ヤフオクからディスク系のまとめ売り、古書のまとめ売りを仕入れてみました。
なかなかいい仕入れとなったので紹介したいと思います。
加えて、まとめ売りを仕入れるメリット・デメリットについても解説したいと思います。
まとめ売り商品を仕入れるメリット
ヤフオクでのまとめ仕入れのメリットを解説します。
ライバルが比較的少ない
まとめセットは比較的ライバルが少ない印象です。
デメリットのところで詳しく説明しますが、まとめ売りの仕入れは検索が面倒なのでスルーしがちなためです。
そのため、単品出品に比べて落札しやすい傾向があります。
思わぬ利益商品が混ざっている
商品数が多いまとめ売りを落札する場合、全ての商品をチェックすることはほとんどありません。
というのも、いくつか検索した時点で十分利益が取れると判断したら入札をするからです。
このような場合、商品が届いた後にすべての商品を検索してみると「リサーチの時にはチェックしていなかった商品が、思わぬ利益を生み出す商品」だったりすることも多々あります。
まとめ仕入れあるあるだったりしますが、こういった思わぬ利益商品に出会えるのもメリットです。
まとめ売り商品を仕入れるデメリット
ヤフオクでのまとめ仕入れのデメリットを解説します。
検索が面倒
まとめ売りを仕入れるデメリットは検索が面倒なこと。
商品説明欄にすべての商品タイトルを記載してくれている場合はいいですが、まったく記載されていないこともあるからです。
商品名をコピーして検索することができないので、自分で商品名や規格番号をみて、1つ1つキーワード検索していくのはかなり面倒。
検索が面倒なため、リサーチに時間がかかりがちです。
手間がかかる
利益の狙い方によっては、手間がかかる場合があります。
例えば、以下のようなまとめ売り商品を3000円で仕入れたとします。
- 商品A:利益0円
- 商品B:利益0円
- 商品C:利益2000円
- 商品D:利益2000円
- 商品E:利益2000円
- 商品F:利益1000円
あくまで単純計算ですが、C〜Fの4商品を全部売れば、手元に残る利益は仕入れ値を差し引いて4000円になります。
利益4000円というと聞こえはいいですが、ネックになるのが作業量が多くなってしまうこと。
1商品を売って利益4000円ではなく、4商品を売って利益4000円なので手間は全然違いますよね。
1商品でドカンと利益が取れるまとめ売りではなく、利益商品が分散しているまとめ売りをたくさん仕入れると、在庫保管スペースも必要ですし出品数が増えて手間がかかります。
コンディション把握が難しい
まとめ売りの場合、1つ1つの状態が記載されていないことがほとんど。
そのため、商品画像からある程度しか状態を把握することができません。
写真で判断しようにも積み重なって撮影されている場合が多く、細かく確認することができないためコンディション把握が難しいです。
まとめ商品の仕入れをしていると、利益がでると目星をつけた商品が、以下のような状態で届くこともたまにあります。
- ケース割れの商品
- 書き込みがある本
- 汚れがひどい商品
商品のコンディションについては、ある程度差し引いて考えておいた方がいいです。
気になる場合は、出品者に質問してみるといいかもしれません。
ヤフオクのまとめ仕入れ結果
まとめ売りを仕入れた結果を紹介したいと思います。
CD・DVDのまとめ売りを仕入れてみた結果
1円出品ですでに入札が2件入っていて、11円の入札価格となっていましたが、即決価格が設定されていたのでオークションには付き合わず約1万円で即決落札。
オークションに付き合えば、もしかしたらもっと安く落札できた可能性もありますが、出品画像をチェックしてみると2商品だけで利益が取れることを確認できたからです。
他の誰かに即決される可能性もあるので迷うことなく即決落札しました。
届いた商品は合計51点。
この中から利益の取れそうなものを選定、FBAに送り込む商品たちはこちら。
いい意味で想定外の結果で、21商品も利益商品を見つけることができました。
仮にすべて最安値で販売したとしても、全部で約6万円の販売額。利益としては4万円近くは狙えます。
回転の良い商品としては、Hey!Say!JUMP、BIGBANG、ONE PIECEなど、2000円~3000円くらいで売れそうなものが多く含まれていました。
そして、一番の狙いは洋画DVD-BOX。
この記事のアイキャッチ画像の左上に映っている商品ですね。
謎の円盤 UFO COLLECTORS’ BOX PART2 [DVD]
このDVD-BOXは何回も売っている商品なので、見つけた瞬間「かなりおいしい出品では?」と判断できました。
この商品だけでも仕入れ額はほぼ回収できるので、他にも利益が取れる商品をいくつか確認した時点で落札ゴーサインです。
なかなかおいしい仕入れとなりました。
古書のまとめ売りを仕入れてみた結果
ヤフオクから購入した、古書のまとめ本。
約30冊のセットで送料込み1000円で落札しました。
古書の場合は、バーコードスキャンできないことが多いので、出品者さんも相場を考えずに適当にまとめてしまうこともあります。
今回は、約30冊で送料込み1000円だったので、かなり安く仕入れられたと思います。仕入れた約30冊のうち10冊をAmazonとヤフオクに出品していましたが、約2か月でまずまずの結果となっています。
ロングテール商品が多いのは覚悟していましたが、3冊が売れていきました。
内訳はこんな感じ。
- Amazonで2300円販売
- Amazonで8800円販売
- ヤフオクで2冊セットで3000円販売
1000円仕入れで、14,100円の売り上げになっているので、まずまずの結果かと思います。
一番高く売れた商品はこちら。
改正区分所有法と登記実務 (1984年)
かな〜りロングテールな商品。
正直、出品しようか迷った商品ですが、モノレート全期間で見てみると、13000円くらいで売れた形跡があります。
加えて、現在の出品者のコンディションが「可」だったので、出品してみることにしました。
なんとか売れてくれたので、それなりの利益になりました。
利益の取れない商品の処分方法
まとめ売り商品の仕入れをすると、どうしても利益の取れない商品もたくさん混ざってきます。
処分方法としては、以下のことが考えられます。
- 今度は自分でまとめ売りする
- そのまま捨てる
- 買取に出す
いろいろな手段がありますが、おすすめは買取に出すことです。
そのまま捨ててはもったいないですし、自分で販売しても手間がかかる上に対して利益は取れません。
買取依頼をすれば、処分がてらちょっとしたお小遣いにもなります。
- セカンドストリート
- ブックオフ買取
ダンボールに詰めて集荷を依頼するだけなので、手間もかかりません。
ヤフオクの「まとめ売り」仕入れは狙い目!
まとめ売り商品の仕入れは、面倒な作業になるので敬遠する人が多くライバルは少ないです。
また、お目当ての商品以外にも「届いてみたら別の商品の方が高くれる」といったこともあります。
本記事で紹介したようなおいしい出品にはなかなか出会えませんが、たまにボーナス的な出品があるのも魅力。たまには、まとめ売り商品をチェックしてみるのもいいかと思います。
安く落札できた出品者を見つけた場合は、必ずフォローリストに追加して定期的にチェックしましょう。甘めの価格で出品してくる可能性が高いです。
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