- せどりを始めたけど、思うように稼げない
- せどりって稼ぐのは難しいビジネスなのかな。。。
こんな疑問を抱えている人は多いと思います。
この記事を書いている私は、副業せどり2年、独立して3年せどりで生活していまが、これまでの経験からいうとせどりは難しいです。
私もせどりを始めてから、稼げるようになるまで苦労しましたが、簡単に稼げるビジネスではありません。
「せどりは稼ぎやすい」と言われますが、あくまで「他のビジネスに比べて難易度は低い」ということです。
本記事では、せどりが難しく感じる理由と対応策について解説したいと思います。
せどりが難しく感じる理由
簡単に稼げると思っている
せどりで簡単に稼げると思っていると、いざ取り組んでみたら難しくて挫折します。
なぜなら、せどりで稼げるようになるには、それなりの作業量を確保して地道な努力を必要とするからです。
YouTubeやツイッターなどで、簡単に利益商品を見つけているシーンを見かけることが多いと思います。しかし、あのレベルに達するまでにはかなりの努力を積み重ねているのが現実です。
実際に私もYouTubeを見て「せどりって稼げそう」と思いせどりを始めたわけですが、最初は全然仕入れができなくて凹んでいました。
せどりで稼ぐには、いろんなスキルが必要ですし、泥臭い作業を積み重ねが必要です。
- 利益商品を見つけるコツ
- 仕入れ判断のスキル
- 販売・価格管理
- 資金管理
上記の他にも、せどりで稼ぐにはたくさんの要素が必要でやるべき作業は多いです。
せどりも立派な物販なので、中途半端な気持ちだと大きく稼いでいくことはできません。
商品数に圧倒される
せどりで稼ぐ最初の大きな壁とも言えるのが、商品数に圧倒されること。
「これからせどりで稼ぐぞ!」といざ店舗に仕入れに行ってみたら、店舗にある商品の数に圧倒されて、何から検索していいかわからない。
こんな経験したことのある初心者せどらーは多いかと思います。
例えば、本せどりを始めようとしてブックオフに行くと、以下のように大量の本が並んでいます。
私もせどりを始めてブックオフに行った時、
- こんなたくさんの商品の中から、利益のでる商品を見つけなきゃいけないの?
- どこをリサーチしていいかわからない…
といった感じで、途方にくれたものです。
せどりを始めた人のほとんどがここで脱落します。
見るべきポイントが分からない
ショップごとの見るべきポイントが分かっていないと、仕入れができずに難しいと感じてしまいます。
せどり初心者の場合、利益商品を見つけるコツや商品知識も乏しいですよね。
そのような状態で、ショップにある何千・何万とある商品をむやみやたらに検索しても利益商品を見つけるのは至難の技です。
- どこを検索したらいいかわからない
- 本当に利益商品なんてあるのだろうか…
私もこのように落ち込んだ経験があります。
しかし、情報収集をして「見るべきポイント」や「狙い目」を知ることで、徐々に利益商品が見つかるようになってきます。
見るべきポイントを絞ることで、リサーチ対象が明確になり効率が上がるからです。
リサーチ対象が明確になるだけでも、大きな前進になります。
リサーチ量が少ない
「見るべきポイントは抑えている。だけど仕入れができません…」
こういった方にありがちなのが、リサーチ量が少ないため仕入れができないということ。
これって非常にもったいないことです。見るべきポイントはわかっているので、あとは数をこなしていけば稼げるはずなのに、リサーチが圧倒的に少ないパターンです。
50商品もリサーチしたんですが、利益商品が見つかりません。
このように思っている人が多いです。
この場合、「50商品も」ではなく「50商品しか」なんですよね。
実際に私も、初心者の頃に同じようなことをしていました。
いろいろ調べてみたところ、せどりで稼いでいる人からすれば200商品、300商品リサーチするのは当たり前。それを見習ってリサーチ量を上げたところ、徐々に利益商品が仕入れられるようになりました。
なので、まずはリサーチ数の基準を上げることが大切です。
1店舗で200商品以上はリサーチする
このくらいを最低ラインとする気持ちでリサーチしてみてください。
せどりの時間を確保できていない
せどりで稼ぐには、ある程度の時間を確保する必要があります。
なぜなら、せどりでやるべき作業は多いからです。
特に、仕入れ時間を確保することが重要になってきます。
例えばですが、以下の2つのパターンを比べてみます。
- 仕入れ時間が1時間しかなく、1店舗しか行けない人
- 仕入れ時間が3時間あり、3店舗に行ける人
仕入れに3時間使えて3店舗まわれる人のほうが、利益商品に出会う確率は高まりますよね。
とはいうものの、せどりの時間を確保できないために、仕入れ時間が少なく稼げないという場合も多いです。
せどりが難しいと感じるときの対応策
リサーチ対象を絞る
せどりを始めたけど上手くいっていない人にとって重要なのは、検索対象を絞ることです。
というのも、「何を検索したらいいかわからない」「むやみやたらに検索してしまっている」「いろんなジャンルに手を出してしまっている」という状態だと、稼いでいくことは難しいからです。
では、どのように検索対象を絞ればいいのか。本せどりの場合を例にしてみます。
本せどりは以下のような感じでいくつかに分類できます。
- 単C(100円本)
- プロパー単行本
- 雑誌
- セットコミック
この中から、まずは雑誌に絞ります。
雑誌は多くのジャンルに分けられていて、利益の取りやすいジャンル・利益の取りにくいジャンルがあります。
ここで、さらに利益の取りやすいジャンル、例えば以下の4つに絞って検索すると決めます。
- 車・バイク関連
- 医学書
- カメラ雑誌
- バンドスコア
このように絞っていけばそこまで検索数も多くはないですし、やるべきことが明確になって取り組みやすいですよね。
あとは、絞った4つのジャンルを徹底的に検索。店舗もたくさん回れば、利益の取れる商品を見つけられるはずです。
このように検索対象を絞ることによって、目的が明確になり、迷うことなくリサーチしていくことができます。
仕入れのコツを押さえる
検索対象を絞ることに加えて、仕入れのコツを押さえる必要もあります。
要は、どういったところが狙い目なのかを知ることです。
せどりにおける仕入れのコツは、【店舗せどり攻略法】知っておきたい10のコツと必須ツールで解説していますが、仕入れのコツを知っているのと知らないのとでは大きな違いになってきます。
この記事でせどりの全体的なコツを押さえて、あとは個別ジャンルごとのコツを押さえていく流れがいいです。
ツールの導入を検討する
せどりで稼ぐには、ツールを使いこなすことも重要です。
ツールを使うことで作業効率がアップし、リサーチや管理作業にかかる時間を大幅に削減することができるからです。
他のせどらーはツールを使って効率的に作業をしているのに、自分はツールを使わず非効率な作業をしていたのでは大きく差が開いてしまうのは当然です。
例えば、
- 店舗せどりの検索アプリであれば、せどりすとプレミアムを使ってみる
- 仕入れ判断ツールは、モノトレーサーを使う
- 価格改定ツールプライスターを導入して管理を効率化する
といったように検討してみるのもアリです。
せどりにおすすめのツールは、せどりを効率化するおすすめツール15選!で紹介しているので自分に合ったツールを取り入れてみてください。
せどりの時間を確保すること
せどりに使える時間は多ければ多いほどいいわけですが、「副業でせどりをしているため時間の確保が難しい」といった場合もあるかと思います。
とはいえ、普段の生活の中で「実は削れる時間があった」というのはよくある話です。
まずは、自分の時間の使い方を洗い出してみて、無駄な時間はないかチェックしてみてください。
スマホ、SNS、ゲーム、ネット、テレビ、YouTube、休日のダラダラした時間
例えばですが、会社から帰宅した後に上記のようなことをしているのであれば、せどりの時間に回すことができるはずです。
まとめ
せどりで稼ぐのは難しいということについて解説してきました。
せどりは簡単に稼げると言われがちですが、実は多くの人が挫折をして辞めていきます。
とはいえ、稼げるビジネスであることに変わりはなく、検索すべきポイントを押さえてたくさんのリサーチをこなしていけば稼げるようになるはずです。
せどりで稼いでいくためのコツは、せどり初心者が月5万を稼ぐためのロードマップで解説しているのでぜひご覧ください。
コメント
コメント一覧 (2件)
ほんと その通りだと思います。くりすぷさんのおっしゃるように、YOUTUBEで さも 簡単に1撃◯万円なんて言ってますが、実際は そんな事は 滅多に無いだろうし、そうなるには、相当の修行期間が必要だと思います。
私も やり始めた頃は もっと簡単に稼げるもんだと思っていました。
最初から期待を持ちすぎてしまうと、挫折しやすいですからね。それに、せどりってやること多いので結構大変ですよね。