今回はせどりで独立してからの失敗談をお話ししたいと思います。
私はこれまで、専業せどらーとして3年活動してきていますが、中には大きな失敗もあります。
致命傷になるレベルではありませんでしたが、「せどりで独立してみたい」といった人の参考になればと思います。
そして、せどりの独立で失敗しないためにすべきことも解説します。
Contents
せどりで独立してからの失敗談
せどりで独立してからの失敗談をお話ししたいと思います。
調子に乗りすぎてマイナス40万円
独立当初、イケイケの状態になってしまったばっかりに、マイナス40万もの赤字を叩き出してしまいました。
独立する前の仕入れ額は、バラツキはあるものの、平均すると月に約50万円といったところでした。
しかし専業になると、副業時代と比べるとせどりに使える時間がかなり増えるので、とにかく仕入れに行きまくることができます。
もちろん仕入れ量も大幅にアップ。
独立して1ヵ月目、2ヶ月目は月に約180万円ほど仕入れをしていました。
しかし誤算だったのが、出品が追いつかなかったこと。
私は中古メディアをやっているので、検品だったり写真を撮ったりと出品に時間がかかります。副業時代の3倍以上の仕入れをしているわけで、その手間も3倍以上です。
そうなってくると当然のように出品が追いつかず、部屋に在庫がどんどん溜まっている状態に。
しかし、「毎日仕入れに行けるなんて最高!」といった感じで、仕入れの手を止めることが出来ませんでした。
当然のようにキャッシュフローが悪化し、結果的に「マイナス40万円の赤字」という結果に。
副業時代から在庫をたくさん構築しておいたのと、資金的にも余力をもって独立をしたので、リカバリーはできましたがとにかく反省ですね。
「自分のキャパシティー以上に仕入れをしてしまっては、出品が追いつかず資金を回収できなくなる」と、今さらながらに良い経験でした。
キャッシュフローがマイナス40万円というのは、専業せどらーとしては失格ですよね。
しかし、この失敗があるおかげで、キャッシュフローに関してはすごくシビアに考えることができるようになりました。
とはいうものの、副業時代の仕入れの規模と、専業になってからの仕入れの規模とのギャップに注意が必要です。
専業になったからといってフルスロットルで仕入れをするのではなく、あくまでキャッシュフローを健全に保ちながら、仕入れを拡大していくことが大切ですね。
モチベーションダウンで仕入れ額4万円
専業せどらーになると、何からも縛られることがないので、どうしても気が緩みがちです。
いちど気が緩んでそのままズルズルいってしまうと、なかなか抜け出せなくなってしまうことも。
専業2年目の時に、せどりに対するモチベーションが一気に落ちてしまい、1ヶ月の仕入れ額が4万円というときがありました。
ひきこもってAmazonプライムみたり、カフェで読書したり、1ヶ月くらいずっとダラダラしてました(笑)
「ほんとに何してるんだろう」といった感じですよね。
私の場合、せどりのモチベーションが落ちることは副業時代から何度かあります。
しかし、専業せどらーの場合、危険度は一気に高まります。
というのも、副業でせどりをしている場合は、本業があるのでせどりのモチベーションが落ちても問題ありません。
しかし、専業せどらーの場合、
- メインの収入がせどりであること
- 制約が何もないのでダラダラと深みにハマる可能性が高い
といったことが理由です。
とくに、明確な目標がない時や、それなりに生活できている場合は油断しがちです。
- 具体的な目標を決めておく
- できるだけルーティン化する
- 作業がしやすい環境を整える
- たまには気持ちをリフレッシュする
といったように、モチベーションを維持するようにしなければいけません。
というのも、せどりは仕入れの手を止めると、売り上げは落ちていきますし、もちろん在庫も減っていきます。
生涯利益も減るわけで、長期間仕入れをしないことはあまりいいことではありません。
個人事業主になると、制約がない分、どうしても気が緩みがちです。
決して大きな失敗というわけではありませんが、モチベーションダウンにも注意が必要です。
せどりの独立で失敗しないためには
せどりの独立で失敗しないためには、どうすればいいか解説します。
せどりで独立して専業せどらーになるために準備すべきことは、こちら「【せどりで独立】専業せどらーになるために準備すべき5つのこと」で解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
資金に余力をもっておく
独立してから一番致命的になるのは、キャッシュフローが赤字になること。
正直なところ、キャッシュフローさえ赤字にならなければ、その他のことはそこまでリスクではありません。
そのためには、
- 副業でしっかりとした実績をつけておくこと
- キャッシュフロー管理をしっかり身につけること
といったことが前提になります。
実力が伴っていないのに独立してしまうと、十分な利益を稼げないリスクが高くなってしまいます。
副業時代に「独立しても大丈夫だ」と確信が持てるくらいの実力をつけるようにしておいたほうがいいです。
また、キャッシュフロー管理が適当だと、手元にお金が残りにくい体質になってしまいます。
クラウド会計ソフトのFreeeを使うと、キャッシュフロー管理がしやすくなるので利用しましょう。
関連記事:【おすすめ】せどりの会計ソフトはFreeeで決まり!
その上で、十分な資金を用意しておきましょう。資金があればあるほど、何かあったときに安心できます。
少なからず、半年は生活できるような資金力が必要です。
税金のことも理解しておこう
せどりの資金的なことを意識していても、税金のことも忘れてはいけません。
税金を支払ったら「手元にお金がほとんど残らない」といったことにもなりかねません。
専業になってから支払うものは、以下のようなものがあります。
- 個人事業税
- 住民税
- 所得税
- 消費税
- 予定納税
- 国民健康保険
- 国民年金
税金の他にも、保険や年金もあります。
人によって支払う税金は異なりますが、けっこうありますよね。
税金については、こちら「フリーランス&個人事業主 確定申告でお金を残す! 元国税調査官のウラ技 第7版」を読んでおいてあらかじめ、理解を深めておいた方がいいです。
リスク分散しよう
専業せどらーになる前に「資金的な余裕を持っておくこと」「税金について理解しておくこと」が大切と解説してきました。
そして、専業せどらーになってからも「リスクを分散できるように常に変化していくこと」が大切です。
私の場合は、
- 複数ジャンル取り扱っている
- 店舗せどり・電脳せどり両方やっている
- Amazonアカウントがダメになっても、ヤフオク、メルカリ、ラクマで販売できるように評価をためてある
といったように、何かがダメになっても他の手段でせどりができるように、専業になってからもスキルの幅を広げてきました。
少なからず、何かがダメになっても致命傷は避けることができます。
中古メディアというオワコンジャンルに依存してる部分はありますが、それはおいおい変化させていくことも可能なので、そこまで問題ではないと思っています。
このように、ある程度リスクを分散させていくことも、専業せどらーになってから必要になってくるのかなと思っています。
まとめ
今回は、せどりで独立してからの失敗談、そして失敗しないために必要なことを紹介してきました。
最初の「マイナス40万円の赤字を叩き出したこと」を除けば、そこまで大きな失敗はありません。
それに失敗したからといって、「すぐにせどりから撤退」とか「専業としてもう稼げない」という事はありません。
リスクに備えておけば大きなダメージにはなりませんし、失敗したのであれば次に生かせばいいだけのことです。
何事も1つの経験です。
そして、どんな変化が起きても大丈夫なように、リスク分散を意識していけば良いかと思います。
ということで、今回は以上です。
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