今回は、「せどり初心者は薄利多売から始めるべき理由」ということについて。
せどりの商品を扱う場合、高単価商品のほうが利益額が大きく取りやすい傾向があるため、高単価商品の仕入れをしたくなるのものです。
しかし、高単価商品は資金力が必要になる上に、キャッシュフローを圧迫しやすいので、初心者向きではありません。
まずは薄利でもいいので高回転商品をたくさん販売することで、多くの販売経験を積むことが大切です。
せどり初心者は薄利多売から始めるべき大きなメリット
リスクが低い
せどりの薄利多売は、基本的に「低単価の商品かつ回転の早い商品を大量に売ること」を指していますが、以下の理由から低リスクでせどりをすることができます。
- 仕入れた商品が売れ残るリスクが少なく、資金の回転も早い
- 低単価商品の場合、赤字になっても損失が小さい
せどり初心者のように、せどりの経験も少なく資金に余裕がない場合は、低単価の商品であればリスクを抑えることができます。
それに、利益は少なくても回転の早い商品を扱うことで、すぐに資金が回収できて手元にお金が残りやすいです。
これらの理由から、低単価商品の薄利多売は比較的リスクが少ないと言えます。
また、せどりをしていると「売れない商品を仕入れてしまった」「仕入れた商品が赤字になってしまった」という失敗仕入れを誰もが経験します。
こういった失敗をしても仕入れ金額が少なければダメージも少ないです。
仕入れ・販売経験をたくさん積める
たくさん商品を仕入れて販売することで、仕入れの経験や販売経験をたくさん積むことができます。
どういった商品が売れやすいのか、どのような価格帯が売れやすいのかといったことを把握しやすくなります。
そして、薄利多売は小さな成功体験を積むことができるので、今後のせどりに対するモチベーションアップにも繋がります。
というのも、せどりを始めた人の多くは稼げなくて辞めてしまう人がほとんど。薄利でも継続していくことでお金が増える楽しみを実感することができ、今後の成長への意欲も湧くからです。
ストア評価が貯まる
薄利多売で販売数が増えると、ストア評価が貯まりやすくなります。
特に、中古せどりをしていく上ではストア評価はかなり重要。
「綺麗な商品です」とコンディションを記載しても
・評価数500、100%
・評価数20、95%
では、信頼度は大きく違います。
とくに万単位の高額商品になると、ストア評価は大きく影響してきます。
まずは薄利多売でたくさん販売して、どんどんストア評価をためていきましょう。
関連記事:Amazon出品者が良い評価をもらうコツと評価率アップの施策とは?
せどりにおける薄利多売のデメリット
薄利多売のデメリットとしては、それなりに利益を上げようとするとたくさん販売する必要があることです。
その分、出品・梱包作業などの負担が増え、副業だとけっこう忙しくなります。
ここは受け入れるしかないのですが、忙しいということは順調な証拠でもあります。
薄利多売でも、
・手堅く資金を増やしていく
・たくさん販売経験を積む
・評価をためる
といったことのためにも頑張りましょう。
まとめ
せどり初心者は薄利多売から始めるべき大きなメリットについて解説してきました。
目安としては、最初の2ヶ月〜3ヶ月くらいは薄利商品を中心に扱っていってもいいかなと思っています。
例えば、本せどりのブックオフ単Cから始めてみるのもいいかと思います。(関連記事:単Cせどり攻略法【非効率だけど経験を積むのにおすすめです】)
「それなりに忙しくなってきた」「資金も増えてきた」という状態になったら、仕入れ単価を徐々に上げてみる展開を考えてみるのがおすすめです。
リスクを少なく薄利多売を続ける選択もありですが、作業の割には利益が少ないと感じる人も出てきます。
その点、商品単価が上がると1商品あたりの利益も高くなる傾向があるので、より少ない商品数で利益をとることができます。
このあたりについては、個人せどらーは徐々に高単価商品を取り入れるべき理由で解説しているので、こちらもぜひご覧ください。
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