- Amazonに商品を出品しているけど、思うように売れてくれない
- Amazonで売れないのは何が原因なの?
- Amazonで売れない時の解決方法が知りたい
こんな疑問に答えます。
Amazon販売は、仕入れで先にお金が出ていくので、早く売って資金を回していかないと手元からお金が減っていくことになってしまいます。
とはいえ、Amazon販売初心者のなかには「Amazonに商品を出品しているけど、なかなか売れてくれない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、Amazonで商品が売れないときの解決方法を解説します。
Amazonで商品が売れないときの解決方法
Amazonで商品が売れないときの解決方法を解説します。
売れ行きのいい商品を販売する
そもそもの話ですが、需要の少ない商品を販売しても売れにくいのは当然です。
販売したい商品を見つけた時は、Amazonでどのくらいの売れ行きがあるのか必ずチェックしましょう。
例えばですが、以下の商品の場合、3ヶ月で10個くらいのペースでしか売れていません。
1ヶ月で3〜4個しか売れていない上に他の出品者もいるわけで、自分の商品が売れる順番が回ってくるのに時間がかかりますよね。
こういった商品を仕入れてしまうと、次に売れるのはいつになるのかわかりません。
なので、需要のある商品(売れ行きのいい商品)を仕入れるようにしましょう。
例えば以下の商品は、Keepaの波形が頻繁に動いているので売れやすい商品と言えますね。
Amazon初心者の場合は、こういった回転のいい商品に絞って仕入れをしましょう。
売れ行きや相場の変動を確認するツールに関しては、モノトレーサーやKeepaを使うと便利です。
ライバルの多すぎる商品は販売しない
いくら回転のいい商品だからといっても、ライバル出品者が多すぎる商品を仕入れてしまうと売れない原因となってしまうこともあります。
私も実際に経験していますが、かなり回転の早い商品なのに同じ価格帯のライバルが多すぎてなかなか売れないといったことはよくあるからです。
例えば以下のような感じで、同じ価格帯にほぼ同じコンディションの商品がズラーっと並んでいるような場合。
これだけライバル出品者が多いと、自分の商品が選ばれるのに時間がかかってしまいます。
ライバルが多い商品というのは価格競争に陥りやすいので、そういったリスクも頭に入れておいたほうがいいです。
仕入れ価格と出品価格にかなりの価格差がある場合は、仕入れを検討してもいいかもしれませんが、そうでない場合は「仕入れをしない」という選択も必要です。
なので私は以下のようなことをよくやります。
こんな感じの戦略をとっています。意外と有効なので試してみてください。
こまめに価格改定をする
商品の価格が安ければ売れやすくなるので、Amazonに出品している多くのセラーが最安値にするために、日々価格を改定しています。
そのなかで、自分だけ価格改定をしていないと、Amazonで売れない原因となってしまいます。
他のライバルがどんどん値下げをしているのに、自分の商品だけ値段が高いままになってしまうからです。
とはいえ、「出品している商品数が多くて価格改定をするのが大変」という方もいるかと思います。
そんな時は、プライスターなどの自動価格改定ツールを利用しましょう。
関連記事:プライスター徹底レビュー!歴3年の愛用者が使い方やデメリットを解説
中古商品の場合の注意点
中古商品の価格についてはもう1つ注意点があります。
それは、適正相場より高い価格設定をしている場合も売れにくいということです。
例として、こちらの商品をみてみます。
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ランキングもよく相場も安定しているので、中古商品でも出品すればすぐに売れそうです。
しかし、3ヶ月間の中古販売数は次のとおり。
- 新品が41個
- 中古が5個
中古商品は、1か月に2個売れるか売れないかといった感じでほとんど売れていません。
新品の平均価格が13,000円に対して、中古の平均価格は10,900円。
新品と中古の価格差があまりないので、購入者としては「これだったら新品買うよ」と思われているからですね。
この商品の場合、9,800円とかで出品すれば早く売れる可能性は高まります。
このように、中古商品の場合は新品との価格差にも注意しなければいけません。
ツールで、新品の販売個数と中古の販売個数を確認して、中古がしっかり売れる相場というものを見極めることも重要です。
出品コメントを丁寧に書く(中古の場合)
出品コメントの内容も、商品の売れ行きに大きく影響してきます。
例えば、以下の出品コメントをみてください。
コンディションは「良い」だけど、商品状態はアバウトな表現で記載されています。
こういった記載だと、「この商品はヤケとか破れとかあるの?」「特典は付いているの?」と疑問に思いますよね。
それでは、以下の内容であればどうでしょうか?
このような記載であれば、商品状態が綺麗であること、特典もついていることがわかるので安心して購入できますよね。
とくに業者の場合は、取り扱い商品数が多かったりコストを削減するため、1つ1つ商品状態を確認して出品コメントを書いていく手間はかけられません。
そのため、出品コメントをしっかり記載してあげることで業者との差別化にもなりますし、購入率を高めることができます。
出品コメントの書き方については、Amazonのコンディション説明の書き方を紹介!を参考にしてみてください。
また、中古商品の場合は、写真もつけてあげた方が有利です。
写真を撮るのは時間がかかるため、利益と労力のバランスによりますが、出品状況によっては「早く売れる」「より高く売れる」といっったメリットがあります。
写真を付けるかどうかの判断は以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:Amazon出品は写真付きがいいの?おすすめの撮影ボックスも紹介!
ストア評価を良好にする
ストア評価が著しく悪い場合も、商品は売れにくくなってしまいます。
ストア評価というのは「信頼」と考えていいです。
例えば「80%の高い評価(200件)」の出品者が「この商品は綺麗です。」と出品コメントに記載しても、「本当かな?」と疑いたくなりますよね。
反対に「100%の高い評価(200件)」の出品者が「この商品は綺麗です。」出品コメントに記載しているのであれば、安心して購入できますよね。
できれば95%以上は保っておきたいところです。
あとは評価数もあればあるほどいいです。価格が同じ、商品状態も差がない場合、評価で差がつくというのはよくあることだからです。
先ほども説明しましたが、評価は「信頼」にあたるものなので、パーセンテージは高い方がいいですし、評価数も多い方が有利になります。
特に高額商品になれば、より評価の重みは増してきます。
評価を増やすには評価依頼メールを送りましょう。
評価依頼メールを送ることで、送らない場合に比べて、3倍はもらえる評価数は変わってきます。他の出品者と差がつくところなので、自動化して評価をどんどん集めましょう。
関連記事:Amazon出品者が良い評価をもらうコツと評価率アップの施策とは?
Amazon新規出品者がやるべきこと
Amazonの新規出品者は、評価もなく購入者から敬遠されがちです。
とはいえ、誰しもが最初は新規出品者なので、絶対に売れないというわけではありません。時間はかかりますが、評価も貯まってくれば売れやすくなります。
そのためには、以下のポイントを重視しましょう。
- 最安値で販売する
- できるだけライバルの少ない商品を選ぶ
- 評価を貯めることに注力する
まず、評価が少ないうちは最安値で販売することがおすすめです。
購入者の中には、とにかく安く商品を買いたい人もいるので、新規出品者であっても購入してくれることがあるからです。
評価のない新規出品者なのに価格も高かったら、さすがに見向きもされなくなってしまいます。
売れれば売れるほど評価も貯まりやすくなるので、最初はとにかく販売して評価をもうらうことに注力しましょう。
薄利多売でもいいからどんどん商品を売っていくことが重要です。
まとめ
Amazonで商品が売れない解決方法を紹介してきました。
「商品が売れない」といったことを防ぐには、以下の点が重要です。
- 売れ行きのいい商品を販売する
- ライバルの多すぎる商品は販売しない
- こまめに価格改定をする
- 出品コメントを丁寧に書く(中古の場合)
- ストア評価を良好に維持する
ぜひ参考にしていただければと思います。
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