- せどり売上管理ってどうすればいいの?
- 売上管理シートに記載する項目が知りたい
- せどりの売上管理におすすめのツールとかはあるの?
こういった疑問に答えます。
せどりを始めたばかりの人にとっては、売上管理をどのようにすればいいか迷っている方も多いと思います。
売上管理をしっかり行うことで、過去の分析やこれからの対応など、今後せどりで稼いでいくための重要なデータとなってくれます。
本記事では、せどりの売上管理のやり方について紹介したいと思います。
せどりで売上管理をする目的
現状を把握し今後の改善に繋げる
売上管理をすることで、現在のせどり状況を把握して今後の改善に繋げることができます。
- 今月はいくら仕入れたのか
- 仕入れた商品はどのくらいのスピードで売れているのか
- 利益はどのくらい出ているのか
売上管理をすることで、これらのことを把握することが可能です。
そして、これらの情報から、以下のような対策を取ることができます。
- 今月は仕入れ量が少ないからもう少しペースを上げよう
- 以前より仕入れてからの販売期間が長くなっているから、もう少し回転のいい商品を仕入れよう
- 利益が横ばいだから何か施策を考えよう
このように、改善の余地を見つけることができるので、今後の成長のための戦略を考えることにも役立ちます。
他にも、ショップごとの仕入れ数・仕入れ額を集計すればどの店舗が仕入れやすいかが分かるので、仕入れ先の分析にも役立ちます。
在庫を正確に把握することができる
売上管理表を作ることで、在庫を正確に把握することもできます。
在庫を把握することは、キャッシュフローを健全な状態に保つことにもつながります。
長いあいだ売れ残っている商品は、早めに価格を下げて売り切ったほうがキャッシュフローにもいいですよね。
在庫状況をチェックすることで、不良在庫を抱えるリスクを減らすことができます。
確定申告時の資料としても使える
年間の利益が20万円を超えると確定申告が必要となりますが、申告書の作成にも役立ちます。
売上管理を行い、売り上げ、仕入れ額、経費などの金額を把握しやすくしておくことで、スムーズな申告をすることができます。
確定申告は意外と面倒なので、普段からしっかり記帳して管理しておくことが大切です。
せどりの売上管理のやり方
売上管理の手順
売上管理を行う手順はさまざまですが、以下の流れが一般的です。
- 売上データ入力
- 入力データ集計
- 分析・考察
- 改善策を考え実行
売上管理は、入力した売上データをもとに分析を行い、「売上目標と達成率」「売上が不調な原因」などを分析・考察して改善に繋げていくことが重要です。
売上管理をもとに改善を繰り返していくことで、目標達成に向けた的確な行動をしていくことができるようになります。
売上管理表はスプレッドシートがおすすめ
売上管理はExcel(ダウンロード版)を使っている人のほうが多いと思いますが、Googleスプレッドシートのほうが利便性が高くおすすめです。
Googleスプレッドシートのメリットは以下のとおりです。
- 無料で使える
- ブラウザ上で使える(インストールも不要)
- 場所を問わずにどこからでも使える。
- デバイスも問わずスマートフォン、タブレット、パソコンでOK。
- 自動保存(保存ボタンを押すことも不要。変更履歴から古いバージョンも確認可能)
- オフラインでも使える
無料でブラウザ上で使えるので、デバイスも場所も選ばずにどこでも使えるのが便利です。
売上管理に必要な項目
せどりの売上管理表には、以下の項目を記載するのが一般的です。
- 仕入れ日
- 商品名
- ASIN
- 販売日
- 販売額
- 手数料
- 利益額
- 利益率
- 仕入れ先
基本的には、上記の項目を記載しておけば最低限の管理はOKです。
他にも以下のような項目を追加して、自分好みに設定してもいいかと思います。
- ROI
- SKU
- 販売期間
- 予想販売額
- コンディション
- 支払いクレジットカード
- クレジットカード支払日
- 備考
商品の仕入れをしたら商品情報を入力します。そして、その商品が売れたら販売情報を入力する流れです。
ちなみに私の管理表はこんな感じ。
私はかなりシンプルなほうかなと思います。
このファイルは、売上管理表にもなりますし、在庫管理表としての役割も果たします。
定期的に分析を行って、今後の仕入れにつなげていきましょう。
分析を行うときは、視覚的にわかるようにグラフ化して管理すると便利です。
「グラフ化するのが面倒」といった場合は、後ほど紹介するプライスターを使うのがおすすめ。
せどりの売上管理のコツ
こまめに入力しよう
売上管理表への記入は、こまめに行うことが大切です。
というのも、記入をサボってしまうと現在の状況を把握できなくなってしまうからです。
そのため、毎日でもいいですし、曜日を決めて定期的に記入するのでもいいので、こまめに入力をするようにしましょう。
利益商品リストを作ってリピート仕入れに繋げよう
売上管理表を作ることで、利益商品を把握できるようになります。
これを上手に活かすために、「利益商品リスト」を作るのもおすすめです。
利益商品だけを「商品リスト」としてまとめることで、電脳せどりのリピート商品リストとして活用できますよ。
アプリのCSV機能を利用しよう
せどりの売上管理表は、仕入れた商品情報を記入していくことから始まります。
しかし、1つ1つ手入力していくのは時間がかかるもの。
そこで便利なのが、せどりすとプレミアムやアマコードプロなどの検索アプリです。
店舗せどりをしている人限定になりますが、便利な機能なのでぜひ利用しましょう。
せどりの売上管理におすすめのツール
せどりの売上管理におすすめのツールを紹介します。
売上管理のおすすめツールはプライスター
売上管理は、基本的にはスプレッドシートで問題ありませんが、
- 視覚的に分析をしたい
- 計算式のミスを防ぎたい
- グラフ化を自分でするのが面倒
といった場合は、プライスターの利用がおすすめ。
プライスターの売上管理はこんな感じです。
その月の売上や利益など一目でわかるのがメリット。仕入れ価格さえ入力しておけば、あとはすべて自動で計算して表示してくれます。
売上分析画面からは、以下のような分析結果が表示されます。
- その月の売上(日別、曜日別、時間帯別もあり)
- その月の売上詳細(利益額、利益率、平均仕入単価、平均売上単価など)
- 日別の売上・利益・利益率
- ジャンルごとの売上比率
プライスターを使えば、売上管理の分析が十分にできるので、スプレッドシートの管理表は在庫管理表として利用していけばOKです。
プライスターは、売上管理だけではなく、出品の効率化、自動価格改定、在庫管理などトータル的なメリットがあるので、ある程度のせどり規模になってきたら必ず導入したほうがいいです。
プライスターについては以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。
キャッシュフロー管理は会計ソフト「Freee」がおすすめ
売上管理に関連して、キャッシュフロー管理もしておきたいところ。
スプレッドシートの関数を使って管理してもいいですが、面倒であることと計算式を間違えたまま使っていたなんて可能性も。
そこでおすすめなのが、クラウド会計ソフトFreeeです。
- クレジットカードや銀行の支払いを自動で取り込める
- 仕分けは自動で行ってくれる
- レポート分析が優秀でキャッシュフローが丸わかり
- 確定申告の書類がサクッと作成できる
上記のようなメリットがあります。
イメージはこんな感じです。
資金繰りが一目で分かるメリットがある上に、確定申告も楽になるのでおすすめです。
会計ソフトFreeeについてはこちらの記事「【おすすめ】せどりの会計ソフトはFreeeで決まり!」を参考にどうぞ。
まとめ
せどりの売上管理のやり方やおすすめツールについて紹介してきました。
「実は売上管理表を作っていなかった」「これから売上管理をしていきたい」といった方は、本記事を参考に売上管理表を作成してみてください。
せどりで稼いでいく上で、売上管理はかなり重要です。まだ、売上管理表すら作っていない方は今すぐ作りましょう。
そんな時は、うまくツールを活用することで、簡単かつ正確に管理することができます。
- 管理を楽にしたい
- 分析は視覚的なデータも参照したい
- 計算ミスをしたくない
- 確定申告を楽にしたい
このように思っている方は、ツールを取り入れることをおすすめします。
- せどりの売上管理はスプレッドシートを利用
- 毎月の売上分析はプライスターを利用
- キャッシュフローまで管理したいなら会計ソフトFreeeを利用
ぜひ参考にしていただければと思います。
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