これからせどりを始める人にとって「仕入れた商品はどこで販売すればいいの?」と疑問に思っている人も多いと思います。
- せどりをするなら販売先はどこがいいの?
- やっぱりAmazon?それともフリマ?
- そもそも販路は1つがいいの?複数がいいの?
選択肢がたくさんあって迷ってしまいますよね。
本記事では、上記のような疑問に答えます。
結論からいうと「まずはAmazonから始める。慣れてきたら他の販路も利用する」といった流れがおススメです。
本記事では、せどりの販売先について、各販路(Amazon、ヤフオク、メルカリ)の特徴を交えながら、最初はAmazonがいい理由を解説したいと思います。
Contents
Amazonの特徴
Amazonのメリット
- 圧倒的集客力と販売力
- FBAを利用できる
- せどりツールが豊富
圧倒的集客力と販売力
Amazonはせどりの販売先としてやはり優秀です。
圧倒的な集客力を持っているので、商品が売れるスピードが速いです。
FBAを利用できる
また、FBA(フルフィルメント By Amazon)を利用すれば、以下の作業をAmazonが代行してくれます。
- 商品の梱包
- 商品の発送
- 返品・返金の対応
とくに副業でせどりをしている方は、限られた時間で作業をしなければいけませんが、FBAを利用すれば大幅に時間を削減できます。
せどりツールが豊富
Amazonせどり向けのツールは豊富なので、せどりで稼ぎやすい環境が整っています。
Amazonせどりに特化したツールは、「検索アプリ」「仕入れ判断ツール」「価格改定ツール」などさまざま。
ここまでツールが豊富なのは、Amazonせどり向けだけです。
Amazonのデメリット
- 手数料が高い
- 理不尽な返品がOK
- 出品規制が多い
手数料が高い
Amazonは他の販売先に比べて手数料が高いです。
メルカリは10%、ヤフオク8.8%~10%、それに対しAmazonは15%~20%ほどかかります。
理不尽な返品がOK
Amazonの購入者は、「商品到着から30日以内の返品・交換」を行うことができます。
そういった状況からたまにあるのが、以下のような事例。
- 必要なくなった
- Amazonより安いお店を見つけた
- 頼んだ覚えがない
などなど、理不尽な返品をされることも。
こういった返品がるのは、ごく稀ですがAmazonの返品ポリシー上、納得いかない返品でも受け付けるしかありません。
出品規制が多い
Amazonでは、メーカー品などの出品規制が入ることがたまにあります。
- せっかく利益が取れそうな商品を見つけたのに、出品規制があり販売できない
- いままで仕入れ対象としていたブランドが販売できなくなった
こういったことがデメリットでもあります。(なかには出品規制を解除できるものもあります)
ヤフオクの特徴
ヤフオクのメリット
- 手数料が安い
- 自由にセットを組める
- オークション形式で予想よりも高値になることも
手数料が安い
ヤフオクの手数料は、Amazonに比べて安いです。
手数料は、以下のとおり。
- Yahoo!プレミアム会員:8.8%
- Yahoo!プレミアム会員登録なし10%
自由にセットを組める
ヤフオクでは出品の仕方が自由なので、好きなようにセットを組んで販売することができます。
例えば、以下のように自由にセットを組めます。
- 「クラシックCD300枚」といったまとめ売り
- アイドルの「CD10枚+トレカ10枚+ポスター3枚」といった異なるジャンルを組み合わせたセット売り
オークション形式で予想よりも高値になることも
ヤフオクの販売形式には、「即決価格」と「オークション形式」があります。
オークション形式の場合、その商品を欲しい人同士が入札合戦を行い、予想よりも高い値段で販売できることもあります。
ヤフオクのデメリット
- 自己発送になる
ヤフオクで販売する場合、すべて自己発送になります。
そのため、発送の手間がかかるのがデメリットです。
メルカリの特徴
メルカリのメリット
- 手数料が安い
- 自由にセットを組める
- スマホで手軽にできる
手数料が安い
メルカリの手数料は、Amazonに比べて安いです。
手数料は、販売額の10%です。
自由にセットを組める
メルカリも、ヤフオク同様に自由に商品を組み合わせて販売することができます。
- 歌手の「写真集+DVD」セット
- 同じ作家の小説セット
このように異なるジャンルの組み合わせで販売できます。
スマホで手軽にできる
メルカリは、出品から購入者とのやり取りまで、スマホだけで完結することができます。
パソコンを購入したり、初期費用がかからないのもメリット。
メルカリのデメリット
- 値下げ要求がめんどくさい
- いまだに挨拶メッセージが多い
- 自己発送になる
値下げ交渉がめんどくさい
メルカリは、値下げ交渉が多いのでやりとりの手間が増えます。
なかには、論外な値下げ交渉をしてくる人も。
余計なやりとりが増えるのがデメリット。
いまだに挨拶メッセージが多い
メルカリでは、購入後の挨拶メールや、商品が届いた際のお礼メールを送ってくる人がいます。
丁寧な取引という意味ではありがたいのですが、出来るだけ手間をかけたくない人にとっては、ちょっと面倒です。
自己発送になる
メルカリで販売する場合、基本的には自己発送になります。
そのため、発送の手間がかかるのがデメリットです。
ただし「あとよろメルカリ便」という売れたあとの梱包・発送を代行するサービスを利用することもできます。
せどりの最初の販売先はAmazonがおすすめな理由
せどりをするなら、最初の販売先はAmazonがおすすめです。
理由は以下です。
- Amazonせどり向けツールが豊富
- FBAを使えば時間を節約できる
Amazonせどり向けツールが豊富
まず何よりも、商品のリサーチから販売、管理までツールが豊富なので、せどりで稼ぎやすい環境を作りやすいです。
例えば、ヤフオクやメルカリで販売する場合、商品をリサーチするときに「キーワード検索」しなければいけないので、かなり手間がかかります。
それに対しAmazon向けアプリを使えば、スマホでバーコードを読み込めばAmazon出品者との価格差、利益計算、売れ行きなどサクッと確認することができます。
ツールの豊富さで圧倒的メリットがあります。
「せどりのツールにはどんなものがあるの?」という方は、以下の記事を参考にしてみてください。
FBAを使えば時間を節約できる
FBAを使えば商品の梱包・発送から返品・返金の対応まで、すべてAmazonが代行してくれます。
FBAを利用することによって大幅に時間が節約できるので、本業が忙しくてあまり時間が取れないという人に最適です。
私も副業時代、仕入れ量が増えるにつれて自己発送の量が多くなってしまい、梱包・発送で時間を取られていた時期がありましたが、FBAを使うことによって、時間の悩みから一気に解消されました。
時間が限られている中でせどりをする場合、梱包や発送など誰でもできる仕事は、他に任せてしまうほうがいいです。
FBAであれば、すべてを代行してくれるので、自分の時間を作りだすことができます。
せどりの販売先まとめ
せどりの販売先はAmazonがおすすめな理由を解説してきました。
販路を1つにすると依存度が高くなって、アカウント停止された時のダメージは大きいというデメリットはあります。
しかし、最初から販売先を複数にしてしまうと、管理が大変になります。
なので、「まずはAmazonから始めて、慣れてきたらヤフオクやメルカリも利用する」といった流れがおすすめです。
なによりAmazonは、以下のメリットが大きく、せどり初心者にとっても大きな味方になってくれます。
- ツール類が豊富でせどりで稼ぎやすい
- 圧倒的な集客力で商品が売れやすい
- FBAを利用すれば時間の節約になる
まずはAmazon1本に絞って展開、それから余裕ができてきたら、ヤフオク、メルカリと広げていきましょう。
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