せどり全般

中古せどりは写真付きのほうが有利?写真を付ける基準も解説!

2020年5月15日

ネットで中古商品を買う場合、実際に状態が確認できないため、不安になるもの。

出品する側からしても、「中古せどりでは写真を撮った方がいいの?」と疑問に思っている人も多いと思います。

そこで本記事では、次のことについて解説します。

  • 中古せどりは写真付きのほうが有利なのか
  • 写真を撮るメリット・デメリット
  • 写真を撮るかどうかの基準

ぜひ参考にしていただければと思います。

中古せどりは写真付きのほうが有利なのか?

文章より写真のほうが説得力がある

中古せどりでは写真を付けてあげたほうが有利なのでしょうか?

結論から言うと、写真付きの方が有利なのは間違いありません。

ネットで中古商品を購入するときは、実物を確認できないため不安がつきものです。

いくら出品コメントで状態を説明しても、基準や感じ方は人それぞれ違いますし、実際の写真のほうがはるかに説得力があります。

個人が業者と差別化できる要素

大手業者(ブックオフ、ネットオフ、駿河屋など)は、「写真なし」「コンディション説明がアバウトな定型文」でも、毎日かなりの量を売っています。

なぜあんなに売れるかわかりますか?

価格も安めで出品していることもありますが、大きな理由としては「ショップに対する信頼度が高いから」です。

よくわからない個人から買うよりも、知っている企業から買ったほうが安心感がありますよね。

今のAmazonでは、詐欺や海賊版などの被害があることが、一般のお客さんにも浸透してきています。

そういった意味も含め、Amazon販売においては、個人セラーは信頼度に関して不利です。

なので、写真を付けることで大手業者と差別化ができる部分になり、お客さんに安心感を持ってもらうことに繋がります。

ただし、販売力を高めるには写真以外の要素も必要です。

  • 評価数
  • 良い評価のパーセンテージ
  • 出品コメントの内容

できるだけ、お客さんから安心して購入してもらえるように、アカウントを育てていくことも重要です。

写真付きのメリット

写真をつけることで、写真なしの出品に比べて、以下のようなメリットがあります。

早く売れやすい

同じ価格帯で「写真あり」と「写真なし」の商品が並んでいた場合、「写真あり」のほうが早く売れやすいです。

次のように同じ価格帯に2つの商品があった場合、どちらの方が安心感がありますか?

写真付きのほうが、実際の商品の状態もわかりやすいですし、安心して購入できますよね。

商品価格が上がれば上がるほど、写真の効果は上がってきます。なぜなら、高額な商品になるほど、お客さんは慎重になるからです。

写真をつけてあげることで、お客さんに安心感を与えることができます。

高くても売れる

同価格帯で有利になるだけでなく、写真なしの相場より高くても売ることができます。

写真がついていないと、いまいち状態がわからないので不安。多少高くても写真で確認して、納得した上で購入したい。

こういったお客さんも多いです。

ひと手間かけるだけで、高く売ることができるので利益アップに繋がります。

価格を高くすると回転は落ちやすい

中古品というのはある程度状態がよくて、安いものが一番売れやすいです。

  • 状態はあまり気にしないから、安いものが欲しい(写真はなくてもOK)
  • ちょっと高くてもいいから、写真をみて購入したい

中古品の購入者は、前者の考えを持った人のほうが多いです。

写真を付けて高く売ることもできますが、価格差によっては回転が落ちやすくなることに注意です。

写真をつけるデメリット

写真をつけることのデメリットは、なんといっても手間がかかること。

  • 商品を広げる
  • 実際に写真を撮る
  • 写真をアップロードする

正直、かなりの手間と時間はかかります。

なので、のちほど説明するように、なんでもかんでも写真を撮るのではなく、商品によって切り分けるのがおすすめ。

また、写真を撮るスペースも必要になってくるので、部屋が狭いと場所を確保する必要があります。

写真を撮る基準

デメリットでも解説しましたが、写真を撮ることは手間がかかるため、なんでもかんでも写真を撮っていたのでは、時間がかかり過ぎてしまいます。

なので「写真を撮る商品」と「写真を撮らない商品」に切り分けるのがおすすめ。

写真を撮ったほうがいい商品

写真を撮ったほうがいい場合は、次の3つです。

  • 高値販売をしたい商品
  • 高単価商品
  • ロングテール商品

高値販売をしたい商品

他の出品者より高値で売って「利益を大きくしたい商品」は、積極的に写真を撮りましょう。

高単価なもの

高単価なものになると、購入者も慎重になってきます。

例えば以下のような場合をみてみます。

  • 30,000円:コンディション良い:写真なし
  • 33,000円:コンディション良い:写真あり

商品価格が高くなればなるほど、購入者は「失敗はしたくない」という思いが強くなります。

3000円高くても、写真で状態がわかる②の商品を選ぶ人は多くなってきます。

早く売り切りたい場合でも30000円・写真付きにしてあげれば、購入率は上がります。

高単価商品の場合、写真を付けることの優位性がより強くなるので、写真は必ずつけましょう。

ロングテール商品

ロングテール商品の場合、購入されるチャンスというのは限られています。

いくら高利益が狙えるロングテール商品といっても、売れなければ資金が寝るだけなので、少しでも早く売る対策が必要です。

そのため、少しでも購入率を上げるために、写真をつけてあげた方がいいです。

写真を撮らなくてもいい商品

写真を撮る必要がないのは、次の3つです。

  • 低単価商品
  • 高回転で最安値付近で販売する商品
  • 新品と中古の価格差がない商品

低単価商品

低単価商品の場合、ライバルと価格差をつけようとしても、そこまで価格差をつけることはできません。

たとえライバルより高く売ることができても、その利益額が小さければ、写真を撮っている作業は割に合っていないものになってしまいます。

なので、低単価商品は写真をつける必要はありません。

高回転で最安値付近で販売する場合

高回転商品の場合、最安値付近であれば、写真があってもなくても売れやすいです。

販売戦略は人それぞれ異なると思いますが、「回転重視で最安値付近で売る」といった場合は、写真を付ける必要はありません。

新品と中古の価格差が少ない商品

新品と中古の価格差があまりない商品は、写真をつけて高く売ろうにも、価格差を付けることができません。

こういった商品は写真を付ける必要はないので、写真なしで出品して、さっさと売り切ってしまいましょう。

撮影に必要なもの

商品写真の撮影に必要なものは、スマホがあれば十分です。

スマホの光調整をするだけで、結構きれいに撮れます。

「撮影ボックス」が必要かどうか悩んでいる人もいると思いますが、なくても全然OKです。

背景用に白い布を利用しているだけという人も多く、なかには撮影ボックス並みに綺麗に撮っている人もいます。

私は撮影ボックスを使っていますが、場所を取るので環境に応じて決めればいいと思います。

ちなみに私が使っているのはこちら。

私も以前は白い布を使っていましたが、撮影ボックスのほうが格段に綺麗に撮れるようになりました。

中古メディアであれば、基本的には50cmサイズでほとんどの商品をカバーできます。大型サイズを扱うことがあるのであれば60cmサイズがいいかと思います。

折りたたみもできるので、コンパクトに収納が可能です。部屋が狭くても問題ないので、気になる人は使ってみてください。

詳しくはこちらの記事「【綺麗な写真が撮れる】せどりでおすすめの撮影ボックスを紹介!」を参考にどうぞ。

参考【綺麗な写真が撮れる】せどりでおすすめの撮影ボックスを紹介!

出品するときは写真を撮っているけど、なかなか綺麗に撮れない 商品写真が綺麗に撮れる「撮影ボックス」が知りたい こんな疑問 ...

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まとめ

中古せどりは写真を付けることが有利な理由や、メリット・デメリット、写真を付ける基準について解説しました。

写真を付けることで有利になることは間違いないのですが、時間がかかってしまうのがデメリット。

写真を付けるかどうかの切り分けをすることで、無駄なく効果を発揮できます。

写真を撮ったほうがいい場合

  • 高値販売をしたい商品
  • 高単価商品
  • ロングテール商品

写真が不要な場合

  • 低単価商品
  • 高回転で最安値付近で販売する商品
  • 新品と中古の価格差がない商品

ぜひ参考にしてみてください。

中古せどりで稼ぐコツについては、こちら「【実例付き】中古せどりで稼ぐコツや仕入れ幅を広げるポイントを解説!」で解説しているので参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

くりすぷ

独立6年目の中古メディアせどらー(歴8年)&ブロガー(歴4年)。副業で本せどり開始→CD・DVDの多ジャンルへ→独立後ブログで収入を複数化(ブログ月間収益最高14万円)。せどりで稼ぐ情報をメインにブログ、ポイ活について発信しています。

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