初心者のためのAmazonせどり始め方ガイド【準備〜仕入れの流れまで】

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副業として人気の高まっている「せどり」。

他のビジネスに比べてシンプルで収益化が早いこともあり、気になっている人も多いのではないでしょうか。

  • これからAmazonせどりを始めたい
  • せどりを始めたいけど、何からやればいいかわからない
  • Amazonせどりのやり方を知りたい

といった方に向けて、本記事では「Amazonせどりの始め方」を解説したいと思います。

本記事を参考に、せどりを始めて収入にプラスαを加えましょう!

目次

Amazonせどりの基本知識

Amazonせどりの知識について解説します。

Amazonせどりとは

そもそも「せどり」とは、安く仕入れた商品を高く売ることで利益を得るビジネス手法ですが、Amazonマーケットプレイスを活用し、仕入れた商品を出品・販売して稼ぐことを「Amazonせどり」と言います。

Amazonのマーケットプレイスを利用することで、以下のメリットがあります。

  • Amazonの集客力は抜群なので、多くのお客さんにリーチできる
  • Amazonせどり向けのツールが豊富なので、せどり初心者でも結果をだしやすい

Amazonの集客力・販売力、Amazonせどりに向けたツールの豊富さがメリットと言えます。

せどりの種類(店舗せどり・電脳せどり)

せどりは、仕入れ方法によって種類を分けることができます。

店舗に行って仕入れをすることを「店舗せどり」、ネットショップから仕入れをすることを「電脳せどり」といいます。

  • 店舗せどり:ドン・キホーテやブックオフなど、お店に行って仕入れをする
  • 電脳せどり:ビッグカメラ.comやジョーシンWebなど、ネットショップで仕入れをする
店舗せどりの特徴電脳せどりの特徴
ディスカウント品に出会いやすい
ライバルはそこまで多くない
商品状態を確認できる
移動や交通費が必要となる
体力が必要になる
家の近くに店舗が少ないと遠征が必要
場所を選ばずに仕入れができる
移動時間や交通費が必要ない
スキマ時間にリサーチできる
届くまでに日数がかかる
全国のせどらーがライバルになる
どんな商品届くかわからないことがある
段ボールなどのゴミが多くなりがち

どちらも一長一短あるので、ご自身の環境に合わせて取り組むのがベストです。

それぞれの詳しい解説は、以下の記事を参考にしてみてください。

Amazonせどりの始め方

Amazonせどりの始め方を解説します。

以下の4ステップで準備していきましょう

Amazonせどりの準備の流れ
  1. Amazon出品用アカウントを作る
  2. せどりを始めるのに必要なものを揃える
  3. 仕入れに必要なツールを揃える
  4. 利益が出る商品を見つける方法

Amazon出品用アカウントを作る

Amazonせどりを始めるなら、Amazon出品用アカウントを作成する必要があります。

アカウントの登録には以下のものが必要になるので、あらかじめ用意しておきましょう。

必要なモノ
  • 本人確認書類(免許証やパスポート)
  • 電話番号
  • クレジットカード
  • 銀行口座番号

以下の公式サイトのリンクから「Amazon出品用アカウントの登録」を行います。登録手順は画像付きで解説されているので、迷うことなく登録できるはずです。

【Amazon公式】Amazon出品用アカウント登録手順

登録が完了したら、せどりをしていく上で必要なものを準備していきましょう。

大口出品と小口出品について

Amazonの販売アカウントには「大口出品」と「小口出品」の2つがあり、どちらにするかで出品にかかる費用が異なってきます。

参考リンク:出品にかかる費用

これからせどりをビジネスとしてやっていくなら大口出品のほうがいいのですが、まだどのくらいの規模になるか分からないので迷うかもしれません。

あとから大口出品に変更することも可能なので、まずは小口出品から始めてみてもOKです。

せどりを始めるのに必要なものを揃える

せどりをするなら、以下のものは準備しておく必要があります。

  • パソコン
  • 仕入れ代
  • クレジットカード
  • 銀行口座
  • スマートフォン
  • プリンター関連
  • 梱包資材
  • ダンボール
  • ツール関連

詳しくは、【初心者向け】せどりを始めるのに必要なものリストを解説!で紹介しているので参考にしてみてください。

仕入れに必要なツールを揃える

せどりの仕入れに必要なアプリとツールを紹介します。

アマコード(検索アプリ)

店舗せどりをする場合は、アマコードを利用しましょう。

Amacode公式サイト

アマコードは、商品のバーコードをスマホカメラで読み取って、商品情報を表示してくれるアプリです。

無料で使えるので、せどり初心者におすすめです。

こんな感じのアプリです。

アマコードの画面

商品情報には、Amazonの新品・中古の最安値や、損益分岐点が表示されるので、利益が取れる商品なのかどうかをパッと見で判断できます。

赤枠のところが、損益分岐点の金額です。仕入れ額と比較して、利益が取れるかどうかの判断ができます。

アマコードの使い方は、アマコードの使い方を詳しく解説!初心者に最適なおすすめ検索アプリで解説しているので参考にどうぞ。

モノトレーサー(仕入れ判断ツール)

仕入れをする時に必ず用意しておきたいのが、商品の需要を判断する「仕入れ判断ツール」。

  • その商品は過去にどのくらいの価格で売れているのか
  • その商品はこれまでどれくらいの頻度で売れているのか
  • どのくらい利益がとれそうなのか

これらを判断するのが仕入れ判断ツールで、このツールを使えば「需要のある売れる商品」だけを仕入れることができるので、売れない商品を仕入れてしまう心配はありません。

候補としては以下の3つです。

これからせどりを始めたい方は、モノトレーサーを使うのがおすすめ。

無料で利用できる上に、仕入れ判断をするのに必要十分な機能を備えています。

こんな感じの見た目で使いやすく、仕入れ判断がしやすいですよ。

モノトレーサーの画面

モノトレーサーについては、無料でイチオシ!モノトレーサーの機能や使い方【検索アプリ連携も解説】を参考にしてみてください。

デルタトレーサー、Keepaは月額で2000円程度かかるので、興味がある方のみでOKです。

利益が出る商品を見つける方法

利益が出る商品を見つけるリサーチ方法について解説します。

せどりのリサーチの流れとしては以下のとおり。

  1. 店舗やネットショップでAmazonより安い商品を探す
  2. アプリ・ツールを使って利益額や売れ行きをチェックする
  3. 利益が取れるのであれば仕入れをする

利益商品が見つかるまで、上記をどんどん繰り返していくことになります。

今回は、デルタトレーサーを使った仕入れ判断を紹介しますが、モノトレーサーでも使い方は同様です。

それでは、仕入れ判断ツールの使い方を解説します。あくまで参考程度ですが、仕入れ判断のイメージはしてもらえると思います。

例えば「機動戦士ガンダムUC Blu-ray BOX Complete Edition (初回限定生産)」の新品が、店舗で3万円で売っていたとします。

デルタトレーサーは商品のバーコードを読み込む機能がついているので、スマホのカメラで商品のバーコードを読み込むと、以下のように商品情報を表示してくれます。

現在のAmazon価格と、手数料を引かれたAmazonからの入金額が表示されます。

現在の新品価格50485円で売れたとすると、入金は42445円になるので、3万円で仕入れた場合は利益は約12000になります。

42445(入金額)- 30000(仕入れ額)=12445(利益)

この商品を3万円で仕入れた場合、「約12000円の利益が取れそう」ということがわかります。

では、この商品は需要があって売れる商品なのか。

売れない商品を仕入れてもお金の無駄なので、需要のある商品なのかをチェックする必要があります。

需要があるかどうかは、グラフの波形具合で分かります。

ランキングが上昇すると、グラフが下で跳ねるように波打ちます。グラフの波打っている間隔が細かければ細かいほど売れている商品になります。この商品の場合は、そこそこ売れている商品になります。

では、本当に50485円で売れているか確認する必要があります。もしかしたら、今だけ相場が上がっていて50485円では売れないかもしれません。

ここで過去相場変動グラフをチェックします。

緑の線が新品最安値の過去相場ですが、ずっと5万円くらいで推移しています。その状態でランキングの波形も動いているので、新品5万円でも売れていると確認できます。

検索から仕入れまでは、このような流れになります。

電脳せどりでもバーコードスキャンがないだけで、デルタトレーサーに商品コードを入力して仕入れ判断をしていくだけです。

※本来はもっときちんとした見方をしなければいけませんが、仕入れをする際の例としてイメージしてもらえたと思います。

Amazonせどりで稼ぐためのコツ

せどりの勉強方法

Amazonせどりで稼いでいくためには、せどりについての勉強も必要です。

せどりの勉強は、せどらーが発信する情報をチェックするのが一番効率的です。

多くのせどらーが、以下のような様々な媒体で有益な情報を発信しています。

  • ツイッター
  • YouTube
  • ブログ
  • メルマガ
  • LINE公式アカウント
  • note

まずはいろいろチェックしてみて「この人の発信は勉強になる」といったせどらーを2~3人マークして、そのせどらーの発信している情報・スキルを吸収していきましょう。

また、せどりの基礎知識を体系的に学びたいのであれば書籍もおすすめ。

こちらの書籍「もっと 世界一やさしい Amazonせどりの教科書 1年生」であれば、せどりの基礎知識を初心者にもわかりやすく網羅的に学ぶことができます。

せどりでおすすめの書籍については、【初心者向け】せどりの勉強に役立つおすすめ本8選!で紹介しているので参考にしてみてください。

不用品販売で練習しよう

せどりの準備と同時並行で行いたいのが、家にある不用品を販売することです。

不用品を販売することで以下のメリットがあるからです。

  • リスクなしでネットで物を売る感覚がつかめる
  • 仕入れ資金を作ることができる
  • 世の中の需要を理解できる

本、CD、DVD、服、ブランド品、家電など、家にある不用品はどんなものでもいいので売ってみましょう。

メルカリ、ヤフオク、AmazonどこでもOKです。

せどりは売れない商品を仕入れてしまうと赤字になるリスクもありますが、自分の不用品を販売するだけならリスクはありません。

不用品を売ることでも販売経験を積むことができますし、仕入れ資金を作ることができます。

それに、ツールに慣れるという意味もあります。まずは家にある商品のバーコードを読み取って、実際に使ってみましょう。

このように、家にある不用品を売るだけでも練習になるのでぜひ実践してみてください。

仕入れのコツを覚えよう

Amazonせどりの準備をしたら、いざ仕入れをするわけですが、むやみやたらに検索しても利益商品を見つけることは難しいです。

なぜなら、ショップには膨大な数の商品があり、利益商品はそのなかの一部に限られているからです。

そこで重要になってくるのが、仕入れのコツを覚えることです。

仕入れのコツを抑えて商品をリサーチすることによって、利益商品を見つけられる確率も高まります。

仕入れのコツについては、せどりの仕入れで知っておきたい10のコツを紹介!で解説しているので参考にしてみてください。

Amazonせどりの注意点とリスク

Amazonせどりをする際に注意すべき点やリスクを解説します。

せどりのリスク

せどりには、以下のようなリスクがあります。

  • 資金ショートリスク
  • 在庫リスク
  • 偽物・海賊版・サンプル版を販売してしまう
  • アカウント停止リスク
  • 顧客トラブル

あらかじめせどりのリスクを理解しておくことで、リスクを減らすこともできます。

詳しくは【初心者向け】せどりのリスクを解説します【リスクゼロはあり得ません】を参考にしてみてください。

中古品を扱うなら「古物商許可証」を取得すること

中古品を販売するなら「古物商許可証」は必要です。

無許可で中古品せどりを行うと、古物営業法の第31条の罰則(3年以下の懲役または100万円以下の罰金)が適用される可能性もあるので注意です。(参考:古物営業法(第31条)

中古せどりをしているのに「実は古物商許可証を取っていない」という人も意外といるので、必ず取得しておきましょう。

せどりの始め方に関するよくある質問

ここまで、せどりの始め方を解説してきました。

最後に、せどりの始め方に関する「よくある質問」に回答していきます。

せどりを始めるにはどのくらいの資金が必要?

せどりを始める資金は、3万円〜5万円が目安になります。

せどり初心者の場合、初月にいきなり大量仕入れができるかも分かりませんし、まずは小さく始めてみるという意味でも十分な金額だからです。

もし、仕入れの資金が全然ないという方は、せどりを始めるにはどのくらいの資金が必要?目安や作り方を解説!を参考に資金作りをしてみてください。

無理せず小さい規模から徐々に大きくしていきましょう。

どのジャンルをやればいいの?

せどりで取り扱うジャンルは、興味があるジャンルに取り組んでみればOKです。

ただし、選ぶ際にご自身の環境は考慮しましょう。

例えば、部屋が狭いのに家電を取り扱おうとすると、家のスペースを圧迫することになりますし、廊下までパンパンになってしまうなんてことにもなってしまいます。

部屋が狭いのであれば、ある程度小型のパソコン周辺機器、ヘルス&ビューティー、DVDなどを選択したほうがいいです。

ジャンルの選び方や注意点に関しては、こちら「【せどり初心者のジャンルの選び方】おすすめジャンルや注意点を解説します」で解説しているので参考にどうぞ。

FBAと自己発送どっちがいいの?

Amazonには、FBA(フルフィルメント by Amazon)というサービスがあります。

これは、商品をAmazon倉庫に送ることで、梱包、発送から返品・返金といったカスタマーサービスまで、すべてを代行してくれるサービスです。

せどりを始めたばかりの人は、FBAを利用する必要はありません。

FBA利用することで手数料が取られるため、仕入れられる商品が狭まってしまうからです。

まずは、自己発送でせどりを始めて、ある程度慣れてきたらFBAを利用する流れでOKです。

関連記事:せどり初心者でもFBAを使った方がいいの?【まずは自己発送でOK】

ストア情報に自宅住所を記載したくない場合はどうすればいい?

Amazon販売をする上では、ストアフロントに自宅住所や電話番号を記載しなければいけません。

個人情報が公開されることになるため、抵抗を感じる方もいるかもしれませんね。

そんなときは、バーチャルオフィスの利用がおすすめ。

バーチャルオフィスは、事業用住所のレンタルサービスで、バーチャルオフィスを利用すればAmazonのストアフロントにはレンタルした住所を記載すればいいので、自宅住所を公開しなくてよくなります。

月額500円〜1,000円くらいで利用できるので、大きな負担にもなりません。

おすすめのバーチャルオフィスは、せどりでおすすめのバーチャルオフィス7選【自宅住所のバレ防止に】で紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください。

さあ、仕入れに行こう!

不用品をいくつか販売して、ツールの使い方にも慣れてきたら、実際に仕入れに行きましょう!

準備だけしても、行動に移さなければ手元にお金が入ってくることはありません。

まずは「月に5万円を稼ぐことを目標」として、日々の生活にプラスαを加えましょう。

本記事まとめ

本人のやる気次第ですが、せどりは副業でも月に5万、10万、それ以上の収入を実現できます。

本記事を参考にして、ぜひ行動に移していただければと思います。

Amazonせどりで稼ぐコツから販売・管理までは、以下の記事を参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

独立して6年目の個人事業主で、中古メディアせどり、ブログ・アフィリエイト、ライター、ポイ活などを通じて生活しています。1つの収益に頼らないスタイルを実践。副業でせどり開始→独立後ブログで収入を複数化(ブログ月間収益は最高14万円)。

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