せどりをしていると直面するのが、「同じ商品の在庫は、いくつ持つのがいいのか?」ということ。
在庫を複数持つことはメリットもありますが、リスク面も考えなければいけません。
仕入れをしていると、たまに以下のような状況に遭遇することもあるかと思います。
この商品は利益が取れるけど、すでにAmazonに出品している。回転がいいわけでもないからダブりは微妙。ただ、滅多に見かけることのない商品だから、今仕入れておきたい気持ちはある。
こういった商品だと、仕入れに迷ってしまいますよね。
複数在庫を持つメリット・デメリット
メリット
在庫を複数持っていれば、以下のメリットがあります。
- 売れたらすぐに同じ商品を出品できる
- 「リピート仕入れしようとしたけど見つからない」を避けることができる
また、場合によっては、付属品の一部を入れ替えることで「良い」の商品を「非常に良い」にできるのもメリットだったりします。
例えば、同じ商品を2つ仕入れた場合、
- 帯なし、ケースにスレあり、ブックレットとディスクは美品
- 帯あり、ケースは美品、ブックレットに少し使用感、ディスクにスレあり
これらの付属品を入れ替えることで、1つは「帯あり・美品」の商品にできるので「非常に良い」にすることができます。
細かいテクニックとして利用してみてください。
デメリット
しかし、毎月3個くらい売れるような中回転、年に5個しか売れないようなロングテール商品の場合は、在庫を複数持つことのデメリット面を考慮せざるを得ません。
というのも、出品している商品が思ったより売れるのに時間がかかると、資金が寝ることになるからです。また、FBA納品していない場合は、家の在庫保管スペースも必要になります。
中古せどりで同じ商品の在庫はいくつ持つのが理想なのか
同じ商品の在庫を複数持つことはせず、1つだけにしたほうがいいのか?
これまで試行錯誤してきた結論からいうと、
- 高回転:複数でもOK
- 低回転〜中回転:1つか2つ
といった在庫数がいいのかなと思っています。
まず、高回転ですぐに売れる商品であれば、何個も同じ商品を在庫で持っても問題ないですよね。
中回転の場合、1〜2ヶ月に1個は高い確率で売れてくれる商品であれば、出品している商品以外にも在庫を1つ持つのもアリかと思います。
実際に私もこういった基準で複数在庫を持つようにしています。
その間は、ヤフオクに出品して販売機会を増やすようにしていて、タイミングによってはAmazonに1つ出品、ヤフオクに1つ出品、自宅在庫として1つ保管といったパターンもあります。
逆に回転の遅い商品(3ヶ月に1個売れるようなロングテール商品など)は、出品している商品以外の在庫は持たない方がいいでしょう。
資金が寝るだけなので、こういった商品をあえて仕入れるメリットはほとんどないからです。
売れた後に「そういえばこの商品、あそこにあったな」となって仕入れようとすると無くなっているのがよくあるパターンですが、そこは割り切るしかありません。

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