本記事では、ライバルと差をつけるロングテール商品の分析について解説したいと思います。
今回紹介するような分析ができるようになってくると、
- 他のせどらーが見逃すような商品が仕入れられる
- 高利益を狙える可能性がグッと高まる
こういったメリットがあるので、是非とも参考にしていただければと思います。
以前ツイートしたこちらの商品を例にしていきます。
このツイートは3ヶ月のKeepaですが、利益が取れそうと思ってもほとんどのせどらーはパッと見で仕入れをスルーします。
グラフが反応していないので、売れていないと判断してしまうからです。
しかし、矢印を付けた部分は「もしかしたら売れているのでは?」と考えるべきです。なぜなら、価格グラフと出品者数が「1→0」になっているので、売れたと判断することもできるからです。
とはいえ、これだけのデータだとまだ確信が持てない人は多いと思います。では、もう少し深く分析するにはどうすれば良いのか。
「期間を伸ばしてチェックしてみる」ですね。
そうすると、過去1年ではこんな感じのデータが表示されます。
ランキングの波形は1回しか動いていないですが、怪しい箇所がいくつかありますね。(赤丸のところ)
しかし、グラフは1ヶ所しか反応していないので「本当に売れてるの?」と思うような商品かと思います。
ここで重要なのは、ロングテール商品はグラフが反応しないことがあるということ。
Keepaでもモノトレーサーでも同様の現象が起きます。
この段階で、「Keepaは反応していないけど、実際には売れている商品」と判断してもOKですが、売れている商品なのかまだ確信が持てない人もいるかと思います。
こういったときは、全期間でもチェックします。
過去にさかのぼると、Amazon本体が16,000円〜20,000円で出品していた時期はそこそこ売れていますね。
つまり、需要はある商品だということがわかります。
なので、先ほどの赤丸の箇所も売れている可能性が高いと判断できます。
こんな感じで、過去の需要を判断すればランキングのグラフが動いていなくても、売れる商品なのかどうかは判断することができます。
ヤフオクとかメルカリで需要を判断してもOKです。
ちなみに仕入れ判断についてですが、この商品を15,000円で見つけた場合、仕入れますか?
直近の相場でいうと、赤丸をつけた5ヶ所の価格は、左から
- 20,900円
- 26,800円
- 23,100円
- 16,335円
- 29,800円
こういった価格になっています。
私だったら仕入れます。
- 過去相場をみても、2万円弱であれば売れるので赤字にはならなそう
- 直近の反応をみても中古商品は即売れが多い(需要と供給がやや崩れ気味)
- ライバル出品者数がほぼいない
こういった理由から、高い値付けでも売れる可能性が高いと判断できるからです。
もしかしたら、売れるのに時間がかかってしまうかもしれませんが、許容できるのでリスクには感じない商品です。仕入れ判断は人それぞれですが、私はこのように判断します。
ちなみにですが、ツイートした「売れてる」と記載したところは、私が15,000円で仕入れて29,800円で売った形跡です。
今回は高額な商品が例になっていますが、仕入れ判断の1つの参考にしていただければと思います。
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