今回は仕入れ判断時の「価格帯とコンディション」についてお話ししたいと思います。
例えば、「良い」で出品できそうな商品Aを3000円で見つけたとして、以下のような出品状況だったとします。
- 可:3980
- 可:3980
- 非常に良い:4180
- 可:4200
- 良い:6400
- 良い:6400
- 非常に良い:6980
- 非常に良い:7180
※今回は単純に価格とコンディションだけで考えます。
このときの仕入れ判断としては「4180円の非常に良い」をライバルとする必要はありません。
ライバルにすべきは「6400円の良い」以上の商品です。
なぜだかわかりますか?
- 可:3980
- 可:3980
- 非常に良い:4180
- 可:4200
こんな感じで低価格帯の「可」に紛れた「非常に良い」は購入者目線からすると、
4000円くらいの商品はみんな「可」なのに、この商品本当に「非常に良い」なのかな。ちょっとあやしい。。。
このように感じるお客さんも一定数います。
私も中古購入者の立場だったら「4180円の非常に良い」はちょっとあやしく感じてしまいます。
現在の出品状況からいうと、中古として一般的な状態の相場は6000円以上と考えて問題ありません。
「4180円の非常に良い」が先に売れれば、明確に「可」と「良い」以上の相場に分かれます。
「4180円の非常に良い」に合わせたライバルが出てくる可能性もあるので、その時は運が悪いと思うしかありませんが、そうなったとしても3000円仕入れであれば赤字にはなりません。
仕入れの際に、どこが最低ラインになるかは判断しておきましょう。
商品Aを3000円で見つけたとしても「4180円の非常に良い」をライバルと考えてしまうと仕入れはできません。
しかし、「良い」以上の相場は6000円と判断できれば、仕入れ対象に入ってきます。
中古せどりの場合、コンディションに応じた相場というのを意識することも大事です。
こういったパターンはたまにみかけるので、意識してみてください。
コメント
コメント一覧 (2件)
解説を読んで、「自分の考え方で良かったんだ」って思いました。
ただ、最初から、解説のような考えではなく、おそらく、こちらのブログを読んだりしたことで、考え方が正しく矯正されたのかもしれません。私も、せどりを始めた頃、同じ状況なら、非常に良い:4180円の出品者がいるために、3000円で良いの状態の商品でも、仕入れないかもしれません。
出品状況とか相場の見極めは仕入れに関係してくるので大事ですね。