Amazon出品規制や、デジタル化の影響によるCDの衰退もあり「中古CDせどり」という言葉すら聞かなくなってきました。
仕入れに行っても、セールを除けば中古CDせどらーを見かけることはほぼありません。
しかし、多くの人が見向きもしなくなった時がチャンスでもあります。
本記事では、中古CDせどりのメリット・デメリットを解説したいと思います。
中古CDせどりのメリット
中古CDせどりのメリットを解説します。
軽くてコンパクト
CDはサイズが小さく軽いので、仕入れ時の持ち運びが楽ですし、自宅での保管もスペースをとりません。
電車仕入れのせどらーにとっては、かなり助かる部分です。
また、FBAを利用しても保管手数料が安くて済むというメリットもあります。
ロングテール商品を扱うのにも向いています。
ライバルが少ない
中古CDせどりはもともとライバルが少ない上に、Amazon出品規制の影響もあり新規参入者がいません。
ブックオフ大型店に行けば、本せどらーはよく見かけますが、CDせどらーを見かけることはほとんどありません。
そのためトレンドが発生した時には、おいしいジャンルになります。
DVDを狙いにいくせどらーは多いですが、CDの出品規制がかかっているせどらーも多いためか、利益商品が残っていることが多いです。
中古CDせどりのデメリット
中古CDせどりのデメリットを紹介します。
検索しにくい
商品サイズが薄いので、背表紙によるリサーチがしにくいです。
本やDVDの場合は、棚をサクサク見ながら移動できますが、CDの場合はじっくり見ないとタイトルをチェックすることができません。
また、CDのバーコードは帯についていることが多いです。
そのため、帯なし商品の場合は、検索アプリでスキャンできないので、「タイトル」や「規格番号」で検索しなければいけない場合があります。
海賊版やサンプル版のリスク
中には、海賊版やサンプル版が混ざっていることがあるので注意です。
例えば、こちらの商品のレビューには海賊版情報も。
海賊版を販売してしまうと、最悪アカウント停止にもなりかねないので、注意が必要です。
海賊版の見分け方や注意点はこちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にしていただければと思います。
関連記事:中古CD、DVDは海賊版に注意!見分け方や要注意ジャンルも解説!
不良品リスクがある
CDが再生できない、途中で音飛びがするなど不良品に出会う可能性もあります。
かつて1万円で仕入れた40枚組のCD-BOXのうち、1枚だけ再生できないと返品されたこともありました。
とはいえ、不良品に出会う確率は非常に低いので、あまり気にする必要はないかと思います。
まとめ
中古CDはデジタル化の波をもろに受けているジャンルですが、まだまだ稼げるジャンルです。
Amazonの出品規制はありますが、販路はAmazonだけではありません。
利益と手間を考慮して、Amazon以外で売ることも検討してもいいと思います。
FBA利用の場合、手数料の値上げの影響で薄利商品は利益が取りにくくなってきているので、仕入れ単価は上がりますが、廃盤・プレミア商品を取り入れた方が稼ぎやすいです。
ライバルが少ないという意味でも、中古CDせどりはチャンスの多いジャンルといえます。
参考リンク:中古CDせどりのポイントはこちらの記事で解説しています。
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