店舗仕入れの検索アプリとして優秀な「アマコードプロ(Amacode Pro)」ですが、アマコードプロのデータと連携でき、さらに電脳仕入れまでできるアマコードWeb(Amacode Web)が提供されています。
このアマコードWebを使うことで、以下のようなメリットがあります。
- 店舗仕入れで見つけた利益商品を、さらにネットからも仕入れることができる
- 電脳仕入れのリサーチにKeepaを使っていた人は、Keepaとの契約が不要になる
- 店舗仕入れと電脳仕入れができるハイブリッドなせどらーになれる
また「店舗仕入れは得意だけど、電脳仕入れは苦手」といった人でも、電脳仕入れを強化するきっかけ作りにも最適な機能となっています。
アマコードプロを使っている人は、もちろん無料で利用できます。
そこで本記事では、アマコードWebについて解説したいと思います。
アマコードWebの機能
アマコードプロを利用してる方は、下記のURLからログインすることでアマコードWebを使うことができます。
それでは、アマコードWebの機能を紹介していきたいと思います。
仕入れリスト
仕入れリストには、アマコードプロの仕入れリストに入っている商品が一覧表示されます。
店舗仕入れで見つけた利益商品を、アマコードWebを使って再度リサーチすることで、さらなる追加仕入れにつなげることもできます。
そのまま出品もできますし、「エクスポート」でCSVとして出力することも可能です。
検索
商品検索をすることができます。
以下の項目で検索することができます。
- キーワード
- JAN
- ISBN
- ASIN
ちなみにですが「,」で区切れば最大で10件まで同時検索できます。
詳細検索
詳細検索では、以下の画面のように検索項目を設定できるので、絞り込みリサーチができます。
これまで電脳リサーチはKeepaを使っていたという人も多いかと思いますが、Keepaの検索機能と同様のことができます。
- 出品者が少ない商品
- 在庫切れの商品
- Amazonが販売してない商品
このような条件でリサーチすることで、利益の取りやすい商品に絞ることができます。
また、90日間の値下がり率・値上がり率を設定して検索することで、
- 値下がりしている商品は、刈り取り対象
- 値上がりしている商品は、他のネットショップから仕入れを検討
といったことができるので、利益商品が見つけやすくなります。
さらに、カスタムオプションを利用して各ネットショップへのボタンを追加しておけば、1クリックでチェックできるようになります。どのショップを追加するかで効率は変わってくるので、自分だけのオリジナル項目にしましょう。
このように、アマコードWebの詳細検索を利用すれば、手動でやらなければいけないことはありますが、電脳リサーチの効率は格段に上がります。トラッキング機能はついていないものの、Keepa同様のリサーチをすることができるので、人によってはKeepaが不要になります。
ランキング表示(価格変動履歴表示)
Keepaやデルタトレーサーのように、詳細なグラフ表示ができます。
画面上部には、商品情報の詳細が表示されます。
続いて、新品・中古ごとの最安値、出品者数、ランキングのグラフが表示されます。
期間別表示も可能で、中古はコンディションごとのグラフを表示することができます。カーソルを当てれば、その日付のデータがテキスト表示されます。
最後に、ランキング、最安値、出品者数の変動をテキストで一覧化したものが表示されます。。新品が売れたのか中古が売れたのかグラフでは判断できない時に便利です。
テキスト一覧では、行をクリックすると、より細かい時間のデータを確認することができるので、仕入れ判断の精度をあげることができます。
アマコードプロとの連携
アプリのアマコードプロ独自のランキング表示は、便利ではあるものの詳細なデータをチェックすることができません。
そんなときは、アマコードプロのカスタムオプションを使って、アマコードWebのランキンググラフを表示するようにすれば便利です。アマコードプロから1タップでWeb版の詳細なグラフを確認することができます。
アマコードプロ独自のグラフではもの足りないと感じていた人でも、かなり利便性は高くなるはずです。
検索履歴
検索履歴は、アマコードWebで検索した履歴が一覧表示されます。
詳細検索で設定した条件も表示してくれます。
いまのところ検索履歴一覧の編集はできないので、不要なものは削除をすることはできません。
各商品をクリックすると、詳細検索結果の画面が表示されます。
アマコードWebを使ってみた感想
アマコードWebを使ってみて、以下のメリットは大きく感じました。
- アマコードプロからWeb版の詳細ランキングが表示できる
- 仕入れリストの共有で仕入れ量アップが期待できる
- 電脳でKeepa同様の絞り込みリサーチが可能
- Keepaが不要になり経費が削減できる
デメリット・注意点としては以下。
- アマコードWebの情報をアマコードプロと共有することはできない。あくまで、アマコードプロの設定(仕入れリストやカスタムオプション)がアマコードWebに反映されるだけ。
- スマホのブラウザからも同様の操作ができるが、画面が小さく使い勝手が落ちるので、PCで操作したほうが作業効率は高い。
これからまだまだアップデートが行われるとのことで、新たな機能も追加されるでしょうし、アマコードプロとの親和性も良くなっていくと思います。
アマコードプロの利用者は、無料でアマコードWebが利用できるのは、お得としかいいようがありません。店舗仕入れのリサーチ効率化に加え、電脳リサーチも大幅に効率化されます。
アマコードWebを利用するには、アマコードプロの利用が必要なので、この機会にぜひ利用してみてください。
アプリ版のアマコードプロについては、こちら「【徹底解説】アマコードプロ使用レビュー!便利機能やデメリットも解説!」で解説しているので、「アプリ版のアマコードプロ」について知りたいという人は参考にしてみてください。
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