店舗でライバルせどらーと遭遇したときの分析と立ち回り方

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店舗せどりをしていると、避けては通れないのが他のせどらーとの遭遇ですよね。

「うわ、あのせどらーまた居るよ」「タイミング悪いな…」と、ついネガティブな気持ちになってしまう人も多いはず。

先にいくつか商品を手に持っていたり、カゴに入っているのを見ると「この店舗ではもう取れないかも…」と、諦めモードになってしまうこともありますよね。

特にせどり経験の浅い方は、以下のような疑問も湧いてくるかと思います。

  • 店舗でライバルせどらーと遭遇した時に、どう対処したらいいかわからない
  • 真正面から勝負すべき?それもと見切りをつけて次の店舗に行ったほうがいい?

そこで本記事では、私が店舗でライバルせどらーと遭遇したときの分析と立ち回り方について、お話ししたいと思います。

せどり歴10年の私ですが、今でもライバルとの遭遇は嬉しくありません。しかし、これまでの経験から言えることは、ライバルせどらーを分析して、自分との違いを見つけ出すことが重要です。

本記事で紹介する「分析」と「立ち回り方」を参考にすることで、「実はそこまで気にする必要がない」ということに気づくはずです。

目次

なぜライバルせどらーの分析が必要なのか?

店舗でライバルせどらーを見かけた瞬間、「うわ、今日はこの店で仕入れは無理かも…」と諦めてしまうのは、非常にもったいない可能性があります。

なぜなら、ライバルせどらーと自分の「仕入れ基準」や「対象ジャンル」が被っているかどうかが重要なので、被っていなければ気にする必要はないからです。

例えば、本せどりのビーマーに全頭されていると嫌なものですよね。

しかし、そのせどらーは「5,000円未満の商品しか仕入れない」といった基準を持っているかもしれません。

また、「半年に最低6回は売れていないと仕入れない」「ランキング100万位以上は仕入れない」といった基準を持っているかもしれません。

私の場合で言えば、このせどらーがスルーした商品は利益が取れるのであればターゲットです。

このように、せどらーごとに仕入れ基準が異なるので、ライバルせどらーが仕入れなかった商品が自分にとっては仕入れ対象だということはよくあります。

店舗でよく遭遇するせどらーについては、「本当に自分にとって脅威なのか?」を見極めることが大切です。

そのためには、どういった基準を持っているのか、どんなタイプのせどらーなのか分析しておく必要があります。

ライバルせどらーの分析ポイント

では、具体的にどうやってライバルを分析するのか?

私が観察するポイントは以下のとおりです。

  • リサーチしているジャンル:自分と同じジャンルをリサーチしているか?(自分と被るジャンル・被らないジャンルをチェック)
  • 仕入れ基準:高単価商品でも仕入れる?ロングテール商品は仕入れる?(手に持っている商品や、ライバルが検索したあとにチェックして利益商品が残っていれば基準が分かる)
  • 滞在時間:一つの店舗に長時間滞在するタイプか、短時間でサッと見て移動するタイプか?(短時間タイプならいなくなるまで待って、その後じっくりリサーチする)

これらの情報を組み合わせることで、「このせどらーは、自分とは違う基準だから気にする必要はない」「このせどらーは、基準も近いし手強い競合かもしれない」といった予想を立てていきます。

一度見ただけでは判断するのは難しいので、何度か検証を重ねる必要はあります。

近くによってジロジロ見ていると「なんだコイツ」と思われるので、距離を置いてなんとなくみる感じがいいでしょう。

また、ライバルが検索した後の棚をリサーチすることも重要です。

ライバルが検索したあとにチェックして利益商品が残っていれば、

  • 自分とは違う仕入れ基準の可能性がある
  • 実は大した実力がない可能性がある(見逃しが多い?知識がない?)

といったことが分かるからです。

このように、ライバル分析をして自分との違いを見つけることで、「実はそこまで気にしなくていいせどらーだった」という場合も多いです。

例えば私の場合、店舗仕入れに行くと、とあるディスクせどらー(CD・DVD)とよく遭遇します。

こなれた感じでリサーチをしていて店舗にも長居をしないタイプ。おそらくベテランせどらーでしょう。

どういった商品を仕入れているのかまでは分からないのですが、少数仕入れなので仕入れ基準は私と近いかもしれません。しかし、実はそれでも問題ないと言えます。

なぜなら、そのディスクせどらーは邦楽CD、アニメCD、音楽DVDのみしかチェックしないからです。私はクラシックとかサントラとか他のジャンルをチェックすればいいだけです。

このように、自分との違いが分かっていれば、先にライバルがいても気にすることはありません。

他にも、月1回くらい遭遇するせどらーの話です。

「また店舗被ってめんどくさいな」と思っていたせどらーが何枚かお会計していたのですが、その後リサーチしたら普通に仕入れ(誰もが仕入れるような結構おいしい商品も残っていた)ができたこともありました。

ジャンルは被っていても、見るべきポイントが違っていたようです。

このせどらーは店舗の滞在時間が短いので、それ以降はそのせどらーがいる間は他のジャンルを見て、いなくなったら検索したいジャンルをリサーチするようにしています。

ライバルと遭遇したときの立ち回り方法

相手のタイプをある程度分析できたら、次はどう行動するかを決めます。

私の場合は、基本的に以下の3つのパターンで判断することが多いです。

  • ジャンルや基準が全く違う場合:相手が明らかに自分とは違うジャンルや仕入れ基準の場合は、全く気にする必要はありません。自分のペースでリサーチします。
  • ジャンルは被っているけど、仕入れ基準やみるべきポイントが違う場合:相手がその棚を検索し終わるを待ってから棚をリサーチ。相手が見逃した(あるいは基準外でスルーした)利益商品が見つかることがあります。
  • 自分と狙いが被っていて仕入れ基準も近い場合(手強い強豪せどらー):私は競ってまで仕入れをしたくないので、さっさとその店舗は見切りをつけて次の店舗へ向かいます。それに、自分の手の内を見せたくないというのもあります。

手強い強豪せどらーと遭遇することはあまりないので、ライバルがいても実は気にする必要がないことのほうが多いです。

ちなみに私が店舗仕入れに行くと、よく見かけるせどらーはこんな感じです。

  • 本せどらーA(短時間で切り上げタイプ、戦闘力未知)
  • 本せどらーB(店舗張り付きタイプ、基準違うので気にしない)
  • CDせどらー(低単価中心、基準違うので気にしない)
  • DVDせどらー(中単価くらい?、ジャンル被るけど見るべきポイント違うので気にしない)
  • ディスクせどらー(CD・DVD、たぶん凄腕なので遭遇したくない。ただし被っていないジャンルがある)
  • 3ジャンルせどらー(本・CD・DVD、戦闘力未知だけどそれなりに仕入れていることもあるので遭遇したくない)

気にしなくていいせどらーもいれば、遭遇したくないなというせどらーもいます。

せどりを何年やっていても他のせどらーとバッティングするのは嫌なものですが、よく見るせどらーは分析しておいて自分にとってどのくらい影響があるのかチェックしておくといいですよ。

まとめ

店舗仕入れで他のせどらーとバッティングするのは、何年やっていてもやはり気分の良いものではありません。

「うわ、先にせどらーがいるよ。面倒だな…」と嫌な気持ちになるものですが、相手を分析しておくことで効率的に立ち回ることができます。

よく見るせどらーについては、「どんなタイプか」「自分への影響はどのくらいか」を把握しておくと、実際に遭遇した時に精神的な負担がかなり軽減されます。

「あ、この人は大丈夫なタイプだ」と分かれば、自分のリサーチに集中できますからね。

以上、店舗でライバルせどらーと遭遇したときの分析と立ち回り方についての解説でした。

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