せどりの規模が大きくなってきて、納品代行を考えている人のなかには、
- プライスターパートナーってよく聞くけど、詳しく知りたい。
- 外注をしたことがないけど、プライスターパートナーは外注化初心者にもおすすめできる?
- プライスターパートナーを実際に使ったことのある人の感想を知りたい。
このように思っている人もいるかと思います。
結論からいうと、プライスターパートナーは、料金はやや高いものの、初めて納品代行におすすめです。
実際に私もプライスターパートナーで初めて外注化をしたのですが、スムーズに納品代行を依頼することができました。
そこで本記事では、プライスターパートナーが気になっている人に向けて、プライスターパートナーを使ってみた感想やメリット・デメリットを解説したいと思います。
Contents
プライスターパートナーの使い方
プライスターパートナーは、出品・納品を外注したいクライアントと、出品・納品の代行をしたいパートナーを繋ぐマッチングサイトです。
名前のとおり、価格改定ツール「プライスター」が提供しているサービスです。
そんなプライスターパートナーの料金や使い方を紹介します。
プライスターパートナーの料金
プライスターパートナーでかかる料金は、以下のとおりです。
プライスターパートナーでかかる料金
- パートナーさんに払う作業料
- プライスターに払う手数料
プライスターパートナーでは、外注(パートナー)さんに支払う料金以外にも、プライスターパートナー利用料が手数料としてかかります。
あとは、自分でパートナーさんに商品を送るのであれば、その送料が別途かかります。
プライスターパートナー手数料は、外注代の15%となっています。
例えば、パートナーさんにお願いする費用が1商品あたり200円だとして、100商品お願いすると、
- パートナーさんに支払う金額:20,000円
- プライスターパートナー手数料:3,000円(外注費の15%)
合計:23,000円
こんな感じの計算になります。
決済のタイミングは、月末締めで、翌月1日に決済となります。
プライスターの利用料金と一緒に、登録している決済用クレジットカードに決済されます。
プライスターパートナーの使い方
プライスターパートナーの使い方を解説します。
簡単な流れ
- プライスターパートナーに登録する
- マッチング専用掲示板で募集をかける
- 作業内容や料金などを交渉
- 連絡先を交換して、パートナーさんに商品を送る
プライスターパートナーに登録
まずは、プライスターパートナーに登録をします。プライスターとは別に、プライスターパートナー専用のアカウントが必要です。
プライスターパートナーの管理画面はこんな感じ。
マッチング専用掲示板で募集をかける
マッチング専用の掲示板があるので、そこで代行依頼の募集をかけます。
依頼内容の記載の仕方は、他のクライアントさんを参考に、自分なりにアレンジすればOKです。
掲示板でパートナーの募集依頼をかけると、その投稿をみたパートナーさんから返信があったり、個別にメッセージが送られてきます。
自分以外の投稿にコメントしているパートナーさんに、直接メッセージを送って交渉することも可能です。
作業内容や料金などを交渉
メッセージで料金の確認や質問などをやりとりします。
できれば複数のパートナーさんと交渉をして、
- こちらの依頼内容に対応しているか
- 価格の確認
- 対応が丁寧か
といったことを確認しましょう。
作業内容と価格については、細かく聞いておいたほうがいいです。あとから「それは別途費用がかかります」といったことになりかねません。
お互い納得できれば、代行作業をお願いするという流れになります。
連絡先を交換して、パートナーさんに商品を送る
マッチング後のパートナーさんとのやりとりについては、LINEかチャットワークで連絡をとることが多いかと思います。私はLINEを交換して連絡を取り合っています。
あとは、やりとりの手順を確認して、パートナーさんの元へ商品を送ればOKです。
※パートナーさんの出品についてですが、パートナーさんはセラーセントラルではなく、プライスターのパートナー専用システムで作業をすることになるので、売り上げとか在庫をみられることはありません。
プライスターパートナーを使ってみた感想
プライスターパートナーを使ってみた感想を紹介したいと思います。
実際にかかる外注費
まずは、プライスターパートナーでかかる料金を、私の実際の外注費で紹介します。
ちなみにお願いしているジャンルは、中古CD・DVDです。
私がお願いしているパートナーさんの場合ですと、全ての作業(検品、梱包、写真、出品、FBA納品&倉庫までの配送料込)をお願いして1商品あたり400円。
他にも費用はかかるので、例えばダンボール1箱20商品をお願いした場合、
料金の内訳
- パートナー費用:400円 x 20個 = 8,000円
- プライスターパートナー手数料(15%):10,000 x 0.15 = 1,500円
- パートナーさんへ届ける配送料:1300円
こんな感じになるので、私がお願いしている外注費は、1商品あたり540円になります。(ちなみに新品に関しては、1商品あたり150円くらいはかかる印象です)
ランサーズとかで自分で探した場合、中古だと写真込みで300円〜450円くらいが相場だと思うので、やや高めの価格となっています。
また、お願いしているパートナーさんは、中古商品だと商品状態や付属品に応じた出品コメントを設定してくれないので、スプレッドシートに自分で記載して共有する必要があります。
自分でちょっとした確認が必要なのと、出品コメントを記載する作業をしなければいけないので、少し割高に感じてはいます。
2人の方と交渉したのですが、どちらも出品コメントは自分で設定してくださいとのことでした。対応してくれるパートナーさんは他にもいましたが、交渉はせず見送りました。
ちなみにですが、取り扱い商品すべてをお願いしているわけではなくて、枚数の多くて面倒な商品をお願いするようにしています。利幅の大きい商品だけにしているので、作業的にはだいぶ楽になりました。
ただ、もう少し手放しでお願いできる外注さんを探す必要はあるかなと感じています。やはり、ランサーズとかで個人募集して育てていったほうが、安い上に、幅広い作業に対応してもらえそうです。
メリット
プライスターパートナーのメリットを解説します。
パートナーさんが簡単にみつかる
プライスターパートナーを使えば、簡単にパートナーさんが見つかります。
先ほども解説しましたが、マッチング専用の掲示板で募集をかけるだけで、数人の方からすぐにメッセージをもらうことができました。
募集からマッチングまでも早いですし、パートナーさんも流れを把握してくれているので、やりとりもスムーズに進みます。
経験者ばかりなので教育の必要がない
ランサーズやクラウドワークスで募集をする場合、出品や納品について教育をしなければいけません。
プライスターパートナーに登録してるパートナーさんは、出品〜納品までの経験者ばかりなので、一から教育する必要がありません。
なかには倉庫まで完備しているベテランパートナーさんもいるので、業者クオリティで安心して任せられます。
マッチングして商品を送れば、あとはお任せでいいので、ストレスもかかりません。
実際に私のパートナーさんは、届けた翌日にはAmazonに発送してくれますし、写真もすごく綺麗に撮ってくれます。
デメリット
プライスターパートナーのデメリットを解説します。
自分からパートナーを探しにくい
マッチング専用の掲示板で募集をかけるとすぐにメッセージをもらえますが、自分からパートナーさんを探したいという場合はちょっと不便です。
というのも、プライスターパートナーのユーザー検索機能がイマイチだからです。
プライスターパートナーを使っているユーザーを検索をしたいときに、「クライアントだけ」「パートナーだけ」という絞り込みができません。
なので、各ユーザーのプロフィールをみて「クライアントなのか」「パートナーなのか」を確認する必要があります。
そもそも、現在募集しているのかどうかもわからないので、結局のところ、掲示板の投稿による募集がメインになってしまいます。
手数料が高い
プライスターパートナーは登録は無料ですが、システム利用料として外注費の15%が手数料として取られます。
先ほどの私の外注費の場合だと、1商品あたり75円がプライスターパートナー手数料です。
特に中古の場合は、1商品あたりの費用が高くなるので、地味に高くつきます。
プライスターパートナーって安いの?
プライスターパートナーは安いのか、それとも高いのか、気になる人は多いと思います。
個人的には、中古とはいえ1商品あたり540円は、ちょっと割高に感じています。
とはいえ、プライスターパートナーを使えば、
- 経験豊富なパートナーさんがすぐに見つかる
- 作業クオリティも問題なし
- やりとりもスムーズ
こういったことを踏まえれば、初めて納品代行をする初心者にも優しいサービスですし、許容範囲かなとは思っています。
実際に、プライスターパートナー登録から、納品までは本当にスムーズでした。
ただ最終的には、ランサーズとかで個人募集して育てていったほうが、安くなるのは間違いないかと思います。
ちなみに、出品代行業者との比較ですが、出品代行業者は中古料金が高すぎて頼む気になれませんでした。
基本料金に加え、以下のようなオプション料金がかかります。
- 1商品あたりの商品画像3枚で500円(6枚で約1000円)
- 付属品のコメント記載で1商品あたり300円
- OPP袋が100円
こんな感じで、オプション料金だけでも1商品あたり1000円くらいかかります。
プライスターパートナーと他を比較してみると、以下のような感じかと思います。(依頼内容は検品、梱包、写真、出品、FBA納品)
中古の料金比較(1商品あたり)
- 個人依頼:300円〜400円くらい
- プライスターパートナー:500円〜600円くらい
- 代行業者:1000円以上
プライスターパートナーのベテランさんは業者クオリティなので、代行業者に頼むよりははるかに安いかなとは思います。
まとめ:初めてのせどり納品代行におすすめ!
プライスターパートナーを使ってみた感想やメリット・デメリットを解説してきました。
「個人依頼よりは高くつくけど、代行業者よりはかなり安い」といった感じかと思います。
プライスターパートナーはこんな人におすすめです。
プライスターパートナーがおすすめな人
- 初めて外注化をする人
- 教育するのが面倒なので、経験者にお願いしたい
- やりとりをスムーズに行いたい
やや割高な感じはありますが、教育などの面倒な作業を飛ばして、スムーズに納品代行作業をお願いすることができます。
「ランサーズとかの募集は教育が面倒だし、まともな人にお願いできるか不安」といった場合は、プライスターパートナーはおすすめできます。
「外注化とはどんな感じなのか」「どのくらい作業が楽になるのか」といったことを体験するのにいい機会かと思います。
気になる人は利用してみてください。
注意点
プライスターパートナーの利用には、プライスターの利用が前提となるのでご注意ください。まだプライスターを利用していない人は、この機会にぜひ利用してみてください。
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