せどりをしていると直面するのが、「同じ商品の在庫は、いくつ持つのがいいのか?」ということ。
在庫を複数持つことはメリットもありますが、リスク面も考えなければいけません。
仕入れをしていると、たまに以下のような状況に遭遇することもあるかと思います。
この商品は利益が取れるけど、すでにAmazonに出品している。回転がいいわけでもないからダブりは微妙。ただ、滅多に見かけることのない商品だから、今仕入れておきたい気持ちはある。
こういった商品だと、仕入れに迷ってしまいますよね。
在庫を複数持っていれば、
- 売れたらすぐに同じ商品を出品できる
- 「リピート仕入れしようとしたけど見つからない」を避けることができる
といったメリットがあります。
しかし、毎月3個くらい売れるような中回転、年に5個しか売れないようなロングテール商品の場合は、在庫を複数持つことのデメリット面を考慮せざるを得ません。
というのも、出品している商品が思ったより売れるのに時間がかかると、資金が寝ることになるからです。また、FBA納品していない場合は、家の在庫保管スペースも必要になります。
同じ商品の在庫を複数持つことはせず、1つだけにしたほうがいいのか?
これまで試行錯誤してきた結論からいうと、
- 高回転:複数でもOK
- 低回転〜中回転:1つか2つ
といった在庫数がいいのかなと思っています。
まず、高回転ですぐに売れる商品であれば、何個も同じ商品を在庫で持っても問題ないですよね。
中回転の場合、1〜2ヶ月に1個は高い確率で売れてくれる商品であれば、出品している商品以外にも在庫を1つ持つのもアリかと思います。
実際に私もこういった基準で複数在庫を持つようにしています。
その間は、ヤフオクに出品して販売機会を増やすようにしていて、タイミングによってはAmazonに1つ出品、ヤフオクに1つ出品、自宅在庫として1つ保管といったパターンもあります。
3ヶ月に1個売れるようなロングテール商品は、出品している商品以外の在庫は持たない方がいいでしょう。こういった商品をあえて仕入れるメリットは少ないといえます。
リスクを極力減らしたいのであれば、複数在庫を持たない選択がおすすめではあります。
とはいえ、もう少し効率的に在庫補充をしたい、販路を増やして利益アップしたいという場合は、同じ商品の在庫を増やすのも1つの手段です。
Amazonとヤフオクやメルカリも併用して、同じ商品を複数出品するのも検討してみてください。
なお、在庫を複数持っていると、付属品の一部を入れ替えることで「良い」の商品を「非常に良い」にできることがあるのもメリットだったりします。
例えば、同じ商品を2つ仕入れた場合、
- 帯なし、ケースにスレあり、ブックレットとディスクは美品
- 帯あり、ケースは美品、ブックレットに少し使用感、ディスクにスレあり
付属品を入れ替えることで、「帯あり・美品」の商品にすることができます。
細かいテクニックとして利用してみてください。
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