Amazon出品者が良い評価をもらうコツと評価率アップの施策とは?

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Amazonのお客さんが、商品を購入するときに参考にする要素の1つが「ストア評価」です。

購入者目線からすると、評価数の多いストアの方が安心できますし、高額商品の買い物をするとなるとなおさらです。

しかし、Amazon販売を始めて間もないころは、評価数も少なくストアとしての信頼性が高くありません。

また、評価数が少ないうちに「悪い」評価を1つでも付けられると、パーセンテージが一気に下がってしまうことも。

評価数が多ければいいという訳では決してありませんが、たくさんあるに越したことはありませんよね。

  • Amazon販売を初めたばかりだから評価が少ない
  • ストアの信頼性を高めたいから評価数を増やしたい
  • 「悪い」評価をもらってパーセンテージが下がってしまったからリカバリーしたい

こんな悩みを抱えている人も多いかと思います。

そこで本記事では、Amazon出品者が良い評価をもらうコツと評価率アップの施策について紹介したいと思います。

目次

Amazon販売における出品者の評価について

まずは、Amazon販売における出品者の評価について解説します。

Amazon販売における評価の重要性

購入者目線からみて、商品を選ぶ際に「ストア評価」はどのくらい重要かを考えてみます。

今回は中古商品を例にします。

中古商品を購入する決め手として優先順位が高いのは、以下の3つかと思います。

  • 価格
  • 商品状態
  • 出品コメント(説明・写真)

上記で判断してあまり差がない場合は、どのストアから購入しようか検討するのが一般的ですよね。

そう考えると、商品を選ぶ際のストア評価の優先順位は決して高くないように思われます。

しかし、商品状態や出品コメントの信頼性を担保するのが評価になってきます。

出品コメントに信頼性があるのかどうかの判断材料になるのが評価だからです。

また、ライバルと価格や商品状態にあまり差がない場合、ストア評価で判断されることがあるのは事実。

特に高額商品になると顕著になります。

例えば、3万円のDVD-BOXが欲しい時、以下の出品状況だったとします。

  • 過去12か月で100%の高い評価(1000件の評価)
  • 過去12か月で100%の高い評価(2件の評価)

さすがに3万円の商品ともなると、②のセラーから購入するのはちょっと不安に感じませんか?

1000件も評価されているセラーなら、出品コメントなどにも信頼性があります。

しかし、まだ2件の評価しかない場合、ちょっと未知なところを感じますよね。

それでは、以下の場合はどうでしょうか。

  • 過去12か月で100%の高い評価(1000件の評価)
  • 過去12か月で95%の高い評価(1000件の評価)

どちらも販売実績は多いですが、以下のように思う方も一定数でてきます。

②のほうは評価が低いけど、出品コメントは本当のことを書いているのかな。もしかしたら出品コメントとはかけ離れた商品が届くかも。

このように、評価のパーセンテージが低いと、不安に思う気持ちが出てきてもおかしくありません。

なので、ストア評価は売り上げに影響を与える重要な指標だと言えます。

評価数が少なければ不利になり、商品が全然売れないということはありませんが、やはり評価数が多い方が有利なのは間違いありません。

Amazon販売で評価が付く割合

少しネットを調べてみたのですが、評価を貰えるのは5~6%という方もいれば、10%はもらえるという人もいるようです。

扱う商材などによっても異なると思うので一概には言えませんが、5~10%が一般的なのかなという印象です。

ちなみに私の場合ですと7%なので、100商品売れたら7つ評価が付くといった感じですね。

ヤフオクやメルカリであれば、相互評価システムなのでほぼ100%評価がつきます。

しかしAmazonの場合、出品者を評価することはマストではないので、なかなか評価が集まりにくいという状況です。

Amazon販売を始めて評価が少なく、まずは評価数50が欲しいといった場合、どのくらい販売する必要があるでしょうか。

仮に販売数に対しての評価率が10%だとしても、評価数50を集めるためには、商品を500個販売する必要があります。

かなりの数の商品を売らないと評価数50にはなりません。そこで評価率をアップするための施策が評価依頼メールを送ることです。

評価を増やすには評価依頼メールが必要

Amazonのお客さんは、購入したストアに対して評価をするという習慣はありません。

そのため、商品を販売してお客さんからの評価を待っているだけでは、なかなか評価を集めることはできないです。

Amazon販売で評価をもらう率を上げるには、購入者さんに評価依頼メールを送ること必要となってきます。

先ほど私の評価率は7%と書きましたが、これは評価依頼メールを送った場合の数字です。

評価依頼メールを送らない場合だと、100個販売しても2つか3つ程度しか、評価を貰うことはできません。

評価依頼メールを送るのと送らないのとでは、3倍くらいの差が出てくるということです。

Amazon出品者の評価依頼メールの送り方

Amazon出品者の評価依頼メールの送り方には、以下の2つがあります。

  • セラーセントラルから評価依頼する方法
  • 価格改定ツールを使って自動で評価依頼する方法

セラーセントラルから評価依頼する方法

以前はテンプレートを入力して「購入者さん名前」「商品名」を記載したりと面倒だったのですが、現在ではAmazon公式の「レビューリクエスト」が開始されていてとても簡単にレビュー依頼が行えるようになりました。

まずは、セラーセントラルから評価依頼をする方法を紹介します。

まずはセラーセントラルにログインします。

「注文タブ」をクリックして「注文管理」を選択します。

注文一覧が表示されるので、評価を送りたい購入者の「注文番号」をクリックします。

注文の詳細画面が表示されるので、画面右側にある「レビューをリクエストする」ボタンをクリックします。

レビューをリクエストする場合は「はい」を選択します。

これでセラーセントラルからの評価依頼は完了です。

テンプレートを用意する必要もなく、Amazonが自動的に評価依頼メッセージを送ってくれるのでとても簡単です。

価格改定ツールを使って自動で評価依頼する方法

Amazonセラーセントラルから評価リクエストをする場合、販売した商品1つ1つに対してリクエストをしなければいけません。

正直、こうした単純作業は省略したいもの。

そこで便利なのが、価格改定ツールの「サンクスメール機能」です。

サンクスメール機能は、商品が売れたら自動で評価依頼メールを送ってくれる機能。

一度初期設定をしておけば、あとは商品が売れたら勝手に評価依頼メールを送ってくれるので非常に便利です。

価格改定ツールのプライスターで利用できるので、これから解説していきたいと思います。

プライスター公式サイト

プライスターには、サンクスメール(評価依頼メールのこと)の設定画面があるので、ここで設定をするだけであとは自動でサンクスメールを送信してくれます。

プライスターのサンクスメール設定画面

サンクスメール配信は、自己発送とFBA同じタイミングにすることもできますし、違うタイミングに設定することもできます。

また、配信タイミングは、「お届け予定日から7日後〜29日後」で設定できます。

また、サンクスメール自体を配信しない、個別商品ごとにサンクスメールを送信するか・しないかを設定できるので、状況に合わせて利用することができますよ。

プライスターについては、プライスター徹底レビュー!歴3年の愛用者が使い方やデメリットを解説を参考にしてみてください。

Amazon出品者が良い評価をもらうコツ

良い評価ももらう3つのポイント

Amazon出品者が「良い評価」をもらうには、以下の3つが重要です。

  • 配送が早い
  • 梱包が丁寧
  • 商品が綺麗(中古の場合)

これらをしっかり実践していれば、自ずと良い評価をもらえるようになります。

①の配送に関しては、FBAを使うと便利です。FBAは配送が早いので、「素早い配送で良かったです」と良い評価をもらいやすいからです。

②の梱包に関しては、「落としても壊れない」「商品が雨で濡れない」といった梱包が理想です。

FBAであればここら辺もしっかりしていますね。

それに、「梱包に問題がある」「配送トラブルにあった」という内容の評価をもらってもFBAの責任になるので、悪い評価は消してもらえます。

自己発送の場合でも、素早い発送と丁寧な梱包を意識すれば良い評価をもらいやすくなります。

③の商品が綺麗に関しては、中古商品で綺麗な商品を扱えるかどうかは運の要素が強いですが、綺麗な商品に対しては良い評価をもらえることが多いです。

コンディションは控えめにする(中古商品の場合)

出品時の商品コンディションですが、無理してコンディションを上げないことも良い評価をもらうコツになります。

コンディション設定に関しては、「強気の設定でより高値を狙う」という人もいれば、「無理して強気の設定にせず、悪い評価をもらわないようにする」という人に分かれます。

ただし私の経験では、強気の設定にしていると悪い評価をもらいやすくなると言えるので、できるだけ無理しないコンディション設定のほうがおすすめです。

強気のコンディションにしていると、「思ったよりキズが多かった」といったように、購入者の想像を下回ってしまうことが多くなるためです。

強気のコンディションにすることで、実際にそういった低評価が増えてしまいました。

確かに高値で売れますが、ストアの信頼の証でもある評価が悪くなってしまっては意味がありません。

それに、控えめのコンディション設定にしていると「説明通りの状態でした」「思っていたより綺麗でした」という評価をもらいやすくなったと感じています。

評価率アップの小技

中古限定になりますが、「商品が綺麗でした」という評価をもらう確率を上げる小技を1つ紹介します。

ネットで中古を買う場合、商品の状態がわかならいのでどうしても不安になるものですが、想像以上に綺麗なものが届くと嬉しくなりますよね。

こういったときは喜びを評価で表現したくなるお客さんもいます。

「予想以上に綺麗で感激しました!」みたいな評価ですね。

そういった心理を突いて、あえてコンディションを下げて販売することで良い評価を狙ってみるのも効果的です。または、出品コメントを控えめに書いてもいいでしょう。

例えばですが、「非常に良い」で出せる綺麗な本の場合でも、

・あえて「良い」で出品する
・出品コメントも「多少の使用感はありますが概ね良好です」程度に抑える

こうすることで、お客さんの期待値を超える商品を届けることができます。

とはいうものの、「非常に良い」で出品した方が高く売れるから「良い」にしたらもったいないのでは?という疑問がでてきますよね。

これは正しい意見です。

しかし、中古せどりの場合、「良い」「非常に良い」どちらで売っても差がない状況もあります。

以下のような状況です。

「新品と中古の価格差がほとんどない、かつ、回転がいい商品」

例えば、

・新品相場6,000円
・中古相場5,000円

といった商品で、相場も安定していて回転も速い商品ですね。

新品と中古の価格差がほとんどないので、高値販売の意味をなさない商品です。

こういった商品は、「良い」でも「非常に良い」でも大きな差はありません。

「良い」と「非常に良い」が同じ価格なら「非常に良い」の方が早く売れやすいというのはありますが、回転がいいのでコンディションにかかわらず最安値付近にしておけば勝手に売れていきます。

であれば、購入者さんから評価をもらいやすいようにコンディションを下げて販売してみるのもアリですよね。

Amazonの場合、評価をもらえる確率は低いので、今回の内容は大きな効果が期待できるものではありません。

とはいえ、わずかながらも良い評価をもらうことに繋がるので、ぜひ試してみてください。

まとめ

Amazon出品者が良い評価をもらうコツと評価率アップの施策を紹介してきました。

Amazon販売では、評価を増やしていくのはかなり大変です。

とにかく評価数を増やしたいという人は、評価依頼メールを送って評価をもらう確率を上げていくことが重要です。

プライスターのサンクスメール機能を使って自動化しましょう。

また、「スピーディーな配送」と「丁寧な梱包」を心がけることで良い評価をもらいやすくなります。

ぜひ参考にしてみてください。

悪い評価をもらってしまった時に削除する方法は、こちらの記事「Amazonの悪い評価を消すには?削除依頼の方法と対応策を解説!」で紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

独立6年目の中古メディアせどらー。本・CD・DVDがメイン。副業で本せどり開始→CD・DVDの多ジャンルへ→2年後独立。マイナージャンルが得意。

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