こんにちは、くりすぷです。
なかなか面白い商品があったので仕入れ判断を深掘りして解説したいと思うので、今後の仕入れ判断の1つの参考にしてみてください。
ツイートの内容はこちら。
中古は8000~3万と荒いですがタイミング次第で2~3万円でも売れる商品。
— くりすぷ@中古メディアせどらー (@crisptrick) October 5, 2021
相場が下がっても写真掲載とかで1万以上で売れるから、7850円仕入れでもリスク少。
ライバル少ない、新品高すぎで3万円が安く見える、その状況での3万円アタックはチャンスでしかありません。
7850円→29800円でフィニッシュ pic.twitter.com/EHwBlJowIq
相場の上下が激しくて、仕入れ判断がしにくい商品ですね。
ちなみにこの商品はクラシックのオムニバスCDで、実績は以下のようになっています。
7,850円仕入れ→29,800円販売(出品後10日で販売)、利益:16,000円
まずは、相場をチェックしてみましょう。Keepaで見るとこんな感じです。
中古相場はかなり荒く、下は8,000円くらい、上は3万円くらいと波のある商品ですが、タイミングさえ合えば3万円でも売れる商品だとわかります。
また、最近の売れ行きを見ると、出品したらすぐに売れている感じもあるので需要は高い状態なのかなと判断できます。
そして、ここ2ヶ月の中古相場は2万円以上と高い状態、かつライバルの数も少ないのでチャンレンジしやすい状況と言えますね。今の相場に乗れれば、2万円〜3万円で販売できそうです。
ここで考えなければいけないのが、どのくらいリスクがあるのかということ。
過去相場を見る限り、8,000円〜10,000円くらいまで下がる可能性が十分にあります。
仕入れ値が7850円ということを考慮して、相場が下がった場合のリスクを考えます。
10,000円で売れて利益はプラマイゼロ、8,000円で売れた場合だと1,500円くらいの赤字。これが最悪のパターンです。
とはいえ、中古商品なので説明文や写真を付ければ1万円前半での販売は十分に狙えるので、赤字のリスクは少ないです。それにライバル出品者も少ないのもプラスに働きます。
リスクは少ない上に、3万円で売れた場合のリターンは16,000円です。2万円で売れても8,000円の利益です。
1万円くらいであればすぐに売れてくれるような商品なので、仮に損切りしたい状況になったとしても資金回収しやすい商品といえます。
私としては、十分にチャレンジする価値のある商品です。
そして、もう1つ考慮したいのが新品の価格です。
ここ1年くらいは、新品の価格が6万円とあまりにも高すぎる価格になっています。6万円の新品があるおかげで、中古の3万円は安く見えますよね。
当然のように中古のほうが有利になってきます。
そして最後の後押しが「この商品はどういった商品なのか」「どういった人が買うのか」を考えることです。
これは経験が大きく影響しますが、この考えを持つことで「高値で買ってもらえるのか」の確信を持てるようになります。
ちなみにですが、今回のような商品は毎回成功するわけではありません。当然のように失敗もでてきます。
なので、まずはリスクとリターンをしっかり把握すること。そして、できるだけ「リスクの少ない商品」に厳選し、複数の情報から多角的に判断して「売れる根拠」をしっかり持つことが重要になってきます。
今回のような仕入れは資金の少ない初心者にはおすすめしませんが、資金に余裕がでてきたら取り入れるのもアリです。
- リスクはどのくらいあるのか?
- 資金はすぐに回収できる商品なのか?
- リスクに対してリターンはどのくらいなのか?
こういったことを計算して、チャレンジしてみてください。
「最悪プラマイゼロくらいになるけど、リターンの大きい商品」こういった商品も仕入れられるようになると、仕入れの幅も広がっていきますよ。
もちろん、こういった商品ばかり仕入れていてはキャッシュフローが悪化するので、たまに織り交ぜる程度に。
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