仕入れ基準外を仕入れる
私の仕入れ基準からいうと、過去1年で2回しか反応がない商品は基本的には仕入れをスルーします。しかし、仕入れ額や見込み利益、出品状況によっては仕入れてみることもあります。
今回は1,500円で以下のような商品を見つけたので仕入れてみました。
Keepaを見る限り過去1年で反応は2回(5月にも1回売れていると判断してもいいかもしれませんね)。
長期でみるとこんな感じ。
相場は7,000円くらいで安定していて、回転はかなり遅いですが確実に売れてくれる商品かと思います。
1,500円仕入れで7,000円販売だと4,000円くらいの利益が狙えますし、仕入れ額が1,500円であればダメージは少ないので勝負してもいいかなという商品ですね。
しかし、ここ1年で一気に出品者が増えているので、相場の下落が起きるんじゃないかという懸念があります。
出品者が急増している商品は要注意なのですが、こういった時はどんな出品者がいるのか確認することが大切です。
実際にチェックしてみると、出品者のほとんどが無在庫販売と思われるようなセラーなので、価格競争になって相場が下がっていくリスクは低いと考えてもいいですね。
なお、大手のどんどん値下げしていくセラーがいる場合は要注意なので、慎重に判断する必要があります。
今回の商品は、7,000円台にライバルといえるセラーが2人いただけなので、値下げリスクは少ないと判断しました。もし、どんどん値下げするセラーが出てきても、仕入れ値との価格差が大きいのでそれなりに余裕があるのもプラス材料ですしね。
ちなみに出品から1ヶ月くらいで7,500円で販売できたのでラッキーでした。
ロングテールを仕入れる場合は、できるだけリスクの少ない状況で仕入れるのがポイント。調子にのってあれもこれもと仕入れていると、いつのまにか中途半端な商品が積み上がってしまうこともあるので注意が必要です。
メディア系の縮小
ブックオフでは、少しずつメディアコーナーの割合が減ってきていることについては、このブログでも何度か話題にしています。
先日も某大型店で気づいたのですが、ディスク系の棚がまた1つ減っていました。
それに加えて、都内ブックオフの連続閉店がニュースにもなっていましたね。
参考リンク:ブックオフが都内店舗を続々「閉店」…!突然の10月閉店ラッシュにファン落胆、業績好調だったハズがなぜ?
都内では阿佐ヶ谷南店、新高円寺駅店、学芸大学駅前店、千葉では行徳駅前店が閉店のこと。
これらの店舗は、阿佐ヶ谷南に1回行ったことがある程度で思い入れはありませんが、代々木、飯田橋もなくなり、都内の店舗が徐々に減っていくのは寂しい限りです。
この流れを見る限り、カードやホビーなどに対応できる店舗ならまだしも、書籍・CD・DVDメインの店舗は徐々になくなっていくことが予想されますね。
都内でも小型店はまだたくさんありますが、今後数年で一気に閉店になる可能性も高いと言えます。
それに伴い、私のような中古メディアを扱っているせどらーは厳しくなっていくでしょう。そのため、ブックオフの動きに注目したり、店舗の変化を見極めていく必要があります。
CDせどり、DVDせどりに関しては、徐々に終焉モードに突入しているのは間違いありません。
せどりを始めて9年目ですが、始めた頃に比べて大きく流れが変わったなと実感する今日この頃です。
回転遅めのダブり
私はAmazonだけでなく、ヤフオクにも多少は出品しているのですが、基本はAmazonに出品できない商品が多いです。
しかし、Amazonに出品しているけど、もう1つ在庫として持っている場合にもヤフオクに出品しています。(ヤフオクでも利益が取れる商品に限る)
こうしておけば、ヤフオクで売れたらラッキーですし、Amazonで先に売れた場合にすぐに出品できるメリットがあるからです。
ここで悩ましいのが、Amazon・ヤフオク両方で出品している商品をまた見つけた場合です。
例えば、5,000円→13,000円のような商品だと、かなり利益が取れるので仕入れたい気持ちは山々。
ただ、Amazonとヤフオクにそれぞれ出品してるので、もう在庫を抱える必要はありません。回転遅めなので資金は寝るし、保管場所も圧迫します。
値下げして早めに売り切る前提で仕入れをするか、スルーするか。
結論としては、仕入れないことにしていますが、売れた後に「そういえばこの商品、あそこにあったな」となって仕入れようとすると無くなっているのがよくあるパターン。
「やっぱり買っておけばよかった」ということは結構あるので、正解のない悩ましい問題です。
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