こんにちは、くりすぷです。
外注化することでより効率的にせどりを展開していくことができますが、ここ2年続けてきた外注をやめました。
利用していたプライスターパートナーのサービス終了もきっかけの一つですが、「今の自分の規模なら一人でも十分にこなせる」と考え直したのが主な理由です。
この記事では、せどりの外注をやめた体験談として、実際の外注コストや外注をやめたメリットを解説したいと思います。
これまでの外注内容
これまで、「プライスターパートナー」(現在はサービス自体終了)を利用して外注をしていました。
お願いしていた作業内容は、中古CD・DVDのFBA納品に関わる一連の作業(検品、梱包、写真撮影、出品コメント入力、価格設定、FBA倉庫への納品)です。
プライスターパートナーに登録してるパートナーさんは、出品〜納品までの経験者ばかりなので一から教育する必要がないのがメリットです。私がお願いしたパートナーさんも経験者で、商品画像もハイクオリティでした。
ちなみにその時の費用感ですが、私のパートナーさんの場合だと、上記の作業全て込みで1商品あたり400円。
他にも費用はかかるので、例えばダンボール1箱20商品をお願いした場合、
- パートナー費用:400円 x 20個 = 8,000円
- プライスターパートナー手数料(15%):10,000 x 0.15 = 1,500円
- パートナーさんへ商品を届ける配送料:1,300円
こんな感じになるので、私がお願いしている外注費は、1商品あたり540円になります。
ランサーズなどで自分で外注パートナーを探した場合、中古で写真込みだと300円~450円くらいが相場感なので、やや高めかなといった感じです。
また、お願いしていたパートナーさんは、中古商品の「状態や付属品に応じた出品コメント」までは作成してくれなかったので、結局私がスプレッドシートに各商品のコメントを記載して共有する、という一手間が発生していました。この手間も考えると、少し割高に感じていたのが本音です。
とはいえ、仕入れた商品すべてをお願いしているわけではなくて、「CD-BOXのような枚数が多くて面倒な商品」や「利幅の大きい商品」だけにしていたので、手数料はそこまで負担に感じませんし、作業的にはだいぶ楽になっていました。
せどりの外注化の具体的な方法やメリット・デメリット、注意点などを確認したい方は、こちらの記事「せどりで外注化を上手に活用する方法!流れや注意すべきポイント」参考にしてみてください。
外注をやめたメリット
プライスターパートナーが終了すると同時に外注をやめることにしました。
今の私のせどりの規模なら、外注せずとも十分に自分で回せる量だと判断したからです。
実際に自分で写真撮影から出品、FBA納品までするのは2年ぶりくらいなのですが、やってみると不思議なもので、「あれ? 結構楽しいかも…」と感じている自分がいます。
単調な作業であることに変わりはないので、そのうちまた「面倒だな」と思う時期が来る可能性は高いですが…。
さらに、外注をやめたことで、薄利商品を仕入れることができるというメリットもでてきました。
例えば、見込み利益が800円くらいの商品があったとして、これを1商品あたり約540円の外注費をかけてしまうと、利益はわずか260円。手間や値下がりリスクを考えると「仕入れない」という判断になりがちです。
いくつかリピートできる良い商品も持っていたのですが、外注化してからは仕入れていませんでした。
しかし、自分で出品・納品するなら、こういった薄利商品も仕入れ対象とすることができます。
仕入れの制約が外れたことで、高利益商品を狙いつつ、こうした回転の良い薄利商品を織り交ぜて、より柔軟に仕入れをしていくことができるようになりました。
まとめ
2年続けてきた外注化をやめたことや、やめたことによるメリットについてお話ししてきました。
もちろん、今でも外注化のメリットは大きいと感じていますし、今後また仕入れ量が増えたり自分の時間が取れなくなったりすれば、また外注化を検討するかと思います。
その時はランサーズなどで個人募集して、商品を送ったらすべて上手くやりくりしてくれるパートナーさんを探す感じになるかと思います。
とはいえ、規模の大きくない今の私にとっては、すべて自分で作業をこなすのがベストに感じています。
せどりのやり方は人それぞれ。
その時々の自分の状況や規模、価値観に合わせて「時には外注をやめてみる」という選択も、意外な発見やメリットをもたらしてくれるかもしれませんね。
しばらくは「自力モード」で、せどりを続けてみようと思います。
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