フリマを使えば個人でも簡単に不用品を販売できるわけですが、楽天ユーザーにとって利用したいのが「ラクマ」。
とはいうものの、ラクマって全然売れないですよね。
ツイッターなんかを見ても、「ラクマは売れない」とつぶやいている人が多いです。
実際に私もAmazon、ヤフオク、メルカリに出品することが多いですが、ラクマは断トツで売れないです。
本記事では、ラクマで商品が売れない理由と解決方法について解説していきます。
ラクマは販売先としてのメリットはある
まず、ラクマを利用するメリットを解説します。
手数料が安くなるチャンスあり
ラクマの販売手数料は4.5〜10%の変動せいなので、場合によっては他のフリアマプリに比べて安くなる場合があります。
販売手数料は、以下の実績に応じて決まります。
販売手数料 | 合計販売回数 かつ 合計販売金額 |
---|---|
10% | - |
9% | 4回以上 かつ 5,000円以上 |
8% | 6回以上 かつ 10,000円以上 |
7% | 8回以上 かつ 30,000円以上 |
6% | 10回以上 かつ 50,000円以上 |
4.5% | 10回以上 かつ 100,000円以上 |
メルカリ、ヤフオクと比べると以下の通りです。
- ラクマ:4.5〜10%
- メルカリ:10%
- ヤフオク:Yahoo!プレミアム会員8.8%(Yahoo!プレミアム会員なし10%)
販売実績によりますが、毎月コンスタントに販売していれば、メルカリ、ヤフオクと比べてもお得に利用できるチャンスはあります。
とはいえ、ライトな利用者にとっては大きなメリットにはなりにくいのが現状です。
関連記事:実質値上げで改悪?ラクマの手数料についてくわしく解説!
購入申請を設定できる
ラクマでは「購入申請」を設けることができます。
購入申請とは、購入希望者から購入申請が入ったら、承認をして取引を始めることができる仕組みです。
ひと手間かかってしまいますが、購入者がどんな利用者かを確認してから取引を始めることができるのがメリット。
あまりにも悪い評価が多い人とは取引をしない、といったこともできるようになります。
設定は自由にできるので、購入者を選びたいときは有効にするといいでしょう。
ポイント還元や割引キャンペーンが定期的にある
楽天ではポイントアップキャンペーンを頻繁に行いますが、ラクマも例外ではありません。
「出品したら300円オフクーポン」「販売価格の2.5%分ポイントバック」といったようなお得なキャンペーンを開催しています。
購入者としてのメリットですがお得に買い物ができるチャンスなので、出品する側としても売れやすくなるキャンペーンなので嬉しいところ。
ラクマが売れない理由
ここまでラクマのメリットを解説してきましたが、便利でお得に感じます。
しかし、それでも売れないのがラクマです。これからラクマが売れない原因を解説していきます。
利用者数が少ない
ラクマが売れない一番の原因は、ラクマの利用者数が少ないからです。
メルカリやヤフオクに比べると、利用者数がまだまだ少ないです。
そのため、他の販売先に比べて、売れるのに時間がかかってしまいます。
これまでの経験上、売れやすさは以下のような感じです。
メルカリ > ヤフオク > ラクマ
メルカリ、ヤフオクはそこまで大きな差はありませんが、ラクマの販売力は1/3くらいになる印象です。
出品者数も少ないのでライバルは少ないですが、そもそも購入者の数が少ないので売れにくいのは否めません。
販売価格が高すぎる
販売価格が相場より高いと売れにくくなるので、定期的に価格の見直しが必要です。
他の出品者は徐々に値下げをしているのに、自分だけ価格をそのままにしていたのでは相場に取り残されてしまいます。
例えば、出品したときに他の出品者に合わせて2000円で販売したとしても、現在ほかの出品者がみんな1500円で出品していたらなかなか購入してもらえません。
定期的に他の出品者の価格をチェックし、自分の商品が相場より高くなっていたら価格を調整する必要があります。
他の販売先に比べて価格が高い
ラクマは利用者数が少ないと書きましたが、それに伴い出品者数も少ないです。
そのため、価格競争にならずにメルカリ、ヤフオク、Amazonの中古価格に比べて相場が高めになっていることも多いです。
「フリマはラクマしか使わない」というユーザーもいますが、メルカリやAmazon価格をチェックしているユーザーもいます。
他のフリマアプリよりあまりにも高すぎる価格になっていると、販売のチャンスを逃していることになりますよね。
なので、しばらく売れないのであればメルカリやAmazonの価格のチェックして、あまりにも高すぎる価格になっている場合は値下げも検討してみてください。
ラクマで売れるようにするコツ
ラクマで売れるようにするコツとしては、以下の取り組みが重要です。
- 適切な価格設定
- 商品状態がわかりやすい写真をとる
- 商品に関する情報を詳しく記載する
- 長期間売れないのであれば再出品してみる
こういった対応はフリマ販売の基本ですが、改善できるところがあれば実施してみるといいかと思います。
適切な価格設定
自分が出品しているの商品の価格が、他の出品者に比べて高すぎないかチェックすることが重要です。
基本的には、価格が安いほうが売れやすいからです。
綺麗な状態の商品は、高めの価格設定でも売れることはありますが、あまりにも高い価格では購入者が見向きもしないことがあります。
使用感や傷、汚れの有無など商品の状態に応じて、適切な価格を設定しましょう。
商品状態がわかりやすい写真を撮る
ラクマで中古商品を買う場合、購入者が一番気になるのはその商品がどういった状態なのかです。
なので、商品状態がわかりやすいように写真を撮ることも重要です。
- あらゆる角度から複数枚の写真を載せることで、商品状態がわかるようにする
- 付属品などが全て揃っているのかわかるように撮る
- 明るい光の下で、商品がキレイに映るように写真を撮る(暗いと商品状態がわかりにくいため)
商品状態がわかりやすい写真を載せることで、「使用感はどのくらいあるのか」「傷や汚れはどのくらいあるのか」「どんな付属品があるのか」を購入者に伝えることができ、安心して購入してもらえます。
商品に関する情報を詳しく記載する
商品に関する情報を詳しく記載することも重要です。
商品に関することが詳しく記載されていないと、購入者が知りたい情報を知ることができずに購入対象から外されてしまう可能性が高いからです。
- 商品の傷や汚れの程度
- 使用感
- 付属品の有無
- サイズや素材
商品に関する情報はできるだけ詳しく記載することで、購入率はアップします。
長期間売れないのであれば再出品してみる
長期間売れないのであれば、再出品してみるのも1つの手段です。
再出品することで新着商品として上位に表示されるため、商品を見つけてもらいやすくなるからです。
また、ユーザーの中には新着順に並び変えて商品を検索する人も多いです。
そのため、長期間出品していると検索結果の下の方に埋もれてしまい、商品を見つけてもらいにくくなってしまいます。
ラクマで売れない時はメルカリ・PayPayフリマを検討しよう
そもそもの話、早く売り切りたいのであれば、メルカリを利用するのが一番手っ取り早いです。
先ほど、メルカリに比べてラクマの販売力は1/3くらいと書きましたが、逆に言えばメルカリに出品することで3倍くらいは売れやすくなるからです。
あえてラクマを選ぶ理由がない、早く売り切って現金が欲しいといった場合は、ラクマにこだわらずメルカリを使ったほうがいいです。
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不用品を売って現金化したいにも関わらず、いつまでも売れない状態では元も子もありません。
メルカリも合わせて利用すると、不用品の販売スピードも上がりますよ。
また、もう1つの候補としてPayPayフリマがあります。
PayPayフリマは、販売手数料が5%と安いのが魅力。最近はユーザー数が伸びてきているので、こちらも合わせて利用するのがおすすめ。
PayPayフリマを始めて利用する際は、招待コードを利用するとお得です。招待コードを利用して新規登録するとボーナスポイントがもらえますよ。
PayPayフリマ招待コード:PBOZYR
PayPayフリマ
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まとめ
ラクマは売れないことについて解説してきました。
メルカリ、ヤフオクに比べると、プラットフォームとしての販売力は劣ります。
「そんなに売り急いでいない」「楽天ポイントとうまく絡めたい」といった方向けになっているのが現状です。
不用品を早く処分したいのであれば、メルカリやPayPayフリマを利用するのが無難です。
個人的にはラクマを利用した方が、楽天ポイントをうまく使い回せるので嬉しいのですが、メルカリの牙城は崩れそうもありません。
しかし、楽天もまだまだラクマに力を入れていく姿勢は見せていて、今後は以下のような取り組みも行なっていくようです。
- 楽天市場の楽天スーパーSALEやお買い物マラソンとの連携で、ラクマのお買い物がポイント最大11倍になるキャンペーンを定期開催
- 出品機能の拡充
これからもっとラクマユーザーが増えることを期待したいところです。
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