せどり全般

Amazonせどりで商品が売れない5つの原因【解決方法も紹介】

2019年12月16日

  • Amazonに商品を出品しているけど、思うように売れてくれない。
  • 売れないのは何が原因なの?
  • 売れない時の解決方法が知りたい

こんな疑問に答えます。

せどりは仕入れで先にお金が出ていくので、早く売って資金を回していかないと手元からお金が減っていくことになってしまいます。

とはいえ、せどり初心者のなかにはAmazonに商品を出品しているけど、なかなか売れてくれないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、Amazonせどりで商品が売れない5つの原因とその解決方法を解説します。

せどりで商品が売れない5つの原因【解決方法もあわせて解説】

せどりで商品が売れない5つの原因とその解決方法を解説します。

売れない商品を仕入れている

せどり初心者によくありがちなのが、売れない商品(=需要が少ない商品)を仕入れている場合です。

いくら利益の狙える商品だからといっても、そもそも需要の少ない商品を販売していたのでは売れるのに時間がかかってしまいます。

商品を仕入れる際に、デルタトレーサーやKeepaを使ってその商品がどの程度売れているのか確認しましょう。

例えばですが、以下の商品の場合、1年に2個のペースでしか売れていません。

こういった商品を仕入れてしまうと、次に売れるのはいつになるのかわかりません。

せどりは回転のいい商品で資金を回していくことが基本です。

もちろんロングテール商品は、高利益の取れる商品も多く、利益アップに繋がる大きな武器ではあります。

しかし、いくら高利益が狙えるからといって、1年に1回しか売れていない商品を仕入れてしまうと仕入れ資金が寝るだけです。

なので、需要のある商品(売れ行きのいい商品)を仕入れるようにしましょう。

※回転の遅い商品は、個人のキャッシュフローやその商品の見込み利益などによって、どこまで許容するかは人それぞれ異なります。

例えば以下の商品は、Keepaの波形が頻繁に動いているので売れやすい商品と言えますね。

回転のいい商品の波形

特に初心者の場合は、こういった回転のいい商品に絞って仕入れをしましょう。

売れ行きや相場の変動を確認するツールに関しては、以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:デルタトレーサー(DELTA TRACER)の機能や使い方、メリット・デメリットを解説!

関連記事:Keepaの機能や精度について解説【せどりの仕入れ判断に必須】

ライバルの多すぎる商品を仕入れている

いくら回転のいい商品だからといっても、ライバル出品者が多すぎる商品を仕入れてしまうと売れない原因となってしまうことも。

なぜなら、私も実際に経験していますが、かなり回転の早い商品なのに同じ価格帯のライバルが多すぎてなかなか売れないといったことはよくあるからです。

例えば以下のような感じで、同じ価格帯にほぼ同じコンディションの商品がズラーっと並んでいるような場合。

これだけライバル出品者が多いと、自分の商品が選ばれるのに時間がかかってしまいます。

ライバルが多い商品というのは価格競争に陥りやすいので、そういったリスクも頭に入れておいたほうがいいです。

仕入れ価格と出品価格にかなりの価格差がある場合は、仕入れを検討してもいいかもしれませんが、そうでない場合は「仕入れをしない」という選択も必要です。

なので私は以下のようなことをよくやります。

あまりにもライバルが多い場合は仕入れをしない。ただし、その商品を定期的にチェックしておいて、ライバルが減ってきたら仕入れをする。

こんな感じの戦略をとっています。意外と有効なので試してみてください。

価格改定をしていない

価格改定をしないことも、Amazonせどりで売れない原因となってしまいます。

というのも、他のライバルがどんどん値下げをしているのに、自分の商品だけ高いままになってしまうからです。

コンディションが同じであれば、安い商品の方が売れやすいです。相場というのは常に変化しているので、定期的に価格改定をしないと自分だけ相場から取り残されてしまいます。

とくに中古の場合は、自動価格改定に任せる商品、手動で価格改定をしていく商品を切り分けて定期的に価格改定をしましょう。価格改定については、【重要】せどりの価格改定の必要性やタイミングの目安を解説!を参考にしてみてください。

価格についてはもう1つ注意点があります。

適正相場より高い価格設定をしている場合も購入率は下がります。

例として、こちらの商品をみてみます。

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ランキングもよく相場も安定しているので、中古商品でも出品すればすぐに売れそうです。

しかし、モノレートでの3ヶ月間の中古販売数は次のとおり。

  • 新品が41個
  • 中古が5個

中古商品は、1か月に2個売れるか売れないかといった感じでほとんど売れていません。

新品の平均価格が13,000円に対して、中古の平均価格は10,900円。

新品と中古の価格差があまりないので、購入者としては「これだったら新品買うよ」と思われているからですね。

この商品の場合、9,800円とかで出品すれば早く売れる可能性は高まります。

中古商品の場合は新品との価格差にも注意しなければいけません。

ツールで、新品の販売個数と中古の販売個数を確認して、中古がしっかり売れる相場というものを見極めることも重要です。

出品コメントの内容が悪い

出品コメントの内容も、商品の売れ行きに大きく影響してきます。

例えば、以下の出品コメントをみてください。

商品状態があいまいな出品コメント

コンディションは「良い」だけど「この商品はヤケとか破れとかあるの?」「特典は付いているの?」と疑問に思いますよね。

以下の出品コメントであれば、商品状態が綺麗であること、特典もついていることがわかるので安心して購入できます。

商品状態が具体的な出品コメント

業者の場合は取り扱い商品数が多いため、1点1点、商品状態を確認して出品コメントを書いていく手間はかけられません。

なので、出品コメントをしっかり記載してあげることで業者との差別化にもなりますし、購入率を高めることができます。

出品コメントの書き方については、こちらの記事「【中古せどり】本、CD、DVDの出品コメントの書き方を紹介」を参考にしてみてください。

また、中古商品の場合は、写真もつけてあげた方が有利です。

写真を撮るのは時間がかかるため、利益と労力のバランスによりますが、出品状況によっては「早く売れる」「より高く売れる」といっったメリットがあります。

写真を付けるかどうかの判断は以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:中古せどりの出品は写真付きのほうが有利なの?写真を付ける基準も解説!

ストア評価がかなり悪い

ストア評価が著しく悪い場合も、商品は売れにくくなってしまいます。

ストア評価というのは「信頼」と考えていいです。

例えば「80%の高い評価(200件)」の出品者が「この商品は綺麗です。」と出品コメントに記載しても、「本当かな?」と疑いたくなりますよね。

反対に「100%の高い評価(200件)」の出品者が「この商品は綺麗です。」出品コメントに記載しているのであれば、安心して購入できますよね。

できれば95%以上は保っておきたいところです。

あとは評価数もあればあるほどいいです。

価格が同じ、商品状態も差がない場合、評価で差がつくというのはよくあることです。

先ほども説明しましたが、評価は「信頼」にあたるものなので、パーセンテージは高い方がいいですし、評価数も多い方が有利になります。

特に高額商品になれば、より評価の重みは増してきます。

評価を増やすには評価依頼メールを送りましょう。評価依頼メールを送ることで、送らない場合に比べて、3倍はもらえる評価数は変わってきます。他の出品者と差がつくところなので、自動化して評価をどんどん集めましょう。

関連記事:【せどりの評価依頼メール】送り方やテンプレートを解説!低資金で評価を増やす方法とおすすめ商材も紹介!

まとめ

せどりで商品が売れない5つの原因とその解決方法を解説してきました。

「商品が売れない」といったことを防ぐには、以下の3点が重要です。

  • 回転のいい商品を仕入れること
  • ライバルが極端に多い商品は避けること
  • 価格改定をしっかり行うこと

これさえ出来ていれば、基本的には商品が売れないといったことは防ぐことができます。

あとは出品コメントを丁寧に書いて、評価もある程度の質が保てているのであれば、かなり改善するはずです。

ぜひ参考にしていただければと思います。

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この記事を書いた人

くりすぷ

せどり歴6年(独立4年)の中古メディアせどらー。副業で本せどり開始→CD・DVDの多ジャンルへ→独立後ブログで収入を複数化。せどりはマイナージャンル、プレミアが得意。せどりで稼ぐ情報をメインにブログ、ポイ活についても発信しています。

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