こんにちは、くりすぷです。
今日は、店舗で見かけたときに「おぉ、これは面白そう」と思った商品が売れたので紹介します。
その商品はこちら。
NHK交響楽団 1970年代編 ベートーヴェン:交響曲 第9番 「合唱 」ニ短調 作品125 ('73 - '79) 8枚組 (xrcd)
この記事のアイキャッチ画像でもわかりますが、仕入れ値は15,000円です。
ラベルには8月とありますが、10月に仕入れたもの。クラシックCDということもありますが、店舗に2ヶ月くらい残っていたことになります。
仕入れたときはAmazon出品者なし。
Keepaとデルタトレーサーのリンクをはっておきますが、仕入れ対象とする人はいるでしょうか。
ジャンルがCDなので「出品できない」という人もいるかもしれませんが、自分のジャンルに当てはめてみて下さい。
仕入れ値がかなり高いし、確信の持てるデータが取れないので、おそらくスルーする人も多いのではないでしょうか。
ただ、私の中では「80%くらいでイケる」と思った商品です。
過去1年のグラフだとこんな感じで、グラフが反応していない箇所もありますが、だいたい15,000円〜20,000円くらい、高いときだと25,000円くらいで売れています。
過去1年間の出品は、出品された商品はほとんど10日くらいで売れているので、十分に需要のある商品だと言えます。
この段階で仕入れにチャンレンジしてもいいレベルですが、もう少し掘り下げていきます。
仕入れたときは出品者なしだったのですが、どのくらいで売れるポテンシャルがあるのか。
これを調べるには、過去相場をチェックします。
かなり前のデータですが、3万円くらいでは売れる商品だとわかります。
他に3万円で売れる後押しとなる要素があるのか。
この商品の場合、以下のようなことが考えられます。
- クラシックでは鉄板のベートーヴェンのボックスもの
- 高音質のXRCD
ちなみに、XRCDは超高音質CDのこと。クラシックを聴く人は音質にこだわりのある人が多いので、高くても買ってくれます。
それに、出品者数をみるとわかりますが、出品者数が増えるリスクはほぼありません。かなり好条件で出品することができます。
それでは、この商品を仕入れるとどういったリスクがあるのか。
この商品の損益分岐点は19,000円くらい。2万円くらいであれば、10日くらいで売れる商品ですが、15,000円くらいまで相場が下がると赤字になってしまいます。
この可能性があることは、受け入れなければいけません。
ただ、ここ1年の反応をみている限り、2万円であればすぐに売れる可能性が高いので、それほど赤字リスクに怯える必要はないです。
それに、安めの出品者がでてきてもすぐに売れる可能性があるので、寝かせる余裕があれば高値待機も1つの選択肢。
あとは仕入れ値が許容できるかどうかですね。
ということで、実際に仕入れて販売したわけですが、以下のような結果に。
15000円仕入れ→36800円販売
利益:15000円
出品してから2週間で売れていきました。
ちょっと安売りしすぎましたね。もっと高値で行くべきでした。
今回のような商品は敬遠する人も多いと思いますが、私は余裕で仕入れ対象です。
今回の商品は、
- 仕入れ値が高い
- 過去1年はグラフがほとんど反応していない
- 3万円以上で売れる確信が持てるデータが少ない
このような理由から、仕入れをスルーする人がほとんどかと思います。
リサーチをしていて、不確定要素がある商品の場合は、
- 自分にとってリスクが少ない商品であること
- リスク以上に大きなリターンが狙えること
- 大きなリターンが狙える”根拠”があること
これらを意識してみてくださいね。
特に、売れる根拠を持てることが重要です。
もちろん、自信がない場合はスルーするのが一番です。
それでは、また。
中古メディアで稼ぐ無料メルマガ配信中
無料メルマガに登録すると、中古メディアせどりで稼ぐために必要な情報がゲットできます。
中古せどりの基礎知識が身に付く
他のせどらーと差をつけるスキルが手に入る
中古せどりで長く稼ぐ思考がインストールできる
「中古せどりで稼ぎ続ける5つの基本原則」「中古メディアの販売事例リスト」の特典2つもプレゼント!
ぜひお気軽にご登録ください。