おすすめの副業として紹介されることが多くなったせどりですが、稼げなくて辞めていく人が多いのもせどりです。
- せどりを始めてみたけど全然仕入れができない
- せどりを頑張っているけど思うように稼げない
- せどりで稼げない理由を知りたい
といった悩みを抱えている人も多いと思います。
本記事では、せどりで稼げない理由と効果的な対策を解説したいと思います。
せどりで稼げない理由7つ
せどりで稼げない理由を解説します。
リサーチ量が足りない
せどりで稼げない原因としてよくあるのが、リサーチ量が足りないことです。
「その店舗でどのくらい検索したんですか?」と質問して、「30個くらいです」と答えているようではリサーチ量が全然足りていません。
1店舗で200件、300件と検索するくらいでないと、なかなか稼ぐことはできません。
せどりは検索すればするほど、利益商品を見つけられる数は増えます。
- 1日に30件リサーチする
- 1日に300件リサーチする
後者の方が利益商品を見つけられる可能性は高いのは、イメージがつくと思います。
せどり初心者は、知識も経験も少ないので、そう簡単に利益商品を見つけられません。経験を積むという意味でも、どんどんリサーチしましょう。
それに、仕入れに行って全く仕入れができなかったからといって、意味がないわけでもありません。店舗の特徴が掴めてきたり、リサーチの効率化ができてきたりとプラスの面もあります。
ジャンルを絞り切れていない
せどりである程度稼げるまでは、一度に複数のジャンルに手を出すべきではありません。
まずは1つのジャンルに特化して取り組むべきです。
というのも、1ジャンルに絞ったほうが、
- 商品知識が早く身につきやすい
- 相場観を覚えやすい
- 商品を早く覚えることができるので、検索不要な商品がわかってくる
といったようなメリットがあります。
1つのジャンルに絞ることで、専門知識が早く身につきやすく、稼ぐポイントも早くわかってくるようになります。
複数のジャンルに手を出してしまうと、覚えることが多すぎて、なかなか商品知識が身につきにくく、結果的に成長は遅くなってしまいます。
私も初心者の頃、家電、古本、ゲーム、おもちゃ、PC周辺機器などジャンルを絞らずに取り組み始めましたが「何をどう検索していいかわからないし」「商品も全然覚えられない」といった感じで、まったくもって成果は出ませんでした。
そこで、古本に絞ってリサーチを繰り返したところ、徐々に稼げるようになったという経緯があります。
- まずは、1つのジャンルに集中して取り組む
- そのジャンルで稼げるようになってから、他のジャンルに広げていく
このような順番で取り組んでいくと、効率的に成長していくことができます。
効率的に仕入れをするコツを知らない
せどりで稼ぐためには「利益商品を効率的に見つけるコツ」をおさえておく必要があります。
いくら検索量を増やしたとしても、むやみやたらに検索していては非効率なリサーチになってしまうからです。
当然のように、「利益商品を効率的に見つけるコツ」に沿ってリサーチしていくことで、利益商品を見つけられる確率は高まります。
売れない商品を仕入れている
仕入れ判断が甘く売れにくい商品を多く仕入れている場合も、稼いでいくことは難しいです。
- 利益は取れるけど、1ヶ月に1回しか売れないような商品
- 回転は早いけど、ライバル出品者が多すぎて、なかなか売れない商品
自分では売れると思っていても、よくよく分析すると、実は「売れるのに時間がかかる」といった商品もあるかと思います。
仕入れにはお金がかかるわけで、クレジットカードの引き落としまでに仕入れ資金を回収できないと赤字になってしまいます。
想定していたより売れなかった商品は、何が原因で売れなかったのか分析をして、徐々に仕入れ精度を上げていくようにしましょう。
また初心者の場合、利益商品が見つからないからといって緩めの仕入れ判断をしてしまいがちですが、売れなかったのでは意味がありません。無理した仕入れは控えるようにしましょう。
最初から高利益商品を求めすぎている
せどりを始めたばかりにもかかわらず、1商品あたりの利益を2000円、3000円といった商品ばかり狙っていると稼げない可能性が高いです。
そういった高利益商品はなかなか見つからないからです。それで仕入れができずモチベーションがなくなり、やめてしまう原因にもなってしまいます。
なので、せどり初心者の場合は、「薄利多売」でもいいから仕入れの経験を積んでいくことが重要です。
薄利多売は作業量が多くなってしまうデメリットはありますが、
- 販売経験をたくさん積める
- キャッシュフロー的なリスクが少ない
- ストア評価もたまる
といったメリットも大きいです。
小さな成功体験を積んでいくことが大切なので、薄利でもいいからどんどん販売経験を積むことを重視したほうがいいです。
1商品あたりの利益が300円でも500円でもいいので、どんどん仕入れてみてください。
高利益商品を狙うのは、経験を積んで稼げるようになってからでも遅くはありません。まずは薄利多売でもいいから稼げることになることが優先です。
キャッシュフロー管理ができていない
キャッシュフローの管理ができていないと、せどりでは致命的です。
よくあるのは、月の利益ばかりに目がいって、手元に残るお金を意識していないことです。
手元に残るお金を意識できていないと、稼げているのか稼げていないのかわからなくなってきます。
例えば、月の売り上げが100万円あって、利益率が20%、経費が3万円だとしたら、利益は17万円です。
しかし、手元に17万円が残るとは限りません。
17万円残るどころか、手元にほとんど残らない、手元からお金が出ていくこともあり得ます。
もちろん売り上げに対する利益も大事ですが、この利益17万円ばかりに目がいってしまうと、実は稼げていないのに、稼げている錯覚に陥ってしまいます。
キャッシュフローの理解がイマイチだと感じている人は、こちら「【せどりの必須知識】キャッシュフローと利益について実例で解説!」を参考にしてみてください。売り上げに対する利益よりも、手元に残るお金の方が重要なことが理解できます。
利益の取りにくい店舗ばかりに行っている
せどりで稼げない人の中には、利益の取りにくい店舗ばかりに行っていることが原因の場合があります。
せどりは仕入れスキルばかりが注目されがちですが、どの店舗で仕入れるかも重要で稼ぎにも大きく影響してきます。
- 利益が取りやすい店舗で仕入れをする
- 利益が取りにくい店舗で仕入れをする
当たり前のことですが、前者のほうが稼ぎやすいですよね。
いくら経験を積んだせどらーだからといって、利益の取りにくい店舗に行けばたいして仕入れはできません。
できるだけ多くの店舗をまわり、利益が取りやすい店舗なのかどうなのかを見極める必要があります。
せどりで稼げないときの効果的な対応策
仕入れやすい店舗を開拓する
せどりで稼ぐには、仕入れがしやすい店舗選びも重要になってきます。
利益が取りやすい店舗を中心にリサーチをすることで、効率的に利益商品を仕入れることができるからです。
そのためには、何店舗か通ってそれぞれの特徴をチェックしたり比較したりして、データをとって分析する必要があります。
同じチェーン店であっても、店舗によって利益が取りやすい取りにくいがあったりします。
- 頻繁に割引が行われて仕入れがしやすい
- 商品の入れ替わりが多く、新しい商品がどんどん並ぶ
- 全体的に値付けが高いので、仕入れがしにくい
何度かお店に通ってみて、店舗の特徴を自分なりにデータ取りしてみてください。
回転のいい商品を仕入れる
せどりでお金を稼ぐためには、すぐに売れる商品を選ぶことも大切です。
なぜなら、すぐに売れない商品ばかりを取り扱うと売れ残ってしまい、仕入れ資金が回収できずに手元にお金が残らないこともあるからです。
中には、回転は遅いけど高利益な商品を取り扱うせどらーもいますが、こういった商品はせどりで稼げるようになり資金に余力がある場合のみ取り入れましょう。
まずは、すぐに売れる商品を選ぶことで、在庫を抱えるリスクを抑えながら効率的にせどりを行うことが可能です。
利益がとれた商品はネットでリピート仕入れをする
一度利益がとれた商品は、ネットでリピート仕入れができる仕組みを構築するのがおすすめです。
リピート仕入れができる仕組みを構築しておくと、一からリサーチをする必要がないので効率的な仕入れができるからです。
そのためには、商品リストの作成やネットショップの入荷通知メールを利用する必要があります。
商品リストの作り方やリピート仕入れのやり方については、電脳せどりの商品リストの作り方とリピート仕入れのやり方を解説!を参考にしてみてください。
リピート商品が増えるとせどりの展開も楽になるので、継続して構築していくことが大切です。
まとめ
せどりで稼げない7つの理由を解説してきました。
まずは1ジャンルに絞って、リサーチポイントを絞った検索を徹底的に行いましょう。1店舗で200件、300件と検索するつもりで、まずは数をこなしていくことが重要です。
せどりは利益商品が簡単に見つかるものではありませんが、利益商品が見つけやすいポイントに絞ったリサーチと大量のリサーチ数をこなすことで、仕入れができる確率も高まってきます。
なお、仕入れのコツはせどりの仕入れで知っておきたい10のコツを紹介!でもまとめていますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
また、アプリやツールをうまく使ってリサーチの効率化をしましょう。
効率化できた時間を、さらにせどりに費やすことで好循環が生まれていきます。下記の記事でおすすめアプリとツールを紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
コメント