ヤフオクで出品されているものをチェックしていると、よく見かけるのが「1円スタート」の商品。
「ヤフオク1円スタートってどんなメリットがあるの?」と気になっている人も多いかと思います。
そこで本記事では、ヤフオク歴10年の筆者が、ヤフオク1円スタートのメリット・デメリットについて解説したいと思います。
ヤフオク1円スタートのメリット
ヤフオク1円スタートのメリットを解説します。
注目を集めることができる
1円スタートにすることで、注目を集めることができます。
欲しい商品が複数出品されている場合、安い順に並べる方も多いのではないでしょうか。そうすると、1円スタートの商品は一番上に表示されるので目に留まりやすいです。
それに、1円で出品していると「もしかしたら安く買えるかも」と思う人が増えるので、注目が集まります。
とはいえ、落札者も過去の落札履歴を調べれば、だいたいいくらくらいの商品かは分かりますよね。しかし、1円スタートの商品だと「もしかしたら相場まで値段が上がらないで落札できるかも」と思う人もいるので注目されやすいです。
これまでの経験からいっても、同じ2つの商品を「落札相場の即決価格」にしている場合と「1円スタート」している場合を比べると、1円スタートにしているほうがウォッチ数やアクセス数は圧倒的に多いです。
多くの人に注目してもらうことで、落札価格も上がる可能性が増えるので、注目を集める手段としてはかなり有効です。
すぐに売り切ることができる
1円スタートの商品は、すぐに入札が入りやすいです。
先ほども説明したように、「もしかしたら安く買えるかも?」という人がいるので、とりあえず入札しておこうという人が増えるからです。
なので、出品した商品をすぐに売り切って現金にしたいといった場合にメリットがあります。
どこまで価格が上がるかは別として、よほど人気のない商品でない限り、ほぼ確実に売り切ることができます。
ヤフオク1円スタートのデメリット
ヤフオク1円スタートのデメリットを解説します。
思ったより落札価格が上がらないことも
オークション形式は、入札があっても最終的に自分の希望している価格に届かない場合もあります。
需要のない商品などは、競争相手もいなくて「そのまま1円で落札されてしまった」なんてこともあり得ます。
送料を自分で負担している場合は、送料分で赤字になってしまうことも。
オークション形式で価格が上がっていく商品というのは、需要のある商品や、欲しい人はたくさんいるのになかなか手に入らないレア商品です。
そもそも需要がなければ買い手も少ないわけで、入札者が複数集まるような商品でないと、かなり安く落札されてしまう可能性があるので注意が必要です。
オークション期間は少し長めに取る必要がある
オークション期間が短いと、閲覧数が少ないためあまり入札が増えないといったことも。
1円スタートだと入札が少ないと、思ったより価格があがりません。なので、オークションの開催期間は最低でも3日以上は取りたいところです。
すぐに入札が入りほぼ確実に売れるとはいえ、1日〜2日だとちょっと短いので注意が必要です。
ライバルが多い商品は向いていない
自分が1円スタートで出品しようとしている商品を、他にもたくさんの出品者が1円スタートにしている場合は、1円スタートに向いていません。
ライバルが多すぎて、注目度が下がるからです。
出品する際には、同じ商品で他に1円スタートをしているライバルがどのくらいいるかチェックしておきましょう。
まとめ
ヤフオク1円スタートのメリット・デメリットを解説してきました。
1円スタートの最大のメリットは、すぐに入札が入るので早めに売り切ることができること。
ヤフオク相場で出品している出品者より有利な点なので、1円スタートをうまく利用することでライバル出品者より早く売ることができます。
ただし、思ったより安く落札されてしまう可能性もあるので、その商品の需要や過去の落札相場などをチェックして利用するといいかと思います。
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