【中古せどり向け】仕入れ判断時のライバルセラー分析:チェックすべきポイントを解説

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  • Amazonで最安値ばかりチェックしてるけど、利益が出る商品が全然見つからない…
  • 中古品って状態が違うのは分かるけど、仕入れ時に何をチェックすればいいの?
  • 結局、何を基準に仕入れるかどうかを決めればいいのか分からない…

中古せどりに取り組む中で、こんな疑問を持つことってありませんか?

新品せどりとは違い、一点一点コンディションが異なる中古品は、最安値だけを見て仕入れ判断をしていると、「利益が取れるものを逃していた」なんてことにもなってしまいます。

そこで重要なのが、ライバルセラーの出品状況を正しく分析することです。

本記事では、中古メディアを中心に10年以上せどりをしてきた筆者が、中古品の仕入れ判断時にチェックすべきライバルセラー分析のポイントを解説します。

目次

中古せどりの仕入れ判断にライバル分析が重要な理由

中古商品は一つ一つ状態が異なり、付属品の有無もバラバラです。

そのため、中古せどりの仕入れ判断においてライバルセラーの分析は欠かせない作業になります。

なぜなら、最安値を確認するだけでは、中古品ならではの正しい価値判断ができないからです。

正しい価値判断ができないと、「付属品完備で状態も良いのに、欠品ありの最安値に合わせて安売りしてしまった…」 といった失敗に繋がってしまいます。

長期的にみると、仕入れ量も利益も大きく変わってくることに。

実際に、中古品の購入者の目的は様々です。

  • 「とにかく安ければ状態は気にしない」という価格重視の購入者
  • 「少し高くても、できるだけ綺麗な状態のものが欲しい」という品質重視の購入者
  • 「特典や付属品がすべて揃っているなら高くても買う」というコンプリート目的の購入者

必ずしも最安値の商品だけが売れていくわけではないので、「自分の仕入れる商品が、ライバルの商品と比べてどの程度の価値があるのか?」を判断するのは重要な要素になってきます。

仕入れ判断時のライバルセラー分析・チェックすべきポイント

それでは、具体的にライバルセラーのどこをチェックすべきかポイントを見ていきましょう。

コンディションランク

まず、仕入れる商品のコンディションランク(「ほぼ新品」「非常に良い」「良い」「可」のどれに該当するか)を判断します。

自分の商品がどのコンディションに該当するかは、Amazon・コンディションガイドラインを確認しておきましょう。

次に、Amazonの商品ページで出品者一覧を開き、自分が出品する商品と同じコンディションのライバルが、いくらで出品しているかを確認します。

ただし、DVDの初回限定盤ボックスなどはOPP袋で封がされていて、その場で中身を確認できないこともよくあります。

この場合は、店員さんに中身の確認をさせてもらえないか聞いてみましょう。

手間がかかりますが、付属品が重要な商品や高額商品の場合は、仕入れ後の「思ったのと違った…」という失敗を防ぐことができます。

また、店舗によっては、付属品の欠品や特記事項(盤面の傷、書き込みなど)がある場合に、その内容を記載したシールが貼られていることもあるので、こちらも参考にしましょう。

コンディション説明(商品状態・付属品の有無)

コンディションランクを確認したら、次はライバルセラーの「コンディション説明」欄をしっかりチェックしましょう。ここが特に重要になるポイントです。

チェックすべき主な項目は以下のとおりです。

  • 商品の具体的な状態:傷、汚れ、日焼け、書き込み、破れ、ケースの割れ・ヒビ、盤面の傷など、マイナス要素をチェックします。
  • 付属品の有無:説明書、帯、歌詞カード、特典、外箱、その他の付属品(月報、ポストカードなど)が揃っているか、何が欠品しているかをチェックします。
  • コンディションと説明文の整合性:コンディションが「非常に良い」でも特典が欠品している場合があります。コンディションが「良い」でも、実はレンタル落ちだったということもあります。
  • 写真と説明文の整合性:コメントでは「綺麗」と書いていても、写真を見ると「結構ヤケているな」「ここに目立つ傷があるな」と分かることがあります。

この説明文をしっかり確認することで、仕入れ判断の精度が格段に上がります。

例えば、自分の仕入れる本が目立つ傷のない「良い」だとして、ライバルの「良い」の説明欄に「カバーに目立つ破れあり」と書かれていれば、自分の商品は少し高くても売れる可能性が高まります。

他にも、初回限定DVDでコンディションは「非常に良い」だけど、「特典は欠品しています」といったこともよくあります。

自分の仕入れた商品は特典付きで状態も綺麗だから、「非常に良い」で出品できそうだ。価格は他の「非常に良い」の出品者に合わせよう。こんな感じで、出品の際に何も意識せず出品してしまうともったいないですよね。

コンディション説明欄をしっかりチェックすることで、ライバルとの差別化ポイントを見つけることができます。必ず隅々までチェックする癖をつけましょう。

ただし、不備ありの商品は実は狙い目だったりもするので、利益が取れないか必ずチェックしましょう。詳しくは、実は狙い目!不備あり商品は利益が取りやすいの必ずチェックしようで解説しているので、合わせて参考にしてみてください。

お届け予定日

意外と見落としがちですが、「お届け予定日」も重要なチェックポイントです。

お届け予定日が1週間~2週間後など極端に遅い出品者は、購入者から敬遠されがちなので無視して構いません。2週間後に届く商品を購入するお客さんは極端に少ないからです。

お届け予定日が極端に遅いセラーは、無在庫販売セラーまたは海外セラーの場合が多いです。なお、「お届け予定日」は、出品者一覧の価格の横あたりに表示されています。

例えば、4月22日時点で、以下のようにお届け予定日が「5月3日〜8日」と2週間後になっているセラーは無視してOKです。

Amazon出品者一覧に表示されている無在庫販売セラーのお届け予定日
無在庫販売セラーはお届け予定日が極端に遅い

また、輸入版商品に多いのですが、海外から発送のセラーもお届け予定日が遅いです。

Amazon出品者一覧に表示されている海外セラーのお届け予定日
海外から発送のセラーもお届け予定日が極端に遅い

こういった無在庫販売セラーや海外セラーは意外と見かけるので、しっかりチェックしておきましょう。

まとめ:ライバル分析を仕入れ判断に活かそう

今回は、中古せどりの仕入れ判断時に役立つ、ライバルセラー分析のチェックポイントを解説しました。

ライバルセラー分析のチェックポイントまとめ
  • コンディションランク:自分の商品と同じランクの価格帯をチェック
  • コンディション説明:商品の状態や付属品の有無をチェックする
  • お届け予定日:極端に遅いセラーは無視する

中古せどりにおいて、最安値だけを見て仕入れるのは機会損失に繋がります。

これまでのポイントを確認することで、

  • 本来利益が取れるのに、仕入れでスルーしていた
  • もっと高く売れたのに、安売りしてしまった

といったことを防ぐことができます。

最初は面倒に感じるかもしれませんが、この分析を習慣化することで仕入れの精度が上がり、より多くの仕入れに繋がり利益アップに繋げることができるはずです。

ぜひ、これからの仕入れ判断に活かしてみてください。

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