せどりをしていると「商品知識を身につけましょう」という言葉をよく聞くと思います。
- せどりには商品知識があった方がいいの?
- 商品知識がないと稼げないの?
と疑問に思っている人もいるかと思います。
結論からいうと、商品知識はあると便利だけど、無理して覚える必要はなく自然に身についていく程度で十分というのが答えです。
本記事では「せどりの商品知識の身に付け方」と「せどりの商品知識は自然と身に付く程度で十分」ということについて解説したいと思います。
商品知識を無理してつける必要がない理由
まず、商品知識は無理してつける必要がない理由を解説します。
せどりの商品知識というと、以下のようなことを想像するかと思います。
- 商品の専門的な知識が身についている
- この商品は利益が取れるとわかる
- この商品の相場はこのくらいと覚えている
- この商品の〇〇に価値があって高くなっている
せどりは商品知識が必要と言われますが、商品1つ1つに対してこれらの知識を覚えようとするのは、とてもじゃないけど難しいですよね。
もちろん、こういった知識があるに越したことはありませんが、上記のように詳細に身につける必要もありません。
店舗にいって棚の商品を見たときに、以下のことがわかる程度でOKです。
しかも「この商品は利益が取れる」というのも、せどりをしていく中で自然と身についていく程度でOKです。
一度仕入れて利益が取れた商品は、意外と覚えているものです。
再度ショップで見かけたら「あっ、この商品は前に売ったことがある」とわかるので、自然と目に入りリサーチ対象となります。
この時点で「この商品は、○○といった理由で価値がある」といった情報は必要ありませんよね。
それに「この商品の相場はいくら」というのも覚えておいて損はないですが、その時点で利益が取れるかどうかは別です。
- そもそも相場は常に変化している
- 出品状況にも影響される
- 仕入れ価格に左右される
上記のとおりです。
常に相場は変化しているので、いつも必ず利益の取れるタイミングとは限りません。
また、出品者が大量に増えている状態では、売れるのに時間がかかります。その時は仕入れタイミングではないかもしれません。
そもそも仕入れ価格が高くては利益は取れないこともあります。
結局のところ、「現在の相場」や「出品状況」を確認して仕入れ判断をする必要がありますよね。
もし、積極的に商品知識を付けようとするなら、「○○シリーズは利益商品が多い」「アーティストAはプレミア商品が多い」といった感じで、シリーズやキーワードなど全体傾向として覚えていくほうがいいです。
わざわざ個別に商品知識を身につけても、その個別商品が店舗で見つかる可能性は低いからです。
仕入れの流れとしては、
- ショップに通って利益のでない商品を覚える
- 見たことのない商品や、全体傾向として覚えているキーワードに合致した商品をリサーチしていく
といった流れで十分です。
せどりの商品知識のつけ方
とはいいつつも、「自然と身に付くペースだと、なかなか知識が増えていかない」ということもあるかと思います。
そこで、商品知識のつけ方を紹介したいと思います。
個別商品を覚えてもいいですが、先ほども紹介したように、あくまで「シリーズやキーワードなど全体傾向として覚えていく」といった感じで頭に入れていきましょう。
商品の横展開をする
実際に販売して利益の取れた商品は、横展開して関連商品をチェックしてみましょう。
例えば、
- おもちゃだったら、他のシリーズはプレミアになっていないか
- アーティストだったら、他のライブDVDはプレミアになっていないか
といった感じですね。
関連商品にも相場が上がっている商品があれば、キーワードとして覚えておきます。
関連商品をチェックすることは、知識への定着にもいいのでおすすめです。
次にお店で見かけたら、そのシリーズだったり、アーティストだったりを検索していく流れになります。
Amazon商品レビューをチェックする
Amazon商品レビューには購入者が、「なぜその商品を買ったのか」「その商品のどこに価値があるのか」を書いていくれていることがあります。
特にプレミア価格になっている商品は、レビューをよくチェックしてみることをおすすめします。
その商品についての価値が書かれているわけですが、もう少し広げてみると「どういった商品に価値があるのか」が分かるからです。
例えば、ブルーレイの商品に「初回限定のフィギュア目的で購入しました」と書いてあれば、次からは「フィギュア付きの初回限定商品は、一通りチェックしみてよう」といった感じでリサーチできます。
まとめ
「せどりの商品知識の身に付け方」と「せどりの商品知識は自然と身に付く程度で十分」ということについて解説してきました。
繰り返しますが、無理して商品知識を身につける必要はありません。
もちろん、個別に商品知識をつけていってもいいですが、
- 利益のでない商品を覚えて、検索対象から外す
- シリーズやキーワードなどを覚えてリサーチしていく
これらを組み合わせてリサーチしていくだけで十分です。
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