せどりの仕入れ判断ツールとして、最近人気が高まっているのが「リーファ」です。
シンプルで見やすく表示速度が早いのが特徴のツールですね。
- リーファの機能が知りたい
- リーファを実際に使ってみた感想が知りたい
こんな風に気になっている人もいるかと思います。
本記事では、リーファの機能や実際に使ってみた感想を紹介したいと思います。
リーファの基本情報
リーファとは
リーファは、Amazonの「過去相場」や「出品者数」の変動を見やすくグラフ化した「仕入れ判断ツール」です。
見やすいデザイン性に加え、検索スピードが速いのが特徴です。
利益計算機能も付いているので、相場や売れ行きを判断すると同時に利益まで計算できます。
リーファの主な機能は以下のとおり。
- 商品の各種データを表示
- 価格推移の表示
- 出品者数推移の表示
- ランキンググラフの表示
- リーファ―ユーザーの推移
- 利益計算機能
- 月ごとの販売個数
- 最安値一覧
- バーコードリーダー機能
- ブラウザ拡張機能
Web版とGoogle Chrome拡張機能があるので、店舗せどりでも電脳せどりでも利用することができます。
各機能の詳細は、後ほど紹介します。
リーファの月額料金
リーファの月額料金は、2,178円(税込)です。
無料期間はありませんが、デモサイトがあります。
1商品分しか確認することができませんが、リーファの使い勝手を確認することができます。
リーファの登録・ダウンロードについて
リーファを利用する場合は、以下のリンクから登録をする必要があります。
「申し込み」ボタンをクリックすると、リーファの申し込みができます。インフォトップ経由での登録になるので、インフォトップに会員登録していない人は登録をしてから登録してください。
リーファの機能と使い方
リーファの機能を使い方を解説します。
商品検索機能
リーファのトップページは以下のようになっています。検索ボックスに商品コードを入力して検索を行います。
リーファでは以下の項目で検索することができます。
- ASIN
- JAN
- キーワード
また、検索ボタン隣にある「カメラアイコン」をタップすると、カメラスキャンによるリサーチができます。
商品情報の確認
検索結果では、まず商品情報が表示されます。
商品画像の下にある「商品名」リンクをタップすると、Amazon商品ページを表示します。
ASINやJANのコードをタップするとコピーすることができます。
「仕入れBOX」ボタンをタップすると仕入れBOXに登録されます。
「出品」ボタンをタップすると、セラーセントラルの出品画面に遷移するので、そのまま出品を行うことも可能です。
損益分岐点
損益分岐点は、どのくらい利益がでるかを大まかに判断する時に便利な機能です。
「カート」「新品」「中古」「Amazon本体」ごとに一覧表示してくれます。
また、「現在の出品者数」と「過去3ヶ月の販売数」も表示されるので、仕入れ判断の材料とすることができます。
販売履歴グラフ
仕入れ判断に重要なグラフが表示されます。
最安値一覧ではカート価格、新品最安値、中古最安値、Amazon本体価格のグラフが表示されます。
その他、新品・中古の出品者数、ランキング波形、リーファユーザー数が表示されます。
なお、表示期間は以下の5つに切り替えが可能です。
- 1ヶ月
- 3ヶ月
- 6ヶ月
- 12ヶ月
- 全期間
中古に関しては、モード切り替えでコンディションごとの価格推移をみることができます。
以下のように、中古のコンディション別のグラフをみることができます。
店舗で仕入れる際に、手にした商品のコンディションに合わせて過去相場を確認するのに役立ちます。
利益計算
利益計算機能もついているので、売れ行き確認と同時に利益も計算することができます。
利益計算をするためにFBAシミュレーターなど、他の計算ツールを表示する必要がないのでリサーチの効率化につながります。
カート取得率
商品のカート取得率も一覧で表示されるので、どのくらいカートが取れるかの目安がわかります。
Amazonのカート取得率が高ければ仕入れを見送ることも検討できます。
月ごとの販売個数
月ごとの販売個数がわかるので、グラフと合わせて仕入れ判断に使えます。
ただし、正確ではないのであくまで参考程度にしたほうがいいです。
最安値一覧
新品、中古の最安値が一覧で表示されます。
どのタイミングで売れたのかの判断に使えます。
特に、回転の遅い商品のグラフの変動を見た時に、「新品が売れたのか、中古が売れたのか」判断できないときに便利です。
カテゴリー別ランキング
Amazonの大カテゴリー1位〜1000位の商品を一覧表示してくれます。
人気商品のリサーチに役立ちます。
仕入れBOX
仕入れBOXは、お気に入り機能のようなもので100件まで登録が可能です。
リサーチをしていて気になった商品を後で調べたり、利益の取れた商品を登録してリピート仕入れに利用するなど活用できます。
また、「仕入れ情報」を設定することもできます。
仕入れ店舗やメモなども入力できるので、詳しい仕入れ情報を保存しておくことができます。
「出品」ボタンをタップすれば、セラーセントラルから出品も可能です。
ブラウザ拡張機能
リーファではブラウザ拡張機能も提供しています。
以下のように、Amazon商品ページにリーファを表示することができます。
わざわざリーファのページに遷移する必要がなくなります。
1画面で仕入れ判断ができるので、電脳せどりのリサーチ時間の短縮につながります。
バーコードリーダー
スマホのカメラアプリを使って、商品バーコードを読み込むことでリサーチをすることができます。
カメラによるバーコードスキャンを使うことで、店舗仕入れの検索ツールとして使うこともできます。
ただし、あくまでブラウザでの操作になるので、不便なところはあります。
店舗仕入れのツールとしては、アマコードプロやせどりすとプレミアムのほうがいいでしょう。
リーファのメリット
リーファのメリットを解説します。
検索スピードが早い
気になるのは検索結果表示のスピードですが、リーファの検索スピードはかなり速いです。
Keepa、デルタトレーサー含め、この手のランキングツールでは一番速いと思います。
ストレスなく検索結果を表示してくれます。
表示が見やすい
見た目がシンプルで軽やかなデザインなので、とても見やすいです。
モノレートに近い感じなので、モノレートを使っていた人にとっても馴染みやすく、使いやすさもあります。
また、Keepaと違いスマホでの操作性もいいです。Keepaは機能性が高いのですが、スマホでみると情報量が多くて使いにくいというデメリットがあります。
店舗せどりで使うなら、Keepaよりリーファのほうが断然いいですね。
ブラウザ拡張機能がある
リーファにはブラウザ拡張機能があるので、Amazon商品ページに直接リーファを表示させることができます。
売れ行きを確認して、そのままリーファで利益計算までできるので、電脳仕入れでのリサーチ時間が短縮されます。
リーファのデメリット
リーファのデメリットを解説します。
無料お試し期間がない
リーファには、無料お試し期間がありません。
デモサイトである程度の確認はできますが、決められた商品でしか確認できないので注意です。
「アマコードやせどりすとプロと連携して確認したい」といったことができないので、実際の利用に即した確認ができないのもデメリット。
他モール検索ができない
競合ツールとなるモノトレーサーやデルタトレーサーには、楽天ショップやショッピングなど、他のショップの最安値一覧やリンクがあるので、他のモールで安い商品があればそのまま仕入れることができたりします。
しかし、リーファには他モールの情報は表示されないので、電脳仕入れの面で機能的に劣ります。
リーファを使ってみた感想
リーファを実際に使ってみた感想を紹介します。
まずはなんといっても、シンプルで綺麗な見た目なので使いやすさは抜群です。スマホでの操作もKeepaに比べて使いやすいです。
表示速度も速いので、ストレスを感じることなくリサーチをすることができます。
また、以前は中古のコンディション別のグラフが見れなかったようですが、現在は中古のコンディションごとのグラフが見れるようになっています。
中古せどらーでも十分に使えるツールとなっています。
ただし、同等の機能が無料で使えるモノトレーサーがあれば十分ともいえます。
リーファは月額2,178円(税込)かかってしまうので、費用を抑えたい方はモノトレーサーを利用するのがいいかと思います。
モノトレーサーについては、無料でイチオシ!モノトレーサーの機能や使い方【検索アプリ連携も解説】を参考にどうぞ。
その他、せどりにおすすめのツールは、【2023年版】せどりを効率化するおすすめツール13選!で紹介しているので、こちらもぜひご覧ください。
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