【体験談】「せどりに疲れた…」と感じる原因や見直すべきポイント

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  • なんだか最近、せどりのやる気が出ない…
  • 以前はあんなに楽しかったはずなのに、今は仕入れや出品作業がただただ苦痛…

せどりを長く続けていると、このように「せどりに疲れた…」という気持ちになることってありませんか?

実際に私もせどり歴10年のなかで、「せどりに疲れた…」と投げ出していた時期が何度もあります。

そこで本記事では、私の実体験もお話ししながら、

  • なぜ「せどりに疲れた」と感じてしまうのか?
  • その状況から抜け出すための方法や、見直すべきポイントは何か?

ということについて解説してきたいと思います。

「せどりに疲れてやる気が起きない」という方の参考になると思いますので、ぜひご覧ください。

目次

せどりに疲れてしまった体験談

私自身、10年のせどり歴の中で、何度かせどりに疲れて堕落していた時期があります。ここでは、その経験について紹介します。

副業2年目:月商145万円からの失望

副業でせどりを始めて2年目のことですが、ある程度実力もついてきたし「行けるところまで売り上げを伸ばそう」と頑張っていた時期です。

月商145万円まで行ったときがあったのですが、副業だと結構忙しいレベルです。

「じゃあ、次は月商200万円を目指すか!」と頑張ろうとしたのですが、どんだけ作業をこなせばいいんだとネガティブな感情に。

結局、精神的に疲れ果ててしまい、それから1ヶ月半のあいだ大量の未出品在庫を部屋の床に放置したまま何もしませんでした。

その当時は、会社帰りに仕入れ、土日どっちかも仕入れをこなす日々で、振り返ってみると「本業とせどりしかしてない」といった感じです。

仕入れが楽しかったのでどんどん仕入れはするものの、出品作業が追いつかず忙しかったのを覚えています。

疲れてしまった原因としては、以下のようにちょっと燃え尽きてしまった感じです。

  • 本業もあるのに作業量が多すぎた
  • 次の目標までの作業量を想像したら心が折れた

今の知識があればもっとやりようはあったのですが、「もう無理!やりたくない」と一気にフェードアウトしてしまいました。

専業2年目:月4万円仕入れの引きこもり生活

専業せどらーになって2年目の時です。

せどりに疲れちゃってたんでしょうね。1か月くらいほとんど仕入れもせず、家でダラダラとしていたことがあります。

その月の仕入れ額は、なんと4万円です。

「それ、専業せどらーですか?」って思いますよね。

このときは、1か月くらい引きこもってずっとAmazonをプライムみていたり(ちなみにヴァイキングとボッシュ)、カフェで読書をしてのんびり過ごしてました。

働かずにこういった生活をするのもいいものです(せどりしろ)

こんな感じで、専業せどらーになってからも、せどりに疲れてほぼ何もしなかった時期もあります。

せどり歴7年目:ゆるやかな堕落とそこからの復活

そして、せどり歴7~8年目あたりにも、完全にせどりに飽きてしまい、モチベーションが大きく低下した時期がありました。

明確なきっかけがあったわけではないのですが、仕入れのペースも自然と落ちていき、それに伴って売上もじわじわと右肩下がりに…。

気づけば2022年、2023年と2年連続で、せどり人生での最低の売上記録を更新していました。

この時期は、もう本当にやる気が起きなくて、電脳仕入れを細々と惰性で続けているだけ。当然、仕入れ量も少なく、売上の下落を止めることはできませんでした。

月の在庫数が100点を切ることが2回もあったりと、落ちるところまで落ちたという感じです。

包み隠さずお話しすると、この時期に記録した最低の月間売上は26万円でした。

そんな中、「このままではマズい、さすがにちゃんとやらないと」と一念発起したのが2023年の11月頃です。

不思議なもので、長い間せどりから気持ちが離れていたことや、実績が地に落ちた状態から再び売上が伸び始めたことで、せどりが楽しく感じるように。

この経験から言えるのは、せどりから長く離れたり、どん底を経験したりすることで、また新たな気持ちで向き合えることもあるということです。

せどりに疲れてしまう原因

せどりを続けていると、どんなに経験を積んでも「なんだか疲れたな…」「もう、やる気が出ない…」と感じる時期は訪れるかと思います。

それは、せどり特有の大変さや、長年せどりを続けていく過程の中で直面する問題が原因だったりします。(せどりの大変さについては、【歴10年が語る】せどりは大変!やめたほうがいいと言われる10の理由で解説しています)

ここでは、せどりに疲れてしまう原因について紹介します。

  • 単純作業が多く飽きてしまう
  • 成長が頭打ちになると楽しさが減る
  • 常に追われるプレッシャーに疲れる

単純作業が多く飽きてしまう

せどりは「仕入れ」が注目されがちですが、実際にはその他にも多くの作業が存在します。

検品、クリーニング、写真撮影、出品登録、価格改定、在庫管理、梱包、発送、顧客対応…。

せどりで稼ぐために必要な作業ですが、どれも単純作業の繰り返しで面白くないですよね。取り扱い商品数が増えてくるとなおさらです。

この作業を何年も繰り返していると、「さすがにもうやりたくない」といった気持ちになるのも無理はありません。

この「やらなければいけないけど、面白くない作業」の積み重ねが、じわじわとモチベーションを削っていく大きな原因の一つです。

成長が頭打ちになると楽しさが減る

ビジネスでもなんでもそうだと思いますが、何かを始めて成長を感じられているうちは楽しいものです。

せどりを始めたばかりの頃は、売上や利益が右肩上がりに伸びやすく、「やればやるだけ成長できる」という楽しさを実感しやすい時期と言えます。

しかし、ある程度のスキルが身につき、売上規模が一定のレベルで安定してくると、成長を感じることができなくなってきます。

毎月の売上や利益が、良くも悪くも「だいたい同じくらい」で推移するようになるからです。

この成長が止まったかのように感じる状態が、日々の作業に対する飽きに繋がります。

常に追われるプレッシャーに疲れる

せどりは「常に何かに追われている」ようなプレッシャーを感じるビジネスでもあるかと思います。

例えば、以下のようなプレッシャーです。

  • 仕入れ:在庫がなくなれば売上は止まるため、常に新しい商品を仕入れ続けなければならないプレッシャー
  • 出品:仕入れをしても出品しなければ利益にならないため、出品し続けなければいけないプレッシャー
  • キャッシュフロー:仕入れで先にお金が出ていき、売上で回収するビジネスモデルのため資金繰りへプレッシャー
  • 売上・利益目標:自分で設定した、あるいは生活のために必要な目標達成へのプレッシャー

普段、明確に意識することはなくても、心のどこかでプレッシャーは感じているものです。

こういったプレッシャーに長期間さらされると、「なんだかせどりに疲れてきた…」「追われるプレッシャーから解放されたい」という気持ちになるのも不思議ではありません。

せどりに疲れた時の対処法

せどりに疲れた時の対処法を紹介します。

  • 作業負担を減らす工夫をする
  • 休んで気持ちをリフレッシュする
  • 新しいジャンル・手法を取り入れてみる
  • 他のビジネスに触れてみる

作業負担を減らす工夫をする

せどりに疲れてしまう原因として多いのは、「作業量が多い」または「地味でつまらない作業をやりたくない」といったことです。

そのため、いかに楽に作業をするかがポイントになってきます。

作業の負担を減らすためには、プライスターなどのツールの利用、または外注化の検討が一番です。

自分一人の手で全てをこなすこだわりを持ってダラダラするよりは、お金を出してツールの導入や外注化をしてスピーディーに作業をこなしたほうが結果はついてきます。

私の経験ですが、副業時代は在庫が500を超えているにも関わらず、手動で価格改定をしていたことがありました。価格改定ツールを導入したのは専業になってからで、なぜ今まで導入しなかったのか後悔したのを覚えています。

また、私のように出品嫌いな人は、どうしても未出品在庫が溜まりがちです。であれば、外注化をして自分の作業を減らしたほうが、未出品在庫を溜めることもなくなるのでメリットのほうが大きくなります。

ツールや外注化については、下記記事で解説しているのでぜひご覧ください。

休んで気持ちをリフレッシュする

せどりに疲れて「さすがにちょっと嫌だな。しばらくやりたくない。」と感じてきたのであれば、思い切って休んでみるのもアリです。

ダラダラするもよし、他にやりたいことがあればやってみるのもいいかと思います。

1週間後なのか1ヶ月後なのかはわかりませんが、いずれ気持ちも戻ってきてせどりがしたくなる時期がきます。

気持ちが戻ってきて久々に嫌いだった出品をしてみると、「久々の出品だけど、けっこう楽しいじゃん。」みたいなことはよくあります。

どうせなら気分転換もかねて、せどり以外のこと、かつ自己成長できるものを取り入れてみるといいかと思います。

新しいジャンル・手法を取り入れてみる

今のやり方にマンネリを感じているなら、新しいジャンルや手法に挑戦してみることもおすすめです。

新しいことを始めると、成長を感じることができるので楽しさを見出すことができるからです。

例えば、

  • 店舗せどりがメインの人は、電脳せどりを始めてみる
  • 本せどりだけの人は、ゲームせどりを始めてみる

といったように、これまでやっていないことに取り組むといいでしょう。

それに、取り扱いジャンルを増やすことはメリットも大きいですよ。(関連記事:【仕入れ幅を広げよう】複数ジャンル扱うことのメリットを徹底解説

他のビジネスに触れてみる

せどり以外のビジネスに触れてみるのもいいかと思います。

  • 情報発信をしてみる
  • YouTubeをやってみる
  • プログラミングをやってみる
  • 動画編集をやってみる

せどり以外のビジネスに触れることで、せどりのメリット・デメリットがより身に染みますし、今後の稼ぎ方についても考えるきっかけになるかもしれません。

「なんだ、せどりってめんどくさいこともあるけどいいビジネスじゃん」と思うかもしれませんし、「う〜ん、このまませどりで稼いでいくのはどうなのかな」と思うかもしれません。

どう思うかはあなた次第ですが、せどりと他のビジネスを実体験ベースで比較してみるのも面白いかと思います。

せどりとの向き合い方を見直すタイミング

せどりに疲れてしまった…と感じる場合は、せどりとの向き合い方そのものを見直すタイミングなのかもしれません。

なぜ疲れたのか原因を分析する

まずは、なぜ自分が「せどりに疲れた」と感じているのか、原因を見つけましょう。

改善できることがあれば、せどりに対する向き合い方が変わる可能性があります。

  • 特定の作業(出品・梱包など)が苦痛なのか
  • 売上や利益に追われるプレッシャーが嫌なのか
  • 成果が出ないことへの嫌悪感なのか
  • 本業・プライベートとの両立が難しいのか
  • 長期間続けてきて刺激がないからなのか

例えば、特定の作業(出品・梱包など)が苦痛であれば、作業負担を減らす工夫(ツール導入や外注化)をすることで解決できることがあります。

また、売上や利益に追われるプレッシャーが嫌なら、次に紹介する「快適な暮らしに合わせた規模に調整する」ことが必要かもしれません。

このように、原因を特定することで、自分に合ったせどりとの向き合い方が見えてきます。

快適な暮らしに合わせた規模に調整する

せどりをしていると、「なんとなく売上はたくさんあったほうがいい」という気持ちになりがちかと思います。

私もそうだったのですが、それが心のどこかでプレッシャーになって、疲れの原因になっていた節があります。

とある本を読んで気づきがあったのですが、ビジネスは売上や規模が大きいほど良いという考え方が、必ずしも正しいとは限らないということです。

自分にとっていいビジネスとは、「十分に快適な暮らしができる程度の、自分に合った規模のビジネス」を持つこと。大切なのは、自分にとって十分に快適な暮らしとは何か、それを実現するためには、せどりでどのくらい稼げれば十分なのかを明確にすることかもしれません。

自分にとっての適正規模が見えれば、無理に売上だけを追い求める必要はなくなります。

一度、自分のせどりを見直して規模を調整することは、せどりとの関係を見直すいいきっかけになるかと思います。

  • 目標設定の変更:自分にとって快適な暮らしを実現できる収入はいくらなのか明確にする
  • 作業量・時間の見直し:快適な暮らしができる収入が得られる範囲まで、作業時間を減らす・効率化する。

実際に「自分にとって快適な規模で良い」という考え方に切り替えてから、せどりに対する向き合い方が変わり、楽な気持ちでせどりに取り組むことができています。

まとめ

この記事では、「せどりに疲れた…」と感じてしまう原因と対処法について、私の体験談も交えながらお話ししてきました。

まずは、疲れたと感じる原因を見つけ、対処していくことが大切です。

せどりに疲れた時の対処法まとめ
  • 作業負担を減らす工夫をする
  • 休んで気持ちをリフレッシュする
  • 新しいジャンル・手法を取り入れてみる
  • 他のビジネスに触れてみる

また、人によっては「せどりとの向き合い方」を見直すことも重要です。

売上や規模だけを追い求めるのではなく、自分が快適だと感じられる無理のない規模に調整することで、楽な気持ちでせどりに取り組むことができるはずです。

それでは、今回は以上です。

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