ブックオフで買ってきた本や、家に長年置きっ放しの本など意外と汚れているもの。
- 本のクリーニング方法が知りたい
- フリマで少しでも高く売りたいから綺麗にしたい
このように思っている方もいるかと思います。
そこで本記事では、「本のクリーニング方法が知りたい」といった方に向けて、本のクリーニング方法を紹介したいと思います。
中古本のクリーニング方法
中古本のクリーニングの方法を紹介していきます。
そこまで神経質にならないで、簡単に済ませてしまえばOK。
中古本のクリーニングは、そこまで神経質にならず簡単にすませることがポイントです。
紙の本はデリケートなので、強引にクリーニングしてしまうと逆に傷めてしまうことも。
カバーのヨゴレ
本のクリーニングは、基本的にはカバーの汚れを拭き取ってあげればOKです。
「ビニール製のカバー」と「紙製のカバー」でクリーニング方法が異なります。
ビニール製のカバーの場合
パッと見では汚れがなさそうでも、軽くでいいので拭いておくことをおすすめします。
汚れはなさそうに見えて、いざ拭いてみたら結構汚れがついていた
こういったことはよくあります。
ブックオフのような大手業者だからといって、しっかりクリーニングしているわけではありません。
実際はテキトーなので、中古ショップで買った場合は、軽くクリーニングしたほうがいいです。
カバーの汚れを落とすだけでも、見た目の綺麗さがだいぶ変わりますよ。
使うものは、以下の2点がおすすめ。
- 除菌スプレー(パストリーゼ77)
- キッチンペーパー
私は「パストリーゼ77」というアルコール除菌スプレーと、普通のキッチンペーパーを使っています。
この2つを使っているのには理由があります。
パストリーゼを使う理由としては、拭いたあとの乾燥がとても早いから。
ウェットティッシュや他の除菌スプレーだと、乾くのを待ったり、乾拭きをして水分をふき取る必要があります。
しかし、パストリーゼは数秒で乾燥するので、余計な手間と時間を省くことができます。
普段の生活で使う除菌スプレーとしても優れものです。
キッチンペーパーを使う理由としては、アルコールスプレーを使っても破れないからです。
ティッシュペーパーだとすぐに破れてしまい、何枚も使うことになるのでちょっと面倒。キッチンペーパーはアルコールスプレーを使っても、破れることなく何回も使えます。
紙製のカバーの場合
紙製のカバーの場合は、アルコールスプレーを使うと傷めてしまうので、ほとんどクリーニングしません。
どうしても綺麗にしたい場合は、消しゴムを使います。
ただし、紙製のカバーはデリケートなので、あまり力を入れず様子を見ながら汚れを落とすのがポイント。
また、カラー印刷されている部分を消しゴムでこすると、色落ちてしまうので注意してください。
シールはがしについて
古本ショップで本を買うと、カバーに値札シールが貼ってあることがありますよね。
たいていの場合、簡単に剥がせるシールを使っているので問題ありませんが、お店によっては剥がしにくいシールを使っていることも。
シールを剥がすには、以下の2つの方法がおすすめ。
- シールにドライヤーを当てながら剥がす
- ライターオイルを使って剥がす
まず、ドライヤーを使う方法ですが、シールをはがす部分にドライヤーの熱を当てながら、ゆっくりめくる感じにやると綺麗にはがれます。ほとんどの場合は、この方法で済ませてしまいます。
もう1つの方法が、シールにライターオイルを湿らせてしばらく放置すれば簡単にシールをはがせます。
「本を仕入れて販売する」といったように、たくさんの数を扱う場合に使うと便利です。
書き込み
古本の場合、ページに書き込みがあることもあります。また、古書店で古本を買うと、見開きに値段が書いてあることも。
鉛筆で書かれている書き込みであれば、消しゴムで消すことができます。
面倒で時間がかかる作業なので、手間と考慮してやったほうがいいです。できれば購入の際に、しっかり確認しておきたいところです。
タバコ臭
タバコ臭は落ちにくくかなり厄介。
タバコ臭を落とすなら、以下の2つの方法がおすすめ。
- 本と消臭剤を袋に入れて数日放置
- 本のなかに新聞紙を挟んで数日放置
下の写真のように、ビニール袋の中に本と消臭剤を入れて、ビニール袋をとじた状態で数日放置すれば、タバコ臭を消すことができます。
- 下の写真では本が閉じた状態ですが、実際は開いた状態で置いたほうが効果的です。
- 私は少し香り付いた消臭剤を利用していますが、一般的には無臭のもがおすすめされています。
新聞紙を使う場合は、新聞紙を本と同じ大きさにカットして、ページの間に挟んでいきます。全てのページに挟めると効果的ですが、面倒な場合には数ページごとに1枚でもOKです。
最後にカットしていない新聞紙で本を包み込んで数日放置します。これでタバコ臭をたいぶ消すことができます。
まとめ
中古本のクリーニング方法を解説しました。
手間をかけて「漂白剤でシミを落とす」「ヤスリで日焼けを落とす」といったようなこともできます。
ただし、本を傷めてしまうリスクや、手間がかかりすぎてしまうので、基本的にはカバーのクリーニング程度でいいかなと思っています。書き込みやタバコ臭があれば、随時対応するといった感じですね。
以上、中古本のクリーニング方法の紹介でした。
コメント
コメント一覧 (2件)
自分は今まで、クリーニングはホコリをメガネ拭きで吹く程度だったのですが、コロナ騒動が始まってから、アルコール除菌するようにしました。タバコ臭は、たまにありますが、すごくしぶといのがあったんですが、こちらのブックオフのコラムのように新聞紙でなんとかかなり良くなりました。
見た目きれいでも、汚れが付いていることもありますし、最近はコロナもあるのでアルコール除菌は必須ですね。
新聞紙も有効って言いますよね。