【赤本せどり】仕入れのコツや注意点を解説!

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本せどりで秋から冬にかけてのトレンドである「赤本」。

大学受験生の必需品ということもあり、需要が高まり相場が上がるので、利益が取りやすくなります。

赤本せどりには、

  • 商品数が少なく検索に時間もかからない
  • 仕入れ単価も安い

といったメリットがあります。

本記事では、赤本仕入れのコツや注意点を解説したいと思います。

目次

赤本せどりの仕入れのコツ

赤本せどりのポイントは次のとおり。

  • 試験種別を意識する
  • 年度を意識する
  • レベルの高い大学はプレミアになりやすい

試験種別を意識する

赤本はおおよそ10月~3月までトレンドが続きます。

けっこう長い期間トレンドが続きますよね。

ただし、注意して欲しいのが受験種別によって相場の上がる時期が異なるということ。

理由を説明します。

大学受験は次の3つに分類できます。

  • 推薦
  • 私立
  • 国立

例えば推薦入試の場合、始まる時期は秋から年内いっぱくらいまで。それ以降は需要がなくなります。

2月になっても推薦入試の赤本をリサーチしていては、無駄になってしまいますよね。

秋くらいから推薦入試が始まり、私立、そして国立の順で試験が行われるのが一般的です。

なので、まずは時期によって需要が高まる試験種別を意識してみてください。

これを意識するだけで、仕入れの際にターゲットを絞ることができるのでリサーチの効率化が図れます。

年度を意識する

赤本は「2020年版(過去○年分)」といった感じで過去問が掲載されています。

赤本せどりのポイントの1つが、この「年度」と「過去○年分」という数字です。

自分がこれから志望大学の過去問に取り組もうとした場合、何年の赤本を買うでしょうか?

例えば最新の赤本が2024年版であれば、これを買うのは当然です。さらに過去の問題を解きたい場合は、もっと前の赤本が欲しくなりますよね。

ここが大事です。古い赤本が欲しくなったとして、何年版の赤本が欲しくなるでしょうか?

過去4年分の試験が掲載されているものであれば、次に欲しくなるのは「2020年版」ということになります。

実際に例を見てみると「筑波大学・前期日程」の赤本は4年分の掲載ですが、2020年の赤本の価格が上昇しています。

さらに言えば、2016年版も多少反応がきていますね。

赤本は大学ごとに毎年出版されますが、需要が上がる年度というのを予想することができます。(絶対に上がるわけではありませんが、効率のいいリサーチができるようになります)

需要の上がりやすい年度を意識するだけで、利益商品を見つけられるかどうか変わってきますよ。

レベルの高い大学はプレミア化する傾向が高い

大学の狙い目としては、レベルの高い大学はプレミア化する傾向があります。

なので、まずはレベルの高い大学をメインにリサーチすると効率的です。

ざっくりですが、大学のレベルに応じて赤本の流通量が異なります。

  • 学力が高いレベルの大学 → 受験人数は少なめ → 流通は少なめ
  • 学力が普通レベルの大学 → 受験人数が多い → 流通は多め
  • 学力が低レベルの大学 → 受験人数は少なめ → 流通は少なめ

普通レベルの大学は受験人数も多く、赤本の流通も多いです。

そのため、流通量の少ないレベルの高い大学の赤本は相場が上がりやすいです。

また、あくまで一般論ですが、レベルの高い大学を目指す人は勉強に対してストイックです。

大学に受かるためなら多少お金がかかっても払います。

とはいえ、学生にとって4000円の赤本というのは金銭的に厳しいと思います。

学生自身が購入できない場合、誰が買うのか。

学生の親ですね。

このように、「誰が買うのか」を意識することも大切です。

鉄録会シリーズも要チェック

赤本ではないですが、受験用過去問題集として、鉄録会の東大問題集というのがあります。

以前Twitterでも紹介しましたが、以下のような商品です。

問題集コーナーでたまに見かけますが、年度によっては高利益が狙えます。

過去には3000円で仕入れて16800円で販売したものもあります。

「東大」は稼げるキーワードなので見かけたらチェックしてみてください。

赤本せどりに対する考え方

赤本せどりに対する考え方を紹介します。

ボリュームゾーン

まず、仕入れ価格額と販売額のボリュームゾーンとしては、だいたい次のような感じです。

500円~1000円仕入れ → 2000円~4000円販売

決して大きな利益が取れるわけではありませんが、需要が高まっているので回転も早いです。

シーズン外に仕込むのもあり

赤本は秋から冬にかけてが需要のピークです。

それ以外の時期は需要が低く、ブックオフなどの店舗でも値付けが甘いです。

なので、春から夏にかけた仕入れ価格の低い時期に仕入れておいて、秋から徐々に出品して相場の高い時期に販売すれば利益が取りやすくなります。

いわゆる「寝かせ」ですね。

季節外れに単Cに置いてある赤本をチェックしてみるのもアリです。

とある本せどらーの方は、安い時期に仕込んでおいてピークに合わせて販売することで、10万、20万と利益をとっている方もいます。

ただし、赤本の寝かせは上がる大学や年度がわかっていないと、仕込みができないので、赤本せどりの経験やデータが必要となります。

赤本せどりの注意点

赤本せどりをする上で注意したいのは次の2点。

  • 書き込みに注意
  • ピーク時には売り切ること

書き込みに注意

赤本も含めて問題集は、他のジャンルに比べて書き込み率が高いです。

クレームにつながることもあるので、しっかりチェックしましょう。

意外と目立たない書き込みがあったりするので、しっかりチェックした方がいいです。

もちろん、書き込みがあるからといって売れないわけではないので、仕入れ価格、相場、出品状況をみて判断しましょう。

ピーク時には売り切ること

赤本は試験日が過ぎると一気に売れなくなり、相場も一気に下がります。

なので、相場が上がっているうちに早めに売り切ることを意識してください。

欲張って深追いすると赤字になってしまうことも考えられます。

赤本の販売事例

過去に売れた販売事例を紹介します。

筑波大学(前期日程) (2016年版大学入試シリーズ)

770円仕入れ→2680円販売
利益:900円

埼玉大学(文系) (2013年版 大学入試シリーズ)

510円仕入れ→3800円販売
利益:2200円

麗澤大学 (2015年版大学入試シリーズ) 

288円仕入れ→4800円販売
利益:3200円

まとめ

せどりでは稼げる商品を見つけるには、キーワードや傾向を意識することが大事です。

赤本の場合だと、「年度」や「大学レベル」といったことを意識することでもリサーチの効率化につながります。

また、「相場が上がりやすい大学・学部」というのも、自分の経験値として積み上げていくといいです。

赤本せどりに取り組むのであれば、毎年どの大学のどの学部で高利益が取れたかデータ化していくと、年数を重ねるたびにリサーチが楽になっていきます。

以上、赤本せどりの仕入れのコツや注意点の解説でした。

赤本以外にも本せどりのコツを知りたいという方は、こちらの記事「【初心者向け】本せどりで稼ぐコツまとめ【稼げる理由や狙い目も解説】」も参考にしてみてください。おすすめジャンルなども紹介しています。

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この記事を書いた人

せどり歴9年目の中古メディアせどらー。本・CD・DVDがメイン。副業で本せどり開始→CD・DVDの多ジャンルへ→2年後独立。マイナージャンルが得意で、店舗・電脳を駆使してせどりしてます。

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