Amazon販売をしている中で、なかなか売れにくいとされているコンディション「可」の商品。
せどらー目線からいうと、利益が取れそうな商品を見つけても、大きな瑕疵があると仕入れをしたくないものですよね。
しかし、コンディション「可」でも余裕で売れます。
大きな瑕疵があるからといって、仕入れをスルーするのはもったいないです。
そこで本記事では、コンディション「可」の販売テクニックを解説したいと思います。
Contents
【出品編】コンディション「可」でも購入率を上げる方法
コンディション「可」でも購入率をあげる方法を解説します。
それは次の2つです。
- 必ず商品画像を掲載すること
- 「可」にした理由を明記する
コンディション「可」の商品は商品画像を掲載すること
まず、コンディション「可」にした商品は画像を掲載したほうがいいです。
古本を例にしてみます。
コンディション「可」で出品されている古本ってどんなイメージがありますか?
私だったら「汚くてボロボロな本」というイメージを抱いてしまいます。
もちろん人によって感じ方は違うのかもしれませんが、「可」の商品は状態が悪いイメージが強いですよね。
コンディション「可」は、ただでさえ状態が悪いイメージなのに、商品コメントだけだと「どのくらいコンディションが悪いのか」はっきりと確認することができません。
そこで、商品画像を載せてあげることで、商品の状態をお客さんに知ってもらうことができます。
あくまで私の体感レベルですが、コンディション「可」の商品はしっかり商品画像を載せてあげることで、他の「可」のライバル出品者よりも購入率が高いです。
「可」にした理由は明記する
商品コメントには、「可」にした理由を必ず明記したほうがいいです。
「付属CD付きの楽譜」を例に解説します。
この商品がコンディション「可」で出品されていて、商品コメントが次のような場合、購入者目線としてどう感じるでしょうか。
かなり抽象的に書かれているので、次の状態のうちどれに該当するのか分かりませんよね。
- 付属CDは付いているけど、状態がボロボロだから「可」
- 状態は綺麗だけど、付属品が欠品しているから「可」
- 付属CDも付いていない上に、状態もボロボロだから「可」
購入する側からしたら、どういった状態なのか判断することができません。
「付属CDに興味はないが、綺麗な状態の本が欲しい」人であれば、価格が安く②の条件に合致する商品を購入するでしょう。
また、中には「付属CDさえついていれば、本の状態はボロボロでもいい」という人もいるかもしれません。そういった人は①の商品を選ぶでしょう。
コンディション「可」で抽象的なコンディションの商品は、悪いイメージが先行するので購入率はかなり下がります。
なぜ「可」にしたのか、しっかり明記してあげた方が、購入する側としても納得して購入してもらえます。
【販売編】コンディション「可」の販売ポイント
コンディション「可」を利用した販売テクニック
コンディション「可」とまではいかないけど「良い」にしてはあんまり良くないな、といった商品は思い切ってコンディション「可」で販売してみるのも1つの手です。
理由は次のとおり。
- 「良い」以上のライバルから価格を合わせられにくい
- 「良い」として状態があまり良くない場合、他の「良い」の出品者より不利になる
- 実際は「可」にするほど状態は悪くないのでお得に感じてもらえる
「良い」以上のライバルから、価格を合わせられにくい
自分が仕入れた商品が「良い」で出品できそうだとして、ライバル出品者の商品が「可」の場合、わざわざライバルの「可」の商品に価格を合わせないですよね。
ほとんどの場合、「良い」以上のライバルが、「可」の商品に価格を合わせてくることはないので、最安値で売り切りを狙いやすいです。
状態があまり良くない場合、他の「良い」の出品者より不利になる
「良い」にしてはあんまり良くないなという場合、自分の商品がなかなか購入してもらえず、売れ残る可能性もあります。
それであれば、「可」にして最安値で売り切ったほうががいい場合もあります。
実際は「可」にするほど状態は悪くないので、お得に感じてもらえる
実際のコンディションとしては「良い」にしてもいいくらいなので、出品ページを見たお客さんも「そこまで状態悪くないじゃん」と判断してくれます。
そのためには、商品状態をしっかり把握してもらう必要があります。商品コメントをしっかり書き、商品画像を載せておきましょう。
瑕疵ありだからといって弱気の価格設定にしない
商品に瑕疵があって、コンディション「可」にしなければいけない時でも、まずは強気の価格設定をすることをおすすめします。
というのも、私の実体験から言っても、瑕疵あり商品でも意外と高く売れることはあるからです。
2つ事例を紹介します。
まず、一つ目はこちらの商品。
このDVD-BOXは5枚組なのですが、そのうち1枚のディスク中央のプラスチック部分にヒビがあったんですね。
たったこれだけですが、ディスクのヒビはかなり気を使うもの。
再生にも問題ないし、ケースの取り外しにも支障はないので、その旨もきちんとコンディション説明欄に記載しました。
で、このときの出品状況として、Amazon出品者なし。いわゆるオンリー出品です。
本来ならもっと強気の価格設定で、まずは3万~4万くらいを狙いたかったのですが、ディスク中央のヒビのこともあるし、少し控えめの価格設定をしました。
結果は、わずか2週間で売れていきました。
正直もっと高くても売れた可能性はあります。
2つ目の事例はこちら。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。Blu-ray BOX(初回限定生産)(特典CD付)
こちらも破損ありの商品で、ディスクケースの留め具が一部欠けていて、ディスクが1枚だけきちんとハマらない状態でした。
ディスクをはめようとしてもスカスカな状態です。
なので、コンディション「可」、11,000円で出品。
- 留め具が破損して、ディスクがハマらない状態
- 商品としてはかなり綺麗な状態
ということをコンディション説明欄に記載しました。
そしたら、出品してから1日足らずで売れました。
ライバル出品者の状況はこんな感じです。
私より1000円安い出品者もいますが、私の方が先に売れてくれました。
瑕疵はあれど、写真付きでFBA、そして商品は綺麗ということも有利に働いたのでしょうか。
他の出品者の商品を買った方が使うことに支障がなさそうですし、もう少し高いお金を出せば12780円の「非常に良い」商品を買うこともできます。
この例をみると、自分ではけっこうな瑕疵に見えても、そこまで気にしないとう購入者もいると考えられます。
値付けに「答え」はないのですが、瑕疵あり商品でも以下のことが大切かと思います。
- 瑕疵があるからといって、あえて弱気の価格で出品する必要はない
- 瑕疵があっても、より高値を狙って価格設定をする
いきなり弱気の価格設定で売り切るのではなく、瑕疵ありでもまずは高値を狙ってみる。
なぜなら、その商品を購入するお客様は、「瑕疵があることを踏まえたうえで、金額に納得」すれば購入してくれるわけですから。
瑕疵があろうともまずは高値で出品してみて、徐々に値下げをしていく、くらいでいいのかもしれません。
まとめ
コンディション「可」を見方につけて利益アップをしよう、ということについて解説しました。
本記事をまとめると次のとおり。
【仕入れ】瑕疵ありの商品を見つけた場合、コンディション「可」でも利益が取れるかチェックすること
【出品】画像と「可」にした理由を明記して購入率をあげる
【販売】コンディション「可」をうまく利用する、弱気の価格設定にしない
コンディション「可」にしかならないような商品は、他のせどらーはスルーしがちです。
しかし、こういった商品を利益にすることができたら、これだけで差をつけることができます。
今までスルーしていた人はぜひ取り入れてみてください。
本記事のほか、中古せどりで稼ぐコツについては、こちら「【実例付き】中古せどりで稼ぐコツや仕入れ幅を広げるポイントを解説!」で解説しているので参考にしてみてください。
中古メディアで稼ぐ無料メルマガ配信中
無料メルマガに登録すると、中古メディアせどりで稼ぐために必要な情報がゲットできます。
中古せどりの基礎知識が身に付く
他のせどらーと差をつけるスキルが手に入る
中古せどりで長く稼ぐ思考がインストールできる
メルマガ登録で特別に「中古せどりで稼ぎ続ける5つの基本原則」「中古メディアの販売事例リスト」の特典2つをプレゼント!お気軽にご登録ください。
この記事を書いた人

>>プロフィール詳細