【体験談あり】せどりを続けるのは大変!私が感じた疲れとその対処法

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せどりは「比較的ハードルが低く稼ぎやすい」と言われることが多いですよね。

稼ぎやすいとは言われるものの、決して楽に稼げるビジネスではなく実際のところはけっこう大変です。

時には「今までせどりを頑張ってきたけどちょっと疲れた。もうやる気が起きない…」なんて気持ちになることも。

そこで本記事では、私のこれまでの経験から、せどりで稼いでいくのは大変だということ、そしてせどりに疲れた時の対処法を解説したいと思います。

  • せどりに興味があるけど、せどりって大変なの?
  • 大変なことがあるなら、あらかじめ知っておきたい
  • 現役のせどらーがどう思っているか知りたい

こんな風に思っている人の参考になると思いますので、ぜひご覧ください。

目次

せどりで稼ぐのが大変な理由

せどりが大変な理由を解説します。

せどりは決して楽なビジネスではなく、やるべき作業が多く大変です。

重い荷物を持って移動する必要がある

店舗で仕入れをする場合、仕入れた商品を持ちながら移動をしなければいけません。

「電脳仕入れをしている」「店舗仕入れをするけど車を持っている」といった方は、重い荷物を持ち運ぶということはありませんが、電車移動のせどらーなどは荷物の持ち運びが大変です。

仕入れ量が多い日だったり、重い商品を仕入れた場合はけっこう苦痛です。

それに、1店舗目でそれなりに仕入れができたはいいけど、2店舗目、3店舗目とほとんど仕入れができなかった場合は「最後の2店舗はただ重い荷物を運んだだけじゃん」となってしまい精神的負担も加わります。

このように、その日の仕入れの流れによっても負担が変わってきます。

そもそもの話ですが「店舗でずーっと立ちながら商品のリサーチ・仕入れ、そして次の店舗へ移動」を繰り返すので、荷物を持っていなくても疲れます。

年齢が若いうちはいいかもしれませんが「年齢を重ねたときに、せどりで稼ぐのは果たしてどうだろうか?」という思いはあります。

検品、出品、梱包、発送など単純作業が多い

せどりで稼ぐには、やるべきことは多いです。しかも単純作業が多いので、苦痛に感じる人もいるかもしれません。

仕入れた商品は、「出品」「梱包」「発送」といった作業をしなければいけません。

中古商品の場合は、さらに以下の作業が加わります。

  • 商品状態の確認
  • 付属品や特典のチェック
  • 商品状態に応じた出品コメントの記載
  • 商品画像の撮影

これらの工程は単純作業なので、面白みを感じない上に、それなりに時間を要する作業です。

体力的にきついというより、精神的にきつい作業になります。取り扱い点数が多くなればなるほど、よりしんどくなってきます。

稼げるようになるまでがつらい

せどりは気軽に始められるビジネスで、結果が出るのが早く即金性も高いことから副業としても人気です。

他のビジネスに比べてハードルが低いのも事実だと思います。

とはいえ、すぐに脱落してく人も多いです。

というのも、せどりは結果が出るのが早いビジネスではありますが、稼げるようになるまでが大変だからです。

始めたばかりなので仕方がないことなのですが、商品知識や仕入れのポイントを知らないまま、ショップにある膨大な商品をリサーチしていくことになります。

実際に私も経験したことですが、以下のサイクルの連続です。

  • 何をどこから検索していいかわからない
  • 検索してみても利益商品は見つからない
  • 体力的にも精神的にも疲れる

実際に私も稼げるようになるまではかなり苦労しました。

これを乗り越えて少しずつ成果が出てくると、安定した仕入れができるようになってくるのですが、軌道に乗るまでに苦労します。

玄関や部屋に商品が積み上がる・ゴミも増える

せどりである程度スキルが上がってくると、仕入れ量が増えます。

これはいいことなのですが、仕入れた商品を一時的に自宅に置く必要があり、部屋のスペースを圧迫します。

部屋が広ければいいですが、そうでない場合はちょっとしたストレスに。

また、ネットで仕入れをした場合、商品によってはダンボールで梱包されて届くので、ダンボールや緩衝材(プチプチ・紙など)のゴミが大量に発生します。

最近では「エアピロータイプの緩衝材」などもあるので余計にかさばります。

部屋のスペースを圧迫する上に、ゴミも大量に発生するのでかなり面倒です。

キャッシュフローに気を使う

せどりは、キャッシュフローリスクを伴うビジネスです。

商品を仕入れるのにお金がかかるわけですが、この仕入れ資金を回収するには、仕入れた商品を売らなければいけません。

もし仕入れた商品が売れなければ、仕入れに使ったお金は出て行っている状態なので、手元からお金が減っている状態ですよね。

仕入れた金額(+経費)より、商品が売れて入金される額が上回って初めて利益になります。

キャッシュフローを意識しないで何となくせどりをしていると「手元にお金が残らない」「むしろお金が減っている」なんてこともあり得ます。

せどりをしている以上、常にキャッシュフローを意識しなければいけません。

せどりのキャッシュフローについては、【せどりの必須知識】キャッシュフローと利益について実例で解説!で解説しているので不安がある方はぜひご覧ください。

せどりに疲れてしまう原因

せどりに疲れてしまう原因と対処法を解説します。

せどりに疲れてしまう原因

せどりに疲れるのは、やはり原因があります。

そもそもせどりって、やることが多いです。

  • 店舗仕入れで体力を使う
  • 出品・梱包・発送と面倒な作業がある
  • 在庫管理、価格改定など地味な作業が多い

せどりは決して楽なビジネスではなく、けっこうしんどいビジネスです。取り扱い点数が増えてくると、より負担もかかってきます。

そういった作業の中に、自分がやりたくない作業があって、

  • その作業がたくさん溜まっている
  • またはたくさんこなしすぎて嫌になっている

ことが考えられます。

私の場合であれば、仕入れは楽しいけど他の作業はすべて嫌いです。つまらなさすぎて苦痛です。

そんな苦痛なことを何ヶ月も続けていると「つまらない作業の連続でもう嫌だ」となってしまい、精神的にも疲れてきます。

こういった作業は、外注化するしか完全に避ける方法はありません。

ツールなどである程度効率化はできますが、それでも自分でやることは多いです。

せどりに疲れて沈んでいた時の体験談

副業時代

副業でせどりを始めて2年目のことですが、ある程度実力もついてきたし「行けるところまで売り上げを伸ばそう」と頑張っていた時期です。

月商145万円まで行ったときがあったのですが、副業だと結構忙しいレベルです。

「じゃあ、次は月商200万円を目指すか!」と頑張ろうとしたのですが、どんだけ作業をこなせばいいんだとネガティブな感情に。

結局、精神的に疲れ果ててしまい、それから1ヶ月半のあいだ大量の未出品在庫を部屋の床に放置したまま何もしませんでした。

その当時は、会社帰りに仕入れ、土日どっちかも仕入れをこなす日々で、振り返ってみると「本業とせどりしかしてない」といった感じです。

仕入れが楽しかったのでどんどん仕入れはするものの、出品作業が追いつかず忙しかったのを覚えています。

疲れてしまった原因としては、

  • 本業もあるのに作業量が多すぎた
  • 次の目標までの作業量を想像したら心が折れた

といった感じで、ちょっと燃え尽きちゃった感じです。

今の知識があればもっとやりようはあったのですが、「もう無理!やりたくない」と一気にフェードアウトしてしまいました。

専業時代

専業せどらーになって2年目の時です。

せどりに疲れちゃってたんでしょうね。1か月くらいほとんど仕入れもせず、家でダラダラとしていたことがあります。

その月の仕入れ額は、なんと4万円です。

「それ、専業せどらーですか?」って思いますよね。

このときは、1か月くらい引きこもってずっとAmazonをプライムみていたり(ちなみにヴァイキングとボッシュ)、カフェで読書をしてのんびり過ごしてました。

働かずにこういった生活をするのもいいものです(せどりしろ)

こんな感じで、専業せどらーになってからも、せどりに疲れてほぼ何もしなかった時期もあります。

せどりに疲れた時の対処法

せどりに疲れた時の対処法を紹介します。

自分で全ての作業をこなすのをやめる

せどりに疲れてしまう原因として多いのは、「作業量が多い」または「地味なつまらない作業をやりたくない」といったことです。

なので、いかに作業を楽にこなすかがポイントになってきます。

そのためには、ツールの利用、外注化の検討が一番です。

自分一人の手で全てをこなすこだわりを持ってダラダラするよりは、お金を出してツールの導入や外注化をしてスピーディーに作業をこなした方が結果はついてきます。

私の経験ですが、副業時代は在庫が500を超えているにも関わらず、手動で価格改定をしていたことがありました。価格改定ツールを導入したのは専業になってからで、なぜ今まで導入しなかったのか後悔したのを覚えています。

また、どうしても嫌いなのが出品作業。私のように、仕入れは好きだけど出品作業は嫌いという人は多いのではないでしょうか。

出品が嫌いなため、どうしても未出品在庫が溜まりがちです。であれば、外注化をして自分の作業を減らしたほうが、未出品在庫を溜めることもなくなるのでメリットのほうが大きくなります。

ツールや外注化については、下記記事で解説しているのでぜひご覧ください。

休んで気持ちをリフレッシュする

せどりに疲れて「さすがにちょっと嫌だな。しばらくやりたくない。」と感じてきたのであれば、思い切って休んでみるのもアリです。

ダラダラするもよし、他にやりたいことがあればやってみるのもいいかと思います。

1週間後なのか1ヶ月後なのかはわかりませんが、いずれ気持ちも戻ってきてせどりがしたくなる時期がきます。

気持ちが戻ってきて久々に嫌いだった出品をしてみると、「久々の出品だけど、けっこう楽しいじゃん。」みたいなことはよくあります。

どうせなら気分転換もかねて、せどり以外のこと、かつ自己成長できるものを取り入れてみるといいかと思います。

インプット(読書)

せどりに使っていた時間を、読書によるインプットに当てるのはおすすめです。

  • お金
  • 投資
  • マーケティング
  • 行動経済学

上記のジャンルは読んでおいて損はないと思います。

とはいいつつも、上記のジャンルは気にせず「ちょっと興味はあるけどまだ読んだことのない本」を読んでみるのがいいと思います。

定期的に読書をすることで、新しい視点が身に付くので自分の成長に繋がります。

最近では、YouTubeでもサクッと解説してくれているようなチャンネルもあるので、それでもいいかもしれませんね。

他のビジネスに触れてみる

他のビジネスに触れてみるのもいいかと思います。

  • 情報発信をしてみる
  • YouTubeをやってみる
  • プログラミングをやってみる
  • 動画編集をやってみる

せどり以外のビジネスに触れることで、せどりのメリット・デメリットがより身に染みますし、今後の稼ぎ方についても考えるきっかけになるかもしれません。

「なんだ、せどりってめんどくさいこともあるけどいいビジネスじゃん」と思うかもしれませんし、「う〜ん、このまませどりで稼いでいくのはどうなのかな」と思うかもしれません。

どう思うかはあなた次第ですが、一度せどりと他のビジネスを実体験ベースで比較してみるのも面白いかと思います。

せどりは大変だけど個人で稼ぐにはおすすめな理由

ここまで「せどりで稼ぐのは大変だよ」っていう話をしてきましたが、「なにか副業で稼ぎたい」という人にせどりはおすすめです。

理由はシンプルで、個人で稼ぐ方法としては割と優秀だからです。

せどりのメリットとしては以下のとおり。

  • 即金性が高い
  • 他のビジネスに比べて難易度が低い
  • 自分の行動量に対して収入が得られる
  • 資金管理能力が身に付く
  • ポイントが大量ゲットできる

やはり他のビジネスに比べて「結果が出るのが早く、即金性が高い」のはメリットです。

ブログ・アフィリエイトやYouTubeは、結果が出るまで半年・1年は当たり前の世界。それに比べると、せどりは2~3か月と圧倒的に早いです。

また、せどりは「物販」なので学べることも多いです。

  • 世の中の需要を判断するスキル
  • 商品を売れやすくするためのスキル
  • キャッシュフロー管理
  • 一人経営スキル
  • お得に買うスキル
  • ポイントを効率的にためるスキル

私自身、副業でせどりを始めましたが、本業とは違ったビジネスを学べて新しい視点を身につけることができました。

利益商品を見つけるという「お宝探し」感覚なのも面白いところです。

加えて、仕入れで普段では使わないような金額を使うので、ポイントが大量にたまります。このポイントで自分にご褒美を買ったり、マイルで旅行に行ったりもできます。

せどりで稼ぐには大変なことも多いのは事実。しかし、他のビジネスに比べれば稼ぎやすいのも事実。

せどりで現在の収入に+αをして、人生の自由度を高めていきましょう。

なお、せどりの始め方については「【完全初心者向け】せどりの始め方を現役せどらーが解説!」で解説しているので、参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

独立6年目の中古メディアせどらー。本・CD・DVDがメイン。副業で本せどり開始→CD・DVDの多ジャンルへ→2年後独立。マイナージャンルが得意。

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