フリマを使えば個人でも簡単に不用品を販売できるわけですが、楽天ユーザーにとって利用したいのが「ラクマ」。
とはいうものの、ラクマって全然売れないですよね。
ツイッターなんかを見ても、「ラクマは売れない」とつぶやいている人が多いです。
実際に私もAmazon、ヤフオク、メルカリに出品することが多いですが、ラクマは断トツで売れないです。
本記事では、ラクマで商品が売れない理由と解決方法について解説していきます。
ラクマは販売先としてのメリットはある

まず、ラクマを利用するメリットを解説します。
手数料が安い
ラクマの特徴はなんといっても手数料が安いこと。ラクマの販売手数料は6%です。
メルカリ、ヤフオクと比べてかなり安いです。
- ラクマ:6%
- メルカリ:10%
- ヤフオク:Yahoo!プレミアム会員8.8%(Yahoo!プレミアム会員なし10%)
1万円の商品が購入されたときの手数料は、
- ラクマ:600円
- メルカリ:1000円
こんな感じで、金額が大きいとそれなりに違いがでてきます。
他の販路で販売するより、ラクマで販売したほうが手元にお金が残りやすいといえます。
購入申請を設定できる
ラクマでは「購入申請」を設けることができます。
購入申請とは、購入希望者から購入申請が入ったら、承認をして取引を始めることができる仕組みです。
ひと手間かかってしまいますが、購入者がどんな人かを確認してから、取引を始めることができるのがメリット。
あまりにも悪い評価が多い人とは取引をしない、といったこともできるようになります。
設定は自由にできるので、購入者を選びたいときは有効にするといいでしょう。
ポイント還元や割引キャンペーンが定期的にある
楽天ではポイントアップキャンペーンを頻繁に行いますが、ラクマも例外ではありません。
「出品したら300円オフクーポン」「販売価格の2.5%分ポイントバック」といったようなお得なキャンペーンを開催しています。

こちらは購入者としてのメリットですが、実はお得に買い物ができるチャンスはあります。
出品する側としても、売れやすくなるキャンペーンなので嬉しいところ。
ラクマが売れない理由
ここまでラクマのメリットを解説してきましたが、便利でお得に感じます。
しかし、それでも売れないのがラクマです。これからラクマが売れない原因を解説していきます。
利用者数が少ない
ラクマが売れない一番の原因は、利用者数が少ないからです。
メルカリやヤフオクに比べると、利用者数がまだまだ少ないです。
そのため、他の販売先に比べて、売れるのに時間がかかってしまいます。
これまでの経験上、売れやすさは以下のような感じです。
メルカリ > ヤフオク > ラクマ
メルカリ、ヤフオクはそこまで大きな差はありませんが、ラクマの販売力は1/3くらいになる印象です。
出品者数も少ないのでライバルは少ないですが、そもそも購入者の数が少ないので売れにくいのは否めません。
販売価格が高すぎる
販売価格が相場より高いと売れにくくなるので、定期的に価格の見直しが必要です。
他の出品者は徐々に値下げをしているのに、自分だけ価格をそのままにしていたのでは相場に取り残されてしまいます。
例えば、出品したときに他の出品者に合わせて2000円で販売したとしても、現在ほかの出品者がみんな1500円で出品していたらなかなか購入してもらえません。
定期的に他の出品者の価格をチェックし、自分の商品が相場より高くなっていたら価格を調整する必要があります。
他の販売先に比べて価格が高い
ラクマは利用者数が少ないと書きましたが、それに伴い出品者数も少ないです。
そのため、価格競争にならずにメルカリ、ヤフオク、Amazonの中古価格に比べて相場が高めになっていることも多いです。
「フリマはラクマしか使わない」というユーザーもいますが、メルカリやAmazon価格をチェックしているユーザーもいます。
他のフリマアプリよりあまりにも高すぎる価格になっていると、販売のチャンスを逃していることになりますよね。
なので、しばらく売れないのであればメルカリやAmazonの価格のチェックして、あまりにも高すぎる価格になっている場合は値下げも検討してみてください。
ラクマで売れない時の対処法
ラクマで売れない場合は、以下の2つの対応策しかありません。
- 売れるように改善をする
- メルカリを使う
売れるように改善をする
まずは、できるだけ売れるように改善することです。
- 適切な価格設定
- 商品状態がわかりやすい写真をとる
- 商品に関する情報を詳しく記載する
- 長期間売れないのであれば再出品してみる
こういった対応はフリマ販売の基本ですが、改善できるところがあれば実施してみるといいかと思います。
適切な価格設定
自分が出品しているの商品の価格が、他の出品者に比べて高くないかチェックすることが重要です。
基本的には、価格が安いほうが売れやすいからです。
使用感や傷、汚れの有無など商品の状態に応じて、適切な価格を設定しましょう。
綺麗な状態の商品は、高めの価格設定でも売れることはありますが、あまりにも高い価格では購入者が見向きもしないことがあります。
商品状態がわかりやすい写真を撮る
ラクマで中古商品を買う場合、購入者が一番気になるのはその商品がどういった状態なのかです。
なので、商品状態がわかりやすいように写真を撮ることも重要です。
- あらゆる角度から複数枚の写真を載せることで、商品状態がわかるようにする
- 付属品などが全て揃っているのかわかるように撮る
- 明るい光の下で、商品がキレイに映るように写真を撮る(暗いと商品状態がわかりにくいため)
商品状態がわかりやすい写真を載せることで、「使用感はどのくらいあるのか」「傷や汚れはどのくらいあるのか」「どんな付属品があるのか」を購入者に伝えることができ、安心して購入してもらえます。
商品に関する情報を詳しく記載する
商品に関する情報を詳しく記載することも重要です。
商品に関することが詳しく記載されていないと、購入者が知りたい情報を知ることができずに購入対象から外されてしまう可能性が高いからです。
- 商品の傷や汚れの程度
- 使用感
- 付属品の有無
- サイズや素材
商品に関する情報はできるだけ詳しく記載することで、購入率はアップします。
長期間売れないのであれば再出品してみる
長期間売れないのであれば、再出品してみるのも1つの手段です。
再出品することで新着商品として上位に表示されるため、商品を見つけてもらいやすくなるからです。
また、ユーザーの中には新着順に並び変えて商品を検索する人も多いです。
そのため、長期間出品していると検索結果の下の方に埋もれてしまい、商品を見つけてもらいにくくなってしまいます。
メルカリを使う
そもそもの話、早く売り切りたいのであれば、メルカリを利用するのが一番手っ取り早いです。
先ほど、メルカリに比べてラクマの販売力は1/3くらいと書きましたが、逆に言えばメルカリに出品することで3倍くらいは売れやすくなります。
あえてラクマを選ぶ理由がない、早く売り切って現金が欲しいといった場合は、ラクマにこだわらずメルカリを使ったほうがいいです。
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まとめ
ラクマは売れないことについて解説してきました。
メルカリ、ヤフオクに比べると、プラットフォームとしての販売力は劣ります。不用品を早く処分したいのであれば、メルカリを利用するのが無難です。
そんなに売り急いでいない、楽天ポイントとうまく絡めたいといった方向けのフリマという感じになっています。
個人的にはラクマを利用した方が、楽天ポイントをうまく使い回せるので嬉しいのですが、メルカリの牙城は崩れそうもありません。
もっとラクマユーザーが増えることを期待するしかありません。
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