Amazonに注文が入っても「なかなか決済されず、結局キャンセルになった」というのはよくあることです。
しかし「同じ商品で何回も続いている」といったことがありませんか?
同じ商品で「注文→保留」がずっと繰り返されている状態
先日、こういった現象が起きたため、さすがに迷惑だと感じ対策を取りました。
結果、対策がうまくいったようで「注文→保留」の繰り返しはなくなりました。
本記事では、私と同じように「注文と保留」の繰り返しを受けて困っている人のために、対策法を紹介したいと思います。
【体験談】1ヶ月にわたり「注文と保留」の繰り返し
出品していたとあるCDが1カ月にわたり「注文→保留」を繰り返されていました。
こんな感じで、5回にわたってキャンセルされています。
- 10/23
- 10/30
- 11/05
- 11/10
- 11/13
このほかにも、何回か繰り返されることがたまにあります。
こういった「注文→保留の繰り返し」をされる原因として考えられるのが、コンビニ決済を利用した「保留→キャンセル」。
Amazonで商品を購入する場合、購入者がコンビニ決済を選択すると、注文した日から6日間が支払いの猶予期間となっています。
この期間を過ぎると、自動的に注文はキャンセルとなります。
Amazonのコンビニ決済利用規約にも記載があります。
購入者は、注文から6日以内にコンビニ決済注文の支払いをする必要があります。商品は、6日間保留中のステータスとなります。
出典:Amazonコンビニ決済利用規約
Amazonのルール上は問題ありませんが、さすがに何回もこういったことをされると、出品者としては販売機会の損失につながるので、やめてほしいところ。
結果的に購入してくれるのであればいいのですが、これだけ繰り返されると購入してくれるのかどうかは怪しいですよね。
「注文と保留」の繰り返しを防ぐ対策法
注文と保留を繰り返されると、こちらとしても販売機会の損失に繋がります。
対策としては次の2つです。
- コンビニ決済を無効化
- 代金引換を無効化
コンビニ決済を無効化
コンビニ決済を無効にすると、購入者は、コンビニ、ATM、ネットバンキング、または電子マネーを使用した支払いができなくなります。
これで、購入者はクレジットカードで支払うしか方法は無くなります。
クレジットカード支払いになれば、その場で決済されるので購入処理が進められることになります。
デメリットとしては、すべてのお客さんに対してコンビニ決済が無効になってしまうので、購入率が下がる可能性があることです。
数は少ないですがコンビニ決済を利用するお客さんも一定数います。
しかし「注文→保留」を防ぐ意味では効果的です。
基本的には、コンビニ決済を無効化するだけで、ほとんどの「注文→保留」の繰り返しを防げると思います。
代金引換を無効化
「注文→保留」を繰り返されて、ちょっと怪しいなと思った場合は、代金引換も無効化しておくことをおすすめします。
代金引換の場合、受取拒否ということもできてしまいます。
悪質な購入者の場合、商品を購入したけど受け取り拒否で返品するといった事がありえます。
これを防ぐ意味でも、コンビニ決済の無効化と同時に、代金引換も無効化しておいた方がいいです。
コンビニ決済と代金引換を無効化する手順
コンビニ決済と代金引換を無効かする手順を紹介します。
セラーセントラルから、出品情報編集ページを開きます。
コンビニ決済と代金引換の項目があるので、チェックボックスを外します。
これだけでOKです。

まとめ
今回紹介した2つの対策を取ることで、「注文と保留」を繰り返されることを防ぐことができます。
「注文と保留」の繰り返しは何度も経験がありますが、コンビニ決済と代金引換の無効化ですべて解決しています。
ただし、支払い方法の制限をすることで、購入率が下がる可能性があるのはデメリットですが、悪質な購入者と関わらないようにすることでストレスも減らせます。
ぜひ試してみてください。
以上、Amazonで「注文と保留」の繰り返しを防ぐ対策法の解説でした。