実は狙い目!不備あり商品は利益が取りやすいの必ずチェックしよう

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これまでせどりをしてきて感じるのは、利益が取れるのに不備あり商品はスルーされがちだということ。

過去には、トレンド真っ最中にも関わらずこんな商品も。

不備あり商品はスルーされがちですが、実は利益が取れる商品はたくさんあるので、これをスルーするのは本当にもったいないです。

そこで本記事では、「不備あり商品は利益が取りやすいの必ずチェックしよう」ということについて解説したいと思います。

これからの仕入れ量が変わってくるので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

実は狙い目!不備あり商品は利益が取りやすい

まず、不備がある商品とは以下のような商品を指します。

  • タバコ臭がする
  • 付属品が欠品している
  • ケースが破損している
  • 書き込みがある

こういった商品は、利益が取れそうでもスルーする人が多いですが、実は狙い目の商品だったりします。

狙い目な理由
  • 仕入れをスルーする人が多く、ショップで残っていることが多い
  • 不備あり商品は割引されていることが多く、安く仕入れができる

まず、こういった不備がある商品は「売れにくい」「クレームをもらいやすい」と考えているせどらーも多いため店舗やネットでも残っていることが多いです。

しかし、中古を買うお客さんにはいろんな価値観を持った人がいるので、「不備があっても安く購入できるのであれば欲しいという人もいます。

実際にこれまで、「たばこ臭がする」「特典が欠品」「ケースが真っ二つ」「ボックスがとんでもない色あせ」といった商品をたくさん売ってきました。

不備があるからといって仕入れをスルーするのではなく、「相場より価格を下げれば利益が取れるのではないか?」と考えることが重要です。

また、何かしらの不備がある商品はショップで値引きされていることが多いです。通常価格より安く仕入れができるチャンスといえます。

普段は利益が取れない商品なのに、不備ありで安くなっていたおかげで、利益が取れたなんてことはよくある話です。

不備あり商品の仕入れ判断のポイント

不備あり商品を仕入れる際のポイントは以下の2つ。

  • 最安値相場より価格を下げても利益が取れるか
  • ある程度回転のいい商品を選ぶこと

最安値相場より価格を下げても利益が取れるか

不備がある商品は、一般的な中古品に比べて不利になるのは事実です。

例えば、以下の2つの商品が5,000円で出品されていたとします。

  • 並程度の使用感のDVD-BOX
  • ボックスに破損のあるDVD-BOX

どちらの商品が先に購入されるかというと、①の商品が購入されるのは言うまでもないですよね。

なので不備あり商品を見つけた際は、最安値相場より価格を下げても利益が取れるかどうかを基準にしましょう。

不備の状態にもよりますが、目立つような不備・破損で「可」でしか出品できないようであれば、「良い」の商品の8割程度の価格にしてみると売れすいかと思います。

基本的には、最安値付近に価格を合わせるほうがいいですが、以下のようなパターンもあります。

  • DVD-BOXに破損があっても、「良い」の他の出品者より高く売れた。
  • ディスクの留め具が破損していて、ケースに全く収まらないのに、「良い」の他の出品者より高く売れた。

自分だったら他の出品者から買うのにと思いつつも、理由はよくわかりません。

こういったこともあるので、まずは少し強気の価格で出品してみて、徐々に下げていくというやり方をとってみるのもアリです。

ある程度回転のいい商品を選ぶこと

「不備があっても安ければ買いたい」という客さんはいるものの、不備のない中古品が欲しいという人のほうが多いです。

そのため、回転の遅い商品を仕入れるのはやめた方がいいです。

というのも、あまりにも回転が遅い商品を仕入れてしまうと「なかなか売れない」といったことになってしまうからです。

不備あり商品を仕入れる際は、ある程度回転のいい商品を選ぶのが無難です。

ただし、オンリー出品できる場合はチャレンジする価値は十分にあります。

電脳せどりで「不備あり商品」を仕入れるときの考え方

不備あり商品は利益が取りやすいので、積極的にリサーチしていきたいところですが、電脳仕入れの場合は状態を確認できないことが多いため不安に思う方もいるかもしれません。

以前、駿河屋から「ごくせん」のDVD-BOXを仕入れたのですが、以下のように色あせのひどい商品が届きました。

まあ、なかなかのものが届きましたよね(笑)

駿河屋オンラインの説明では、以下のように記載されていました。

中古国内TVドラマDVD 不備有)ごくせん2005 DVD-BOX(状態:三方背ケースに難有り)

電脳仕入れの場合、説明欄に「不備あり」と書かれていても実際の状態はマチマチです。たいした不備がないものもあれば、想像以上に状態の悪い商品が届いたりもします。

具体的にどんな不備があるのか記載されている場合はいいですが、記載されていないとどのくらいひどいのか不安になりますよね。

こんな時は、最低ラインを考えるといいです。

どういう事かというと、今回のように「三方背ケースに難あり」と記載されていた場合、三方背ケースがなくても利益が取れるかどうかを最低ラインとして考えます。

三方背ケースがなくても利益が取れるのであれば、どんな状態の商品が届いても余裕ですよね。

  • たいした不備がなければラッキー
  • ある程度の不備なら出品コメントに記載
  • あまりにも不備がひどいならボックスなしで出品する

こんな感じであらかじめ想定しておくといいでしょう。

今回は仕入れが3,120円で、相場が1万円くらい(トレンドのおかげ)だったので、三方背ケースなしでも余裕で利益が取れました。

色あせはひどいですがその他は問題のない商品なので、写真を掲載してケースにかなりの色あせがある旨を記載し、今回はそのまま三方背ケースを付けて出品。

3日くらいで売れていきました。サクッと利益2,900円です。

電脳仕入れの場合、商品の状態を写真で確認することができない場合も多いです。破損ありとか、傷みありと説明欄に書かれていても程度がわからないことがほとんどですよね。

こういった商品はスルーする人が多いので、意外と残っていたりします。

しかし、今回紹介したように「最低ライン」を考えて仕入れをすれば、何もリスクはありません。

  • ケースが無くても利益がとれるか?
  • カバーが無くても利益がとれるか?
  • ブックレットが無くても利益がとれるか?
  • 特典がなくても利益がとれるか?

商品として致命的でなければ、物は売れてくれます。

不備あり商品というのは、デメリットはありますがチャンスでもあります。最低ラインを考慮して、利益が狙えるのであれば積極的に狙いにいきましょう。

ただし不備ありの場合、ライバルより不利になるのは事実なので、最安値とある程度価格差のある商品を仕入れるようにしましょう。

不備あり商品の販売事例を紹介

「こんな不備がある商品でも売れたよ」という事例をサクッと紹介していきます。

どれも実際に売ったことのある商品なので、本記事をお読みの方の参考になるはずです。

中古せどりではたまに見かけるものばかりなので、利益が取れそうな商品は仕入れて販売してみてください。

私が売ったことのある、不備あり商品の事例としては以下のとおり。

  • カバーなしの本
  • 書き込みあり
  • タバコ臭がする
  • 特典欠品
  • カバーの色あせ
  • とんでもない色あせのDVD-BOX
  • ボックスの破損
  • ディスク中央にヒビ
  • ボックス欠品のDVD
  • CDケースが真っ二つ
  • ディスクの留め具が破損して収まらない
  • ディスク10枚組のうち1枚欠品

まず、よくあるのが「たばこ臭」。

一部の意見では「たばこ臭のある商品は売れない」と言われますが、たばこ臭があっても売れます。過去に何度も売ってきています。

昔はタバコ臭を消すために、消臭剤に入れて臭いを消したりしていました。しかし最近では、匂いを消すことなくそのまま出品しています。匂いを消す手間が面倒だからです。

もちろん、タバコ臭を消したほうがいいですが、「タバコ臭は気にしない」というお客さんもまだまだいます。

DVD-BOXなんかでは、破損があったりもします。

こういった破損はたまに見かけますが、この程度なら全然余裕です。

CDケースの破損でいえば、真っ二つになったまま販売したことも。

もともと、ケースの破損があるとのことで半額になっていた商品。

クリアタイプの複数枚組ケースの手持ちがなかったので、そのまま出品してみました。回転もいい商品だったので、速攻で売れていきました。

こんな感じで、目立つ不備があっても売れてくれます。

不備ありのため20%オフとか50%オフと安くなっていることもあるので、利益が取れないかぜひチェックしてみてください。

なかには、不備ありで割引されていても実際はたいした不備でないこともあります。こういった場合はラッキーですね。

中古を買うお客さんには、「商品状態はあまり気にしないから、安く買いたい」という人も一定数います。

それに、場合によってはケース交換したり自分で修理できたりすることもあります。

不備あり商品も取り入れることで、利益アップに繋がるのでぜひ取り入れてみて下さい。

ただし、1つだけ売るのに苦労した不備あり商品があります。

それは、複数枚組のDVDでディスクが1枚欠品している商品です。価格をかなり下げてもなかなか売れず、売るのに苦労しました。

なので、CD・DVDの場合はディスク欠品には注意した方がいいかもしれません。

本編のディスクは揃っていて、特典ディスクだけなしの場合は十分に売れる可能性はあります。

まとめ

不備あり商品でも利益にしていきましょう、ということについて解説してきました。

「不備あり商品は仕入れない」というせどらーも多いので、こういった商品で利益が取れるようになると利益の底上げになりますよ。

不備あり商品の販売テクニックについては、こちらの記事「【中古せどり】コンディション「可」の販売テクニックを解説!」で解説しているので参考にどうぞ。

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この記事を書いた人

せどり歴9年目の中古メディアせどらー。本・CD・DVDがメイン。副業で本せどり開始→CD・DVDの多ジャンルへ→2年後独立。マイナージャンルが得意で、店舗・電脳を駆使してせどりしてます。

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