本せどりをやっていると、2000円仕入れで1万円で売れるような高利益商品に出会うことがあります。
やっぱりこういった商品を見つけて販売するのは嬉しいもの。
しかし、こういった商品はなかなか見つけることができないので、ネットで公開されている高額本リストや販売事例に興味がある人は多いのではないでしょうか。
しかし実際のところ、こういったリストや販売事例を見たからといって、すぐに結果がでることはほとんどありません。
なぜなら、高額本というのはそう簡単に見つかるものではないので、リストを手に入れたからと言って自分もすぐに見つけられる可能性は低いからです。
とはいえ、まったく意味がないわけでなく、上手く活用することで自分のスキルをアップさせてくれる貴重なデータになります。
プレミア商品のリストとか販売事例は再現性が低いですが
・高額・プレミアになる傾向を見つける
・自分の仕入れリストに追加といったメリットはあります。
わざわざリストにお金を出そうとは思いませんが、販売事例というのは知識アップに繋がりますよ。
— くりすぷ@中古メディアせどらー (@crisptrick) March 28, 2021
そこで本記事では、高額本リストや販売事例の有効な活用方法を紹介したいと思います。
Contents
参考例として高額・高利益本を紹介
参考例として、高利益が取れた商品を紹介します。
7010円仕入れ→26800円販売
利益:14000円
1950円仕入れ→10615円販売
利益:6400円
8640円仕入れ→22000円販売
利益:9300円
3200円仕入れ→13200円販売
利益:7300円
5000円仕入れ→16800円販売
利益:7300円
高額本リストからの仕入れは再現性が低い
高額本リストからの仕入れは再現性が低い理由を解説します。
再現性が低い理由
まず、高額本リストからの仕入れというのは再現性が低いです。
高額本の特徴として、以下の2つが挙げられます。
- 専門的な内容のため高額
- 需要と供給のバランスが崩れているためプレミア化している
共通点は、流通が少ないこと。
こういった本は、ブックオフのように全国にたくさんの店舗があったとしても、そう簡単に見つけられるものではありません。
なので、高額本リストを覚えたり、店舗に持って行って仕入れをしても、同じ商品が見つかる可能性はかなり低いです。
そもそも仕入れ条件が同じとは限らない
先ほど商品を紹介しましたが、すべて同じ条件で仕入れたわけではありません。
- 「網膜硝子体手術SOS」はブックオフのプロパー価格で仕入れ
- 「経穴主治症総覧」はブックオフのトコロテンで仕入れ
- 「日本新劇全史」はブックオフ以外で仕入れ
- 「木村伊兵衛のパリ」はプロパーではない価格で仕入れ
どれも仕入れ条件は異なります。
高額本リストの商品を「どこでどういった価格で仕入れたのか」によっても利益額が変わってくるので、同様の条件で仕入れられるとは限りません。
また、相場の流れもあるので、リストにある商品を見つけたとしても、同じ価格で売れるかどうかは分かりません。
例えば「趣味と芸術 謎の割烹 味占郷」の場合、直近では相場が崩れていて、10615円での販売は難しいです。
この本の場合は、増補版が発売されたので旧版が値崩れしだしたという理由がありますが。
高額本リスト・販売事例の有効な活用法
それでは高額本リストや販売事例は意味がないのかといえば、そうではありません。
高額・プレミアになる傾向を見つける
とくに重要なのがこれです。
高額・プレミアになる傾向を見つけること
高利益の狙えるプレミア商品を狙う場合、個別商品を覚えるのではなく、稼げるキーワードや傾向を掴むことで、仕入れの効率が高まっていきます。
なので私は、他の人の販売事例は貴重な情報源としてみています。
- このアーティストは前にも紹介されていたな
- このジャンルの商品よく見かけるな
こんな感じで自分の中で稼げるキーワードや傾向を蓄積していくことができます。
販売事例というのは実際に売れたものであり、利益になる商品の傾向、キーワード、ジャンル等を学ぶには最高の教科書になるわけです。
目的意識を持って販売事例を見ないと、「へー、こういった商品が売れたんだ」となんの知識の蓄積にもならず意味がないですが。
電脳仕入れ用に自分のリストに加える
せっかく高利益商品を紹介してくれる人がいるので、自分の電脳仕入れリストに加えてしまいましょう。
人によるかと思いますが、狙いはロングテール商品です。
「多くの人に見られているから、ライバルが多くて仕入れられないのでは?」
こんな意見もあると思いますが、あまり深く考える必要はないと思っています。
理由としては以下の通り。
- 全員が電脳仕入れをするわけではない
- 仕入れ基準が違う
- 電脳の仕入れ先は複数ある
人それぞれ基準や仕入れ方法が異なります。
例えば、「ブックオフで2000円で仕入れて、8000円で売れた」という商品が紹介されていたとします。
ネットで4000円で出品されている場合、
せどらーA:3000円なら仕入れる(それ以上の価格では仕入れない)
せどらーB:4000円でも仕入れる
人それぞれ基準が異なるので、自分が仕入れられる可能性もあります。
実際に私も他の人の販売事例から仕入れた商品もあります。
補足1:他人の販売事例が記憶に残ることもある
先ほど再現性は低いと言いましたが、中には「あれ?この商品みたことある!」といった感じで、同じ商品を見つけられることもあります。
意外と記憶に残っている場合があって、実際に私も何度もあります。
しかし、記憶に残っているものは条件があると思っています。
それは、インパクトが強いものや、新しい発見があった場合です。
例えば、とある戦艦ものの本が紹介されたとします。
仕入れ値3000円で、2万円で売れました。
利益は13000円です。
これをみたら「おお、すごい」となりますよね。
こういったインパクトのある商品は意外と覚えていたりします。
また、新しい発見があった場合です。
戦艦ものの本はプレミア商品が多いので、関連するものを見かけたらチェックして下さい。
こういった解説を読んだときに、「戦艦もの」にプレミア商品が多いという知識が自分になかった場合、商品と一緒に解説されていると記憶に残りやすいです。
他にも、紹介された商品を自分でモノレート分析したり、Amazonページでチェックしたり、自分なりにサーチしているものも記憶に残ったりします。
補足2:高額本はネットで簡単に検索できる
高額本リストというのは、有料で販売されていたりするようですが、実際には無料で簡単にリスト化することができます。
例えばですが、ネットショップで「楽譜・スコア」を価格の高い順に並べたり、「法律関連」を価格の高い順に並べるだけです。
また関連商品をチェックしていく横展開も有効です。
他にも、買取価格順に調べてみるとか。
例えば、ネットオフの買取一覧を買取価格順に並べるだけで、高額本を一気に調べることができます。
ネットを調べれば、高額本というのは簡単に探すことができます。
まとめ
高額・高利益本リストや販売事例の有効な活用法を紹介してきました。
私自身の検索スタイルとして、稼げるキーワードや傾向を意識しています。
その蓄積に役立つものの1つが、他の人の販売事例だったりします。
高額・高利益本リストや販売事例は以下のように活用するのがベスト。
- リストせどりとしてはおすすめできない
- 稼げるキーワードや傾向を掴むために利用する
うまく自分の検索にプラスになるように活用しましょう。
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