本せどりで検品すべきポイントを詳しく解説

本ページはプロモーションを含みます。

中古本を仕入れた後、

  • どのくらい丁寧に検品すればいいんだろ
  • どこをどこまでチェックすれば良いのか分からない…

と悩んでいる本せどり初心者の方もいるかと思います。

検品は購入者からの低評価を避けるためにも、しっかり行いたい作業。

本記事では、中古本の検品でどこをチェックすべきか、また、見落としがちなポイントについて詳しく解説していきます。

目次

本せどりで検品を行うことでクレーム・低評価を防ぐことにつながる

中古本の検品は、他のジャンルに比べて比較的簡単ですが、見るべきところはしっかりチェックしておく必要があります。

というのも、しっかりした検品を行うことで、クレーム・低評価を防ぐことにつながるからです。

適切なコンディションを設定するためにも、Amazonコンディションガイドライン「本」は読み込んでおきましょう。

パッと見は綺麗だから「非常に良い」で出品したけど、「説明になかった不備があった」という理由で低評価をもらうことは避けたいですよね。

不備があった場合、コンディション説明欄に記載しておけば、低評価やクレームを防ぐことができます。

本せどりで検品すべきポイント【状態編】

本せどりで検品すべきポイントは以下のとおりです。

カバーのヨレ、スレ、破れ

カバーは、購入者が最初に目にする部分です。

軽いスレやヨレ程度なら問題ありませんが、スレやヨレが多かったり、カバーに破れがある場合はコメントに記載したほうがいいです。

破れている場合は、どの程度の破れなのか(例:「カバー上部に2cm程の破れあり」など)を記載しておくと低評価の予防にもなります。

また、稀にカバーが本体にテープで貼り付けられていることもあります。

シミや汚れ

表紙カバー、本体の側面(天・地・小口)、そしてページ内にシミや汚れがないかチェックします。

特に古い本はシミや汚れが多くなりがちなので、しっかりチェックしておきましょう。

また、バンドスコアなど小口に汚れが付いている場合もあります。

カバーの汚れについては、クリーニングで落とすことができる場合があります。中古本のクリーニング方法と必要なものを紹介!で解説しているので、参考にしてみてください。

ヤケ、色あせ

経年劣化や保管状況によっては、紙が茶色っぽく変色する「ヤケ」や、カバーの色が薄くなる「色あせ」もチェックしましょう。

特に日光が当たる本棚に長期間置かれていた本は、背表紙だけ極端にヤケていることがあります。

また、ヤケで本体の側面(天・地・小口)、ページ内の外側部分が茶色に変色していることもあります。

書き込み

本せどりの検品で一番気をつけなければいけないのが「書き込み」や「線引き」です。

検品で見落としやすく、クレームや低評価をもらいやすいからです。

書き込みや線引きのある本

特に、以下のジャンルは書き込みが多いので注意しましょう。

  • 参考書・問題集
  • バンドスコア・楽譜
  • ビジネス書
  • 医学書・専門書

丁寧にチェックしたいところですが、すべての商品を全ページチェックしていたのでは、かなりの時間がかかってしまいます。

そのため、私の場合はある程度割り切って、書き込みの多いジャンルはいつもより厳し目にチェック、それ以外のジャンルはパラパラとざっくりチェックする程度にしています。

切り取りや落丁

雑誌などでたまにあるのが、ページの「切り取り」です。

気づくのが難しいのですが、

  • パラパラめくって切り取りがないか確認する
  • ページの開き方に違和感のある箇所はないか
  • 上から見て空白部分がないか

といったことをチェックするのがおすすめです。

また、経年劣化でページが抜け落ちている「落丁」がないかも注意です。

以前、古めのバンドスコアを仕入れたら、パラパラとページが抜け落ちてきたこともありました。

ページが抜け落ちてきたバンドスコア

こちらも気づくのが難しいところではありますが、作りがしっかりしているかチェックしておくと、見逃しを減らすことができます。

角折れ(ドッグイヤー)

ページの角が折られている「ドッグイヤー」もよくある不備です。

どの程度の折れが、どのくらいの量あるのかを確認しておきましょう。

たばこ臭

本の臭いは購入者がかなり気にするポイントです。

特にたばこ臭はクレームになりやすいので、必ずチェックしましょう。

たばこ臭のする本は、カバーにヤニ汚れが付いていることがあるので、できるだけクリーニングするのがおすすめ。

たばこ臭の他にも、稀にカビ臭がすることもあります。

消臭剤や新聞紙を使うと臭いを抑えることができるので、出品が遅れてもいいのであれば数日かけて臭いをとってもいいでしょう。

蔵書印やサイン

ページの見返しや奥付、地(本体の底面)に、蔵書印がサインが記入されていることがあります。

これらは基本的にマイナス要素ですが、著名な人物のサインであれば、逆に価値が上がることもあります(真贋の判断は難しいですが)。

本せどりで検品すべきポイント【付属品編】

本の検品では、本体やカバーの状態だけでなく、付属品の確認も重要です。

付属品の有無で、価格が大きく変わることもあるからです。

また、本来は付属品があるのに見落としていると、購入者からの返品・低評価につながることもあります。

中古本で見かける主な付属品・付録としては、以下のようなものがあります。

  • 月報:解説やエッセイが書かれた小冊子が挟み込まれていることがあります。
  • 正誤表:初版などには誤植を訂正した「正誤表」が入っていることもあります。
  • ポスター:雑誌に多いのが付録としてのポスターです。切り取られていることも多いので要チェックです。
  • 型紙:手芸本などには、折り畳まれた型紙が付属していることがあります。
  • CD・DVD:音楽関連、語学系などの書籍に付属していることが多いです。

これらの付属品・付録の有無は、コンディション説明に記載しましょう。

また、仕入れの際に、付属品が欠品しているものは全てスルーするのではなく、付属品がなくても利益が取れないかを考え仕入れをしましょう。

関連記事:実は狙い目!不備あり商品は利益が取りやすいの必ずチェックしよう

まとめ

本せどりで検品すべきポイントについて解説してきました。

本の状態と付属品の有無をチェックして、不備があればコンディション説明欄に記載することで、クレームや低評価を防ぐことにつながります。

中古本の検品は、他のジャンルの商品に比べて比較的簡単なので、慣れてくるとパパッとできるようになってきます。

ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:【本せどり攻略法】仕入れのコツから販売まで稼ぐ秘訣を解説!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次