRCの基本情報
GRCの基本情報を解説します。
GRCとは
GRCとは検索エンジン表示順位のチェックツールです。
キーワードを指定すれば、それに該当する自分の記事の検索順位を調べてくれます。
こんな感じです↓
画面上部の一覧で、設定した検索後(キーワード)に対しての順位が表示されます。
過去の順位変動履歴もグラフとして表示されるので、視覚的にも順位変動を把握できるのが特徴です。
対応している検索エンジンは、Google、Yahoo、Bingです。
順位変動の履歴グラフを表示する以外にも、ページ変更履歴のメモ機能、レポート印刷などの機能がついています。
金額
GRCはライセンス購入となっており、以下の5つのプランがあります。
ベーシック | スタンダード | エキスパート | プロ | アルティメット | |
月払い料金 | 450円 | 900円 | 1,350円 | 1,800円 | 2,250円 |
年払い料金 | 4,500円 | 9,000円 | 13,500円 | 18,000円 | 22,500円 |
URL数 | 5 | 50 | 500 | 5,000 | 無制限 |
検索語数 | 500 | 5,000 | 50,000 | 500,000 | 無制限 |
上位追跡 | 5 | 50 | 500 | 5,000 | 無制限 |
リモート閲覧 | - | 利用可 | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
CSV自動保存 | - | - | - | - | 利用可 |
※表示価格は全て税抜
以前は年払いしかなかったのですが、現在では1ヶ月単位の月払いもあります。
ただし、全プランとも年払いをすれば2か月分お得に利用することができます。
どのプランにすればいいかですが、個人ブロガーであればベーシックプランで十分です。
GRCは無料でも利用できますが、3URL、10項目が上限となっているのでお試しで使うにはいいかもしれません。
しかし、登録できる項目数が10というのは少なすぎます。ブログで稼いでいこうとするなら、有料でライセンス購入した方がいいです。
GRCの使い方
GRCの使い方を解説します。
サイト情報とキーワード登録
まずは、検索順位を調べたいサイトのURLと検索語を登録します。
GRCの画面上部にあるメニューから [編集]-[項目新規追加] を選択すると「項目追加」ダイアログが表示されるので、以下の項目を入力します。
サイト名・・・任意の名前でOKです。自分がわかりやすい名前にしましょう。あとで変更も可能です。
URL・・・検索順位を調べるサイトのURLを入力します。サイトのトップページのURLを入力しましょう。
検索語・・・検索順位を調べる検索語を入力します。複数キーワードの場合はスペースで区切ります。
ちなみに改行で複数登録できるので、まとめて検索後を登録できます。
順位チェック
登録した検索語の順位をチェックします。
順位チェックは以下の3つの方法で行うことができます。
- ツールバーの「GRC」ボタンをクリック
- メニュー[実行]-[順位チェック実行]
- [F5] キーを押下
こんな感じで登録した検索後に対して、順位が表示されます。
登録したばかりなので、グラフは意味がありませんが、チェックをするたびにデータ変動履歴が蓄積されていきます。
ランクインページをチェック
「ランクインページ」タブを選択すると、検索語に対してどの記事がランクインしているのか確認することができます。
検索後の追加登録
登録済みのサイトに検索語を追加する場合は、検索語を追加したいサイトの項目を選択して、[編集]-[項目複製追加] を選択します。
サイト名、URLはすでに入力された状態で「項目追加」画面が表示されるので、追加する検索語を入力するだけですみます。
順位チェックの自動実行
順位チェックを毎日行うことは大事なのですが、手動でやっていると手間ですよね。
GRCでは、順位チェックを自動でやってくれる2つの方法があります。
GRCの起動時に自動順位チェック
GRCの起動時に、自動的に順位チェックを開始する方法です。
メニューから [実行]-[起動時に順位チェック実行] を選びます。「GRC起動時に順位チェックを開始する」にチェックを付けます。
指定時刻に自動順位チェック
毎日決まった時刻に、自動的に順位チェックを開始する方法です。
メニューから [実行]-[指定時刻に順位チェック実行] を選びます。「指定時刻に順位チェックを開始する」にチェックを付けて、開始時刻を指定すればOKです。
さらに便利な使い方
これまで基本的な使い方を紹介してきましたが、さらに便利な使い方も紹介します。
メモ機能
GRCにはメモ機能があり、記事修正をした時の順位変動の分析に役立ちます。
例えば、記事を修正したときに、
2021/2/1
デメリットの項目を追記
といった感じでメモしておけば、今後の順位変動をチェックした時に、どういった修正を行ったら順位が上がったのか、または下がったのかの参考データにすることができます。
グループ機能
検索語をグループで管理することができます。
例えば、
- 特定の検索語に関する記事を一覧で表示したい
- 特定の検索語に関する記事だけ順位チェックしたい
といった場合に便利です。
GRCのメリット
GRCのメリットを解説します。
順位の変動履歴がグラフでわかる
検索順位の変動がグラフでわかるのは大きなメリットです。
- こういったリライトをしたら、順位があがった、もしくは下がったというのを目で追っていくことができる
- Googleのアップデートの影響がわかる
- 新記事投入からの順位変動が把握できる
順位変動を知ることで改善すべきことが判断できます。
例えば、順位の下落を察知したらライバルの記事が強くなった可能性があるので、自分の記事をリライトしようと対策をとっていくことができます。
自動で記事の検索順位を確認できる
何百もの記事順位を手動で確認していたのでは、時間がいくらあっても足りません。
GRCであれば、指定したタイミングで自動的に順位チェックをしてくれます。
作業効率化という意味でも大きなメリットがあります。
競合サイトの順位も追える
自分のサイトだけでなく、他のサイトの順位もチェックすることができます。
ライバルサイトの動向を追うのにも役立ちます。
使い方が非常にシンプル
何よりも操作が簡単でシンプルです。
検索後を登録して、自動チェック設定をしておけばOK。
あとは自動で検索順位チェックがされるので、毎日の分析をすればいいだけなので、何も難しいことはありません。
「ツールの扱いが苦手」という人でも安心して使うことができます。
GRCのデメリット
GRCのデメリットを解説します。
処理速度が遅い
GRCの順位チェックの速度は遅いです。
登録している検索後が少なければいいのですが、100件、200件となってくると、すべて完了するのに時間がかかります。
私の場合だと、100件のチェックでも5分〜10分くらいかかります。
無料版は制限がありすぎ
先ほども説明しましたが、無料版のGRCは3URL、10項目が上限となっています。
3URLはいいのですが、さすがに10項目しか登録できないのであれば、順位の変動を分析するには少なすぎます。
GRCの使い勝手はどんなものかなと、確かめる程度にしかなりません。
支払い方法が限定的
GRCの支払い方法は以下のようになっています。
- 月払いの場合はPayPal決済(クレジットカード等)
- 年払いは銀行振り込みのみ
年払いの場合は銀行振り込みしかなく、ちょっと面倒ですよね。
もう少し決済手段を増やして欲しいところです。
まとめ
GRCの使い方やメリット・デメリットを解説してきました。
見た目が古臭いですが、シンプルで使いやすいです。
ライセンス料はかかってしまうものの、検索順位を上位に持っていくためには欠かせないツールです。
検索上位に行けば行くほど、収益アップに繋がるわけですから十分投資する価値はあります。
「料金を払うのはちょっと、、、できれば無料でやりたいな」と思っている人も多いかと思います。
しかし、記事の順位チェックは非常に大事なので、GRCを使った分析をしない人たちと差がつくのは当然です。
GRCのデータが溜まれば溜まるほど、分析精度も高まっていきます。気になる人はぜひ利用してみて下さい。