本記事では、ブックオフの値札シールの種類や意味について解説します。
また、せどりの仕入れに役立つ活用方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ブックオフの値札シールの種類について
まずはブックオフの値札シールの種類について解説します。
ブックオフの値札には、「インストアコードシール」と「季節シール」と呼ばれるものがあります。
インストアコードシール
一番スタンダードなのは、このような値札シールです。
このシールは、インストアコード(ブックオフ独自のバーコード)が印字されたもので、商品名、ジャンル、値付けした月などが印字されています。
また、以下のような商品情報が記載されていないラベルもあります。
このパターンのバーコードを見かけた場合は、意外な安値で出品されていることもあるので要チェックです。
なぜこういった値札シールが貼られるかというと、理由は以下とおり。
- ブックオフのデータベースに商品が登録されていないため、店員が独自に価格設定した
- 商品パッケージにバーコードや規格番号が記載されていないため、店員が独自に価格設定した
こういった理由から、相場より格段に安く値付けされていることもあります。
店舗やスタッフによっては、Amazonやヤフオクをチェックして値付けしていることもありますが、面倒だから適当に値付けしている場合が多いです。
高額商品が安く購入できることもあるので、見かけたら要チェックですよ。
季節シール
「季節シール」とは、以下のように値段だけが書かれている昔ながらの値札シールのこと。
このあと説明しますが、時期によってシールの色が変わるので「季節シール」と呼ばれています。
ブックオフの値札シールの色について
ブックオフの値札シールは、4つの色に分けられていて、値付けした時期によってシールの色を変えています。
- 1月〜3月:黒色
- 4月〜6月:緑色
- 7月〜9月:青色
- 10月〜12月:赤色
つまり、黒色の値札シールであれば「1月〜3月に値付けされ店舗に品出しされた商品」だということがわかります。
シールの重ね貼りについて
値札シールは重ね貼りされていることがあります。
以下のように、シールの上に安い値札を重ね貼りしていますね。これはトコロテンと言われるもので値下げされている商品になります。
この商品の場合だと、約3000円が970円にまで値下げされています。
また、値下げではなくてもインストアコードの重ね貼りをすることがあります。
ブックオフでは商品データベースを持っており、定期的に価格が更新されます。それに伴い店舗の商品の値段を新しくするためにシールの貼り替え、または重ね貼りをすることがあるからです。
【せどり向け】値札シールを活用したリサーチ方法
せどりをする人向けに、値札シールを活用したリサーチ方法を紹介します。
インストアコードを読み取る方法
まずは、ブックオフの「インストアコードシールを読み取る方法」について紹介します。
ブックオフに限らずですが、値札シールは商品のバーコードを隠すように貼られていることも多く、検索が面倒ですよね。
そこで便利なのが、アマコードやせどりすとプレミアムなどのバーコード検索アプリです。
アプリのカメラをブックオフのインストアコードにかざせば、商品情報を読み取ってくれます。
店舗仕入れでおすすめおアプリは、こちら「【おすすめ】店舗せどりの仕入れに必要な検索アプリ9選【専業せどらー厳選】」で紹介しているので参考にどうぞ。
インストアコードの日付をチェック
インストアコードラベルには、日付が記載されているのでこれを利用します。
例えば今日が2月8日だとしたら、2月と記載されているラベルの商品を検索すればOKです。
言うまでもありませんが、直近で品出しされた可能性があるので、他のせどらーにチェックされていない可能性が高いからです。
対象を1ヶ月に絞り込みができるだけでも、検索効率は大きく上がります。
値札シールの色をチェック
値札シールには4種類の色に分けられていると説明しましたが、これをうまく利用することでもリサーチ効率を上げることができます。
インストアコードシールの場合は日付を見ればいいですが、季節シールが貼ってある場合は月まではわからないので、色での判断が有効になってきます。
- 1月〜3月:黒色
- 4月〜6月:緑色
- 7月〜9月:青色
- 10月〜12月:赤色
例えば、今日が2月5日だとします。
この場合、検索すべきシールの色は何色でしょうか?
答えは「黒」ですね。
2月5日に赤色、ましてや青色や緑色の値札シールを検索するのは非効率なのは、インストアコードの日付のところで説明した理由と同じです。
ただし、最大3ヶ月くらいの幅があるので大きく絞り込むことはできませんが、ある程度の効率アップには貢献してくれます。
【せどり向け】値札シールを利用したリサーチの注意点
値札シールを活用すればブックオフでのリサーチが効率的になりますが、注意点もあります。
インストアコードシールは色だけをみないこと
インストアコードシールにも色がついていますが、この場合は注意が必要です。
今日が1月だとしたら「黒色のシールをみればいいんだな」となりますが、以下の値札シールをみてください。
右側の赤のシールに記載されている年月も「2021年1月」となっていますね。
赤色になっているのは、おそらく12月末に1月品出し用のラベルを印刷したために、こういったことが起きるのだと思います。
シールの色が変わるタイミングでよくあることなので注意してください。思わぬ利益商品を逃してしまうなんてことにも。
インストアコードシールの場合は、日付をみてチェックするのが無難です。
商品名と値札シールの商品名が一致しているか確認すること
アマコードやせどりすとを使えば、ブックオフのインストアコードを読み取ることができるので、インストアコードを使ってリサーチしている人も多いと思います。
しかし、ごく稀にですが、実際の商品とは別の商品ラベルが貼られていることがあります。
こういったこともあり得るので注意しましょう。
逆に、高い商品に安い商品のラベルが貼られていた場合はチャンスになります。
いずれにせよ、商品名と値札シールの商品名が一致しているかは、しっかり確認しておきましょう。
あまり頼りすぎないこと
値札シールを使ってリサーチするのは確かに効果的なのですが、目利き力を高めたいのであればあまり推奨はしません。
というのも、商品タイトルなどの情報をきっかけにリサーチするわけではないので、商品知識が定着しにくいからです。
「とりあえず値札をみてリサーチするだけ」になってしまうので、あくまでリサーチの目安程度にしておくほうがいいでしょう。
まとめ
ブックオフの値札シールの種類や意味について解説してきました。
値札シールを利用することで、せどりのリサーチ効率はかなり高まります。
せどり初心者でも使える活用法となっているので、ぜひ実践してみてください。
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