- せどりはオワコンって聞いたけど、実際どうなの?
- せどりは儲かるのか知りたい
- これからせどりを始めたいと思っているけど、稼げるの?
こんな疑問に答えたいと思います。
せどりはおすすすめの副業として紹介されることも多く、本当に儲かるのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
これまで副業で2年、独立して4年せどりで稼いで生活をしている筆者が、せどりはオワコンじゃない理由について解説したいと思います。
せどりで安定して稼ぐコツも紹介しているので、参考にしてみてください。
せどりはオワコンと言われる理由
まずは、せどりがオワコンで儲からないと言われる理由を解説します。
Amazonの規制強化・手数料値上げ
Amazonの手数料値上げや規制強化は年々厳しくなっていますが、その度に「せどりで稼ぐのはもう厳しい」という意見が飛び交います。
出品規制やメーカー制限、真贋調査など、Amazonセラーにとって厳しい規制があるのは確かです。
また、Amazonの手数料も数年前に比べて高くなっていて、薄利多売をしていると厳しい状況となっています。
せどりの新規参入が増えている
せどりがオワコンと言われる2つ目の理由が「参入者が増えすぎて飽和状態だからオワコン」ということ。
これは毎年のように聞く言葉ですが、副業ブームもあり、ここ数年でせどりを始めた人は急増しています。
しかし、せどりは稼げていない人の割合の方が圧倒的に多いので、新規参入して辞めていく人も多いです。
当然のように、稼げなかった人による「ライバルが多すぎて仕入れができない」といった声も多くなります。
せどりがオワコンではない理由
せどりがオワコンではない理由を解説します。
店舗がある限り、価格差のある商品は必ず生まれる
せどりは、ショップで安く売られている商品を仕入れて、ネットでより高く売ることで利益をとっていくビジネスです。
その仕入れ先のショップが重要になってくるわけですが、
- ヤマダ電機
- ビックカメラ
- ドン・キホーテ
- ブックオフ
- イオン
などなど、たくさんの仕入れ先があります。
こういった大手企業は、「決算」「新商品入荷のためのスペース」「在庫維持費」「売上ノルマ」などの理由から、長く在庫を持っておくことができません。
定期的にセールやディスカウントを行い、在庫を処分しようとするわけですが、このタイミングでネットとの価格差が生まれます。
店舗がある限りこういった仕組みは変らないので、利益商品は必ず見つかります。
また、ECサイトの需要も増えているので、これからますますネット販売の需要は高まります。
仕入れの面においてもネット販売の面においても、まだまだせどりで稼いでいける状況は続きます。
せどりで稼ぐ方法は1つだけじゃない
せどりで稼ぐ方法は、1つだけではありません。
メーカー規制が厳しいと言われますが、他の商材を扱えばいいわけですし中古に取り組んでもいいわけです。
また、「Amazonの規制が厳しくなった」とか「Amazonの手数料が上がった」といった理由から、Amazonせどりはもう厳しいという言葉をよく聞きますが、販路はAmazonだけではありません。
- ヤフオク
- メルカリ
- ラクマ
上記のように、Amazon以外の販路も選択肢にすればいいだけです。
Amazonの販売力は確かに大きいですが、上記に書いた他の販路でも余裕で売れます。Amazonの相場より高くても売れる商品もたくさんあります。
せどり界のトッププレイヤーたちも、Amazonだけでなく、メルカリ・ヤフオクを活用していたりする人は多いですしね。
このように、1つのことに依存しなければいいわけで、幅広い手段を身につけておけば、規制が厳しくなっても稼いでいくことはできます。
ライバルが増えても利益商品がなくなるわけではない
人それぞれせどりの「スタイル」や「スキル」が違うので、全ての商品を取り尽くすことはできません。
- 新品せどりオンリー
- 中古せどりオンリー
- 薄利多売でも回転命で、とにかく商品を売り切り資金を回す
- 利益額の高い、高単価商品のみを扱う
- 回転系を中心に、高利益ロングテールも扱う
上記のように、いろんなスタイルがあり、仕入れ基準も違ってきます。
ある人にとっては「仕入れ対象外」でも、ある人にとっては「余裕で仕入れ対象」といったことはよくあることです。
人とはちょっと違う商品を扱うだけでも、差別化できて安定した仕入れをすることができます。
このように、ライバルが増えたからといって、稼げなくなるということはありません。
物販系EC市場は伸びている
Amazon、楽天市場、ヤフーショッピングなどを代表とした物販系のEC市場は年々成長しています。
以下の画像は、経済産業省が発表している「令和5年度電子商取引に関する市場調査の結果」を取りまとめたもの。青のグラフが物販系のEC市場ですが、毎年成長しているのが分かります。
せどりに大きく関わってくる物販系のEC市場が成長しているということは、仕入れにおいても販売においても、まだまだ稼ぐチャンスがあるということです。
せどりで稼ぐためのツールが充実している
「安く仕入れて高く売る」せどりですが、利益が取れることはもちろん、売れる商品でなければ意味がありません。
いくらネットとの価格差があるといっても、まったく需要のない商品を仕入れたのでは、売れずに不良在庫となってしまいますよね。
せどり系のツールでは、売れる商品を判断できるツールが複数あります。
- その商品がいくらで売れるのか
- どのくらいの頻度で売れているのか
- いくら利益がとれるのか
これらをすべて可視化してくれるので、お店で商品を見つけて、商品のバーコードをツールで読み込むだけでOK。
ツールを使えば、利益商品を見つけることができて、不良在庫を抱えるリスクを減らすことができます。
関連記事:せどりを効率化するおすすめツール15選!
オワコンと言われてもせどりで稼ぐコツ
せどり業界も年々変化しているので、毎年同じようなことをしていると、変化に適応できなくなってしまう場合もあります。
そのためには、スキル幅を広げてリスクを分散しておくことが重要です。
- 1ジャンルに依存しないで他のジャンルもやる
- 店舗仕入れ、電脳仕入れ両方で仕入れができるようにする
このように、引き出しを増やしておくことが、オワコンと言われてもせどりで稼ぐコツになります。
スキルの幅を広げておけば、何か変化が起きても、受ける影響を少なくすることができます。
また、「何かがダメでも、他で稼げる」という状態にしておくことで、何かあったときに対応しやすいです。
関連記事:【仕入れ幅を広げよう】複数ジャンル扱うことのメリットを徹底解説
まとめ:せどりオワコン説は気にする必要なし!行動したもの勝ちです
せどりはオワコンじゃない理由を解説してきました。
せどりの参入者は増えているとは思いますが、毎年のように安定して稼げています。
もちろん、定期的にスキルアップをして、リスク分散も心がけています。ライバルの少ないマイナージャンルを扱って差別化も図っています。
ずっと同じことをしていると、ちょっとした規制でも受ける影響が大きくなるかもしれません。
しかし、スキル幅を広げてリスクを分散しておくことで、せどりで長く稼いでいくことができます。
せどりオワコン説が流れてはいますが、そういった時こそ行動したもの勝ちですよ。
実際に行動に移さなければ、そもそもせどりは稼ぐことができません。せどりが気になっている人は、まずは自分で行動してみましょう。
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