せどりというビジネスは、始めてもすぐに辞めていく人がほとんど。
実際に稼いでいける人の割合はかなり少ないと言われていますね。挫折するのが当たり前のビジネスと言ってもいいかもしれません。
私も今でこそ、店舗で本せどりを始めてから、CD、DVDとジャンルを広げてきましたし、電脳仕入れに移行できるまでにスキルの幅を広げてきました。
しかし、順調にスキルの幅を広げてきたかというと、全然そんなことはありません。
- 本せどりからDVDせどりに挑戦 → 一度撤退
- 店舗オンリーから電脳に挑戦 → 店舗のほうが効率がいいので長期間サボる
などなど、新しいことに挑戦したけど挫折したということを経験しています。
スキルの幅を広げるために、チャレンジしては失敗を繰り返すことで今に至ります。
こういった経験を踏まえて、本記事ではせどりで挫折を乗り越えるための考え方を解説したいと思います。
新しいことへの挑戦は難しい
今までに、店舗せどりで本、CD、DVDとジャンルを拡大、電脳せどりを取り入れる、情報発信などスキルの幅を広げてきました。
しかし経験者であっても、何か新しいことを取り入れようとするのは難しいことです。
例として本せどりオンリーの人が、CDせどりに挑戦する場合を考えてみます。
- なかなかコツがつかめず、たいして仕入れが出来ない
- 本せどりでは簡単に利益商品が見つかるので、CDせどりとのギャップが大きいと感じる
- 効率が悪いと感じてモチベーションが低下 → CDせどりを辞めてしまう
こういったパターンに陥りやすいです。
新しいことにチャレンジするときは、どうしても現状と比較してしまい、ちょっとした苦労でもモチベーションの低下に繋がりやすくなってしまいます。
実際に私も、冒頭でお話ししたように、本せどりからDVDせどりに挑戦した時や、店舗オンリーから電脳に挑戦した時にこういった経験をしています。
そもそもせどりを始めた当初は、ドンキホーテやヤマダ電機に仕入れに行きましたが、まったく仕入れができませんでした。
それに、私の最初の仕入れはブックオフで単行本を仕入れたのですが、手数料を知らずに赤字でしたからね。
その後もブックオフに行ったことで運良く仕入れができたこともあり、せどりを続けるきっかけになったという経緯があります。このあたりの詳しい話は、こちらの記事「【せどり1か月目の話】せどりを続けるきっかけとなったもの」で紹介しているので、気になる方はご覧ください。
また、新しいジャンルへの挑戦だけでなく、売上規模を上げようとする挑戦にも言えることです。
以前、月商300万を目指したことがあったのですが、作業量を想像するとモチベーションが上がらず挫折しました。結局、未達に終わった経験があります。
新しい挑戦をするときの考え方
新しい挑戦をするときの2つの考え方について解説します。
失敗を前提に取り組む
新しい挑戦をするときは、「失敗を前提に取り組む」のも1つの考え方なのかなと思っています。
私の実体験でいうと、本せどりから中古DVDせどりに取り組んだ時です。
本せどりをやっていた自分としては、中古DVDは未知の世界です。なので、以下のように考えて取り組みました。
1か月は投資だと思って、利益が出なくてもいいからとにかく販売経験を積もう
中古DVDせどりについて書いてあるブログを読んで、失敗を前提としてどんどん実践しました。
やみくもにリサーチしても効率が悪くなってしまうので、利益が出やすいと言われる国内ドラマ・アニメ・韓国ドラマのジャンルに絞って、全頭するつもりでひたすらリサーチ。
また中古DVDの場合、他の出品者よりも高く売る「高値販売」も有効とのことだったので、試行錯誤を繰り返します。おかげで「こういう状態のDVDがこのくらいで売れるんだ」という肌感覚を掴むことができました。
もちろん、たくさん失敗もしましたが、上手くいったこともたくさんあり、多くの経験を積むことができました。
1か月頑張った結果は、ほぼプラスマイナス0だったので、結果としては失敗。大きな赤字にならなかったのが救いです。
しかし、多くの失敗をしたことで、2か月目からはその失敗を取り除いて仕入れをすればいいわけですし、心にも余裕が出来ていました。
その結果、2か月目からはプラスに変えていくことができました。
再挑戦は成功確率が上がる
自分がチャンレンジしたことすべてが上手くいくとは限りません。
しかし、私自身の経験からいっても、最初の挑戦が失敗でも、この経験が次のチャレンジに活きてくるので、再挑戦すれば意外とうまくいったりします。
以前、電脳せどりをしばらくサボっていた時期があります。なぜサボっていたかというと、店舗仕入れの方が楽しいということもありますが、結局は店舗仕入れの方が効率がいいからです。
言い換えれば、電脳スキルが低いからとも言えますね。
しかし、また電脳に取り組もうとしたとき、「前回の経験と反省を踏まえ、今度はこういった攻め方をしてみよう」と別の視点から取り組めるようになり、それなりの結果を出せるようになりました。
一度距離を置いたことで、新たな気持ちで取り組めるようになったのも良かったのかもしれません。
先ほどの「本せどりから中古DVDへの取り組み」の場合だと、1か月目が最初の挑戦とみれば失敗、2か月目を再挑戦とみれば成功といえます。
まとめ:せどりで挫折は当たり前なので再挑戦すればOK
せどりで挫折を乗り越えるための考え方を紹介しました。
大切なのは以下の2点。
- 失敗を前提に取り組んで経験を積む
- 失敗しても、前回の経験と反省を活かし再挑戦する
いきなり成功する人というのは、ほんのわずかしかいません。
せどりのスキルの身につけるには時間がかかるものです。一度失敗したからといって辞めるのではなく、再度挑戦すればOKです。
どんどん実践していきましょう!
ということで、今回は以上です。
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