Amazonせどりをしていく上で気になるのが、自宅住所を記載しなければいけないこと。
自宅住所を公開することに抵抗がある方もいるのではないでしょうか?
そんなときにおすすめなのがバーチャルオフィスの利用です。
バーチャルオフィスは住所をレンタルできるサービスのことで、自宅住所を公開せずにAmazonせどりができるようになります。
そこで本記事では、Amazonせどりにおすすめのバーチャルオフィスを紹介したいと思います。「自宅住所は公開せずにAmazonせどりをしたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 大手の安心感で格安に利用したい方は、GMOオフィスサポート
- 長期利用の安さ重視であれば、METSバーチャルオフィス
- 郵便物の転送サービス、法人登記サービス込みのトータルのコスパ重視であれば、レゾナンス
バーチャルオフィスとは?
バーチャルオフィスとは、事業用の住所を貸し出すサービスのこと。
物理的なスペースを貸し出すレンタルオフィスやシェアオフィスと異なり、バーチャルオフィスはあくまで住所のみのレンタルです。
バーチャルオフィスを利用することで、以下のようなサービスを受けることができます。
- 事業用住所のレンタル
- 郵便物の受取・転送
- 電話番号利用&電話の転送
- 法人登記の代行など
バーチャルオフィスは住所のみのレンタルですが、なかには会議室・打ち合わせスペースのレンタルを行っているところもあります。
また、有料オプションとして、経理・会計・税務に関するサポートや、融資・補助金・助成金の申し込みサポートなどを提供しているバーチャルオフィスもあります。
Amazonせどりでバーチャルオフィスを利用するメリット
Amazonせどりでバーチャルオフィスを利用するメリットは以下の3つ。
- 自宅住所を公開しなくていい
- 低コストで利用できる
- 引っ越しをしても住所変更が不要
自宅住所を公開しなくていい
バーチャルオフィスで住所をレンタルすることで、Amazonのストアフロントに自宅住所を公開する必要がなくなります。
そのため、プライバシーを守りながらせどりビジネスを行うことが可能です。
Amazonで商品を販売する場合、出品者は「特定商取引法に基づく表記」で、ストアフロントに住所や電話番号を表示しなければいけません。
Amazonのストアフロントを見れば、自宅住所がすぐに分かってしまうのは不安ですよね。
せどり用の事務所を持っているのであれば自宅住所を気にする必要はありませんが、そうでない人がほとんどかと思います。
氏名や住所など個人情報を公開していると、以下のようなことが起こる可能性もゼロではありません。
- 会社や知人にせどりをしていることがバレる
- 嫌がらせやイタズラ
- 個人情報の悪用
バーチャルオフィスを利用すれば、自宅以外の住所を公開できるようになるので上記のリスクを避けることができます。
低コストで利用できる
バーチャルオフィスの最大のメリットとも言えるのが、低コストで利用できること。
最安で月額550円〜とリーズナブルに利用できます。
その点バーチャルオフィスは、事業用の住所をレンタルするだけなので低コストです。
せどりをする人は、オフィスを借りないで自宅で作業をする人がほとんど。わざわざオフィスをレンタルして、余計なコストをかける必要もありません。
そのため、格安で利用できるバーチャルオフィスはコストを抑えた便利なサービスとなります。
Amazonの返品を受け取ることができる
バーチャルオフィスの住所でもAmazonの返品を受け取ることができます。
荷物の受け取りには、転送プランを提供しているバーチャルオフィスを選ぶ必要があります。
住所レンタルの月額料金とは別に、転送のオプション料金を支払う必要があります。
バーチャルオフィスによって転送プラン内容は異なりますが、週1、隔週、月1など頻度が決められていて、間隔が短いほど料金が高くなります。
そのため、返品された商品が手元に届くまでに日数がかかる点には注意が必要です。
すぐに利用ができる
バーチャルオフィスは、最短で即日(おおよそ3日以内)で利用開始できるため、スピーディーに利用したい場合にも便利です。
通常のオフィスを借りる場合、手続きだけでも数週間程度の時間がかかってしまいますが、バーチャルオフィスはマイナンバーカードや運転免許証などの身分証明書を提出するだけなので、気軽に利用できるメリットがあります。
バーチャルオフィスの契約は、以下の流れになります。
- 申込みフォームの記入
- 本人確認・審査
- 支払い
- 利用開始
オンライン上で簡単に契約ができ、早いところで即日、通常であれば3日もあれば利用開始できます。
引っ越しをしても住所変更が不要
バーチャルオフィスを利用すれば、引っ越しをした際の住所変更が不要になります。
自宅を事業用の住所として使用している場合、引っ越しをするとAmazonストアフロントの住所変更が必要です。
しかし、バーチャルオフィスを利用している場合は、事業上の住所は変わらないのでそのままバーチャルオフィスの住所を利用し続けることができます。
Amazonせどりでバーチャルオフィスを利用するデメリット
月額料金がかかる
バーチャルオフィスを利用するには、毎月500円~1,000円ほどの料金が必要です。
とはいえ、金銭的にはそこまで大きな負担ではないので、自宅の住所を公開するリスク(身バレ、イタズラ、第三者への漏洩など)との兼ね合いになります。
他のセラーと住所が被ることがある
バーチャルオフィスは、1つの住所を複数の利用者に貸し出すことが一般的なため、他のセラーと住所が同じになる可能性があります。
実際にバーチャルオフィスの住所をネットで検索すれば、バーチャルオフィスだとバレます。
とはいえ、バーチャルオフィスを利用していることがバレても問題はないですし、セラーの住所までチェックする購入者はほぼいないので気にしなくて大丈夫です。
私も長年バーチャルオフィスを利用していますが、何か問題になったことはありません。
Amazonせどりで使うバーチャルオフィスの選び方
Amazonせどりで使うバーチャルオフィス選び方を紹介します。
費用が安いこと
低コストで利用できるバーチャルオフィスを選ぶことも大切です。
というのも、基本的には住所を借りるだけなので、高い費用をかける必要がないからです。
バーチャルオフィスの料金は、基本的には「初期費用+月額利用料」となっています。料金はピンキリですが、せどりで利用する場合だけを考えれば月額500円〜1,000円くらいが目安となってきます。
毎月の利用料がかかってくるので、高すぎるバーチャルオフィスを使っていると金銭的な負担にもなりかねません。
できるだけリーズナブルなバーチャルオフィスを選びましょう。
必要なサービスが利用できるか
バーチャルオフィスのサービスには、住所のレンタルだけでなく「郵便物の受け取り」や「電話転送」などのサービスがあります。
せどりで利用するのであれば、基本的には住所のレンタルだけで十分です。
というのも、Amazonのストアフロントに記載する住所を自宅以外にする目的だからです。
ただし、中には「郵便物の受け取り」や「電話転送」といったサービスを利用したいといった方もいるかと思います。
こういった場合には、必要なサービスを利用できるのか確認しておきましょう。
住所はどこでも良い
バーチャルオフィスの住所は各サービスごとに異なりますが、せどりで利用する場合、住所はどこでも問題ありません。
「都内一等地の住所だと信頼度が上がる」といった意見もありますが、一般企業であれば影響はあるかもしれません。
しかし、せどりをしていく上では住所がどこにあるかは特に関係ないからです。
ということで、どこの住所になるかは気にしなくてOKです。
Amazonせどりにおすすめのバーチャルオフィス
Amazonせどりにおすすめのバーチャルオフィスを紹介します。
バーチャルオフィス名 | 初期費用 | 月額料金 | オフィス場所 |
---|---|---|---|
GMOオフィスサポート | 無料 | 660円 | 渋谷、新宿、銀座、青山、秋葉原、横浜、名古屋、大阪・梅田、京都、神戸、福岡・博多、福岡・天神 |
レゾナンス | 5,500円 | 990円 | 浜松町本店、青山、銀座、日本橋、渋谷、新宿、恵比寿、秋葉原、横浜 |
京都朱雀スタジオ | 0円 | 550円 | 京都市 |
METSバーチャルオフィス | 入会金3,300円+事務手数料550円 | 300円 | 新宿、日本橋、赤羽 |
NAWABARI | 0円 | 1,100円 | 目黒 |
DMMバーチャルオフィス | 5,500円 | 660円 | 渋谷、銀座、大阪梅田、福岡天神、名古屋 |
PocketOffice | 5,500円 | 1,078円 | 渋谷 |
コスパ重視、サービス重視など特徴が異なるので、自分に合ったバーチャルオフィスを探してみてください。
GMOオフィスサポート
バーチャルオフィス名 | GMOオフィスサポート |
---|---|
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 660円〜 |
デポジット | なし |
オフィス場所 | 渋谷、新宿、銀座、青山、秋葉原、横浜、名古屋、大阪・梅田、京都、神戸、福岡・博多、福岡・天神 |
主なサービス | 住所貸し、ビジネス支援サービスあり |
運営会社 | GMOオフィスサポート株式会社 |
大手企業GMOグループ運営でリーズナブルな「GMOオフィスサポート」。数あるバーチャルオフィスの中でも断トツでおすすめです。
住所利用のみの最安値プランは、月額660円(税込)と格安です。
しかも、初年度は基本料金が3ヶ月無料です。
大手GMOグループ運営なので、サービスの安心感もあります。利用できる住所も他のバーチャルオフィスに比べて多いのも特徴です。
大手企業の安心感で、住所貸しサービスのみをリーズナブルに利用したい方におすすめ。
レゾナンス
バーチャルオフィス名 | レゾナンス |
---|---|
初期費用 | 5,500円 |
月額料金 | 990円〜 |
デポジット | 1,000円(郵送物の受取や転送時の郵送費、転送電話・FAXの通話、通信料金の保証金) |
オフィス場所 | 浜松町本店、青山、銀座、日本橋、渋谷、新宿、恵比寿、秋葉原、横浜 |
主なサービス | 住所貸し、法人登記、その他に会員向け特別サービスあり |
運営会社 | 株式会社ゼニス |
銀座・渋谷・新宿など、都内一等地の住所をレンタルできることで人気なのがレゾナンス。
2019〜2022年のバーチャルオフィス部門で「人気」「顧客利用満足度」「価格満足度」のNo.1に選ばれています。
月額990円(税込)で、住所利用の他に、郵便物の月一転送サービス(送料は利用者負担)、法人登記サービスが含まれているのがメリット。
複数サービス込みのトータルコストでは、かなりお得なバーチャルオフィスと言えます。
また、姉妹サービスの「R-INNOVATION」では、住所貸しのみのサービスが月額550円(税込)で利用ができます。
京都朱雀スタジオ
バーチャルオフィス名 | 和文化推進会 |
---|---|
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 550円〜 |
オフィス場所 | 京都市 |
主なサービス | 住所貸し、法人登記、電話番号貸出など |
運営会社 | 一般社団法人 和文化推進協会 |
コスパ最優先でバーチャルオフィスを利用したいのであれば「京都朱雀スタジオ」です。
月額550円(税込)と業界最安値で利用できます。しかも初期費用が0円なのも嬉しいところ。
住所は京都1拠点のみですが、住所貸しの他に「電話番号貸出」「受電&音声データ転送」「郵便・宅配の受取」まで含めた料金なのが魅力です。
METSバーチャルオフィス
バーチャルオフィス名 | METSバーチャルオフィス |
---|---|
初期費用 | 入会金3,300円+事務手数料550円 |
月額料金 | 300円 |
デポジット | なし |
オフィス場所 | 新宿、日本橋、赤羽 |
主なサービス | 住所貸し、法人登記、郵便物転送など |
運営会社 | オリンピア興業株式会社 |
超格安で利用できるのが、「METSバーチャルオフィス」です。
住所利用のみのプランであれば、月額300円で利用が可能です。
初期費用はかかるものの、長期利用で考えるとかなりリーズナブルに利用できます。
METSバーチャルオフィスは、自社ビルの一部をレンタルオフィスとして運営しているため、余計なコストが抑えられているためです。
とにかく安く利用したいのであればかなりおすすめです。
NAWABARI
バーチャルオフィス名 | NAWABARI |
---|---|
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 1,100円〜 |
デポジット | なし |
オフィス場所 | 目黒区 |
主なサービス | 住所貸し、法人登記、郵便物転送など |
運営会社 | 株式会社Lucci |
住所レンタル・電話要件転送サービス・郵便物受取転送サービスのワンセットで月額1,078円(税込)で利用できるのが「NAWABARI」です。
ネットショップ運営者の間でも、人気のバーチャルオフィスとなっています。
住所貸し単体のサービスはありませんが、電話や郵便物転送サービスを含めて利用したいのであればおすすめ。
1ヶ月プランもあるので、無駄なコストをかけたくない人でも気軽に利用することができます。
DMMバーチャルオフィス
バーチャルオフィス名 | DMMバーチャルオフィス |
---|---|
初期費用 | 5,500円 |
月額料金 | 660円〜 |
デポジット | なし |
オフィス場所 | 渋谷、銀座、大阪梅田、福岡天神、名古屋 |
主なサービス | 住所貸し、郵便物転送 |
運営会社 | 合同会社DMM.com |
DMMバーチャルオフィスも大手企業DMMグループ運営。主要都市を中心にバーチャルオフィスを展開しています。
住所貸しサービスである「ネットショップ支援プラン」は、月額660円とリーズナブルに利用できます。(銀座の住所のみ1,650円〜)
一等地の住所をリーズナブルに利用したい人向けです。
PocketOffice
バーチャルオフィス名 | PocketOffice |
---|---|
初期費用 | 5,500円 |
月額料金 | 1,078円(税込)〜 |
デポジット | なし |
オフィス場所 | 渋谷 |
主なサービス | 住所貸し |
運営会社 | 株式会社Groove |
渋谷の一等地がリーズナブルに利用でき、プランが非常にシンプルなのがPcketOffice(ポケットオフィス)。
プランは住所貸しの月額1,078円の一種類のみとシンプル。
他のサービスを利用したい場合は、必要なサービスだけオプションで追加していくだけなので、コストを抑えることができます。
まとめ
Amazonせどりにおすすめのバーチャルオフィスを紹介してきました。
- 大手の安心感で格安に利用したい方は、GMOオフィスサポート
- 長期利用の安さ重視であれば、METSバーチャルオフィス
- 郵便物の転送サービス、法人登記サービス込みのトータルのコスパ重視であれば、レゾナンス
バーチャルオフィスを利用すれば、自宅住所を公開せずに安心してAmazonせどりをすることができます。
月額はかかりますが500円〜と安いので、毎月の負担もそこまで大きくはありません。自宅住所は公開したくないといった方は、バーチャルオフィスをぜひ利用してみてください。