私だけ?相場判断って直近のデータに影響を受けやすい【後日談あり】

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こんにちは、くりすぷです。

先日、仕入れをしている時に「あれ、なんで自分はこの商品を仕入れるのにちょっと迷ってるんだろう?」という出来事があったので、記事にしてみたいと思います。

せどりの仕入れ判断でKeepaなどのデータを見ていると、直近のデータに判断が引っ張られてしまった経験ってありませんか?こういった感覚になるのは私だけでしょうか。

今回は「相場判断って直近のデータに影響を受けやすいですよね」という話です。

その商品がこちら。仕入れ値は11,000円。

Keepaの相場グラフ
Keepaの長期間の相場グラフ

最初の2つの赤丸のところを見れば、余裕で仕入れ対象ですよね。(最初の赤丸は2万、2番目の赤丸は2.5万円)

どちらかというと、供給に対して需要が勝っている感じが強い商品といえます。どちらも比較的短い期間で売れているので悪くありません。

しかし、直近の赤丸のところを見て、少し臆してしまった現象はなんなんでしょうか。

「え、半年も待つかもしれないの?」「もしかして需要は尽きてしまったのかな?」と、心の奥底で感じてしまったのでしょうか。

ちなみにですが、売れるのに半年以上かかっている直近の商品は、コンディション「良い」でなにかしら不備があるわけではありません。

私の仕入れ感覚でいうと「1万円仕入れ→2万円販売、年に2回売れている」だと基本的にはスルーです。

しかし今回の商品は、短期間で売れている形跡もあれば、直近の売れ行きが悪い形跡もあり、判断に迷う微妙なラインでした。

結局、中古出品者はいないし、新品が10万円と高額なのでチャンスはあると考え、仕入れることにしました。仕入れ判断というのは、どうも直近の相場を意識してしまうようです。

さて、この商品をいくらで出品するかですが、新品は10万円、中古は出品者がいません。

新品の10万円がアンカーになるので、中古はかなり有利な状況です。

実質ライバルなしなので、寝かせ覚悟の上で強気の高額狙い、49,800円で出品することにしました。

【ここから後日談】

ところが…

寝かせ覚悟ではありましたが、出品してから2週間で旅立っていきました。

Keepaの相場グラフ(49,800円で売れた反応があるグラフ)

11,000円仕入れ→49,800円販売、利益約29,000円

もうちょっと新品価格に寄せてもよかったかなと思いつつも、利益たっぷりで満足な結果です。

今回の販売で改めて感じたのは、相場判断において直近データに囚われすぎると大きなチャンスを逃すこともある、ということです。

もし今回の商品をスルーしていたら、大きな利益を逃すところでした。

長期的な相場を見て売れ行きを判断したり、ライバルの状況、仕入れ値に対する利益幅といった複数の要素を冷静に判断することが大切ですね。

と、頭では分かっていても、Keepaのグラフを目の前にすると、また直近のデータに影響されてしまう気がしています。

関連記事:ライバルと差をつけるロングテール商品の分析について

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