おすすめの副業として紹介されることが多くなったせどりですが、稼げなくて辞めていく人が多いのもせどりです。
- せどりを始めてみたけど全然仕入れができない
- せどりを頑張っているけど思うように稼げない
- せどりで稼げない理由を知りたい
といった悩みを抱えている人も多いと思います。
本記事では、副業で2年、専業として3年以上活動してきたこれまでの経験から「せどりで稼げない5つの理由」を解説したいと思います。
せどりで稼げない5つの理由
せどりで稼げない5つの理由を解説します。
リサーチ量が足りない
せどりで稼げない原因としてよくあるのが、リサーチ量が足りないこと。
「その店舗でどのくらい検索したんですか?」と質問して、「30件くらいです」と答えているようでは話になりません。
1店舗で200件、300件と検索するくらいでないと、稼ぐことはなかなかできません。
せどりは検索すればするほど、利益商品を見つけられる数は増えます。
- 1日に100件リサーチする
- 1日に1000件リサーチする
当然のように、後者の方が利益商品を見つけられる可能性は高まります。
それに、数多く検索することで、利益の取れない商品を覚えてきます。そうなると次の検索のときは、「この商品は検索したことあるな」と、その商品を検索する必要が無くなるので効率がアップしていきます。
せどり初心者は、知識も経験も少ないので、そんなに簡単に利益商品を見つけられません。経験を積むという意味でも、どんどんリサーチしましょう。
それに、仕入れに行って全く仕入れができなかったからといって、意味がないわけでもありません。自分が成長しているかどうかが大事です。詳しくはこちら「【せどり初心者】仕入れられなくてもOK!成長のための仕入れと考えよう」の記事を参考にどうぞ。
ジャンルを絞り切れていない
せどりである程度稼げるまでは、一度に複数のジャンルに手を出すべきではありません。
まずは1つのジャンルに特化して取り組むべきです。
というのも、1ジャンルに絞ったほうが、
- 商品知識が早く身につきやすい
- 相場観を覚えやすい
- 商品を早く覚えることができるので、検索不要な商品がわかってくる
といったようなメリットがあります。
1つのジャンルに絞ることで、専門知識が早く身につきやすく、稼ぐポイントも早くわかってくるようになります。
複数のジャンルに手を出してしまうと、覚えることが多すぎて、なかなか商品知識が身につきにくく、結果的に成長は遅くなってしまいます。
私も初心者の頃、家電、古本、ゲーム、おもちゃ、PC周辺機器などジャンルを絞らずに取り組み始めましたが「何をどう検索していいかわからないし」「商品も全然覚えられない」といった感じで、まったくもって成果は出ませんでした。
そこで、古本に絞ってリサーチを繰り返したところ、徐々に稼げるようになったという経緯があります。
- まずは、1つのジャンルに集中して取り組む
- そのジャンルで稼げるようになってから、他のジャンルに広げていく
このような順番で取り組んでいくと、効率的に成長していくことができます。
効率的に仕入れをするコツを知らない
せどりで稼ぐためには「利益商品を効率的に見つけられるコツ」をおさえておく必要もあります。
先ほど、とにかくリサーチ量を増やしましょうと解説しましたが、むやみやたらに検索しても非効率なだけです。
せどりで稼ぐには、利益が取りやすい商品の傾向や、店舗の特徴などを知っておく必要があります。
当然のように、利益商品が取りやすい商品の傾向や、店舗の特徴などを絞ってリサーチしていくことで、利益商品を見つけられる確率は高まります。
せどりで稼いでいる人は「効率的に利益商品を見つけて仕入れをするコツ」を知っていて、当たり前のように実践しています。
売れない商品を仕入れている
仕入れ判断が甘く、売れにくい商品を多く仕入れている場合も、稼いでいくことは難しいです。
- 利益は取れるけど、1ヶ月に1回しか売れないような商品
- 回転は早いけど、ライバル出品者が多すぎて、なかなか売れない商品
自分では売れると思っていても、よくよく分析すると、実は「売れるのに時間がかかる」といった商品もあるかと思います。
仕入れにはお金がかかるわけで、クレジットカードの引き落としまでに仕入れ資金を回収できないと赤字になってしまいます。
まずは、薄利でもいいので「しっかり売れる商品」を仕入れるようにすることが大切です。
想定していたより売れなかった商品は、何が原因で売れなかったのか分析をして、徐々に仕入れ精度を上げていくようにしましょう。
また初心者の場合、利益商品が見つからないからといって、ちょっと緩めの仕入れ判断をしてしまいがちですが、売れなかったのでは意味がありません。無理した仕入れは控えるようにしましょう。
キャッシュフロー管理ができていない
キャッシュフローの管理ができていないと、せどり的には致命的です。
よくあるのは、月の利益ばかりに目がいって、手元に残るお金を意識していないことです。
手元に残るお金を意識できていないと、稼げているのか稼げていないのかわからなくなってきます。
例えば、月の売り上げが100万円あって、利益率が20%、経費が3万円だとしたら、利益は17万円です。
しかし、手元に17万円が残るとは限りません。
17万円残るどころか、手元にほとんど残らない、手元からお金が出ていくこともあり得ます。
もちろん売り上げに対する利益も大事ですが、この利益17万円ばかりに目がいってしまうと、実は稼げていないのに、稼げている錯覚に陥ってしまいます。
キャッシュフローの理解がイマイチだと感じている人は、こちら「【せどりの必須知識】キャッシュフローと利益について実例で解説!」を参考にしてみてください。売り上げに対する利益よりも、手元に残るお金の方が重要なことが理解できます。
まとめ
せどりで稼げない5つの理由を解説してきました。
まずは1ジャンルに絞って、リサーチポイントを絞った検索を徹底的に行いましょう。1店舗で200件、300件と検索するつもりで、まずは数をこなしていくことが重要です。
せどりは利益商品が簡単に見つかるものではありませんが、利益商品が見つけやすいポイントに絞ったリサーチと大量のリサーチ数をこなすことで、仕入れができる確率も高まってきます。
ぜひ参考にしていただければと思います。
また、アプリやツールをうまく使ってリサーチの効率化をしましょう。効率化できた時間を、さらにせどりに費やすことで好循環が生まれていきます。下記の記事でおすすめアプリとツールを紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
おすすめアプリ:【おすすめ】店舗せどりの仕入れに必要な検索アプリ9選【専業せどらー厳選】
おすすめツール:せどりの効率がアップするおすすめツール9選【専業せどらー厳選】
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