せどりの仕入れ判断ツールとして人気の高い「デルタトレーサー(DELTA TRACER)」。
元々は無料で使えていたデルタトレーサーですが、有料版「デルタトレーサー(DELTA TRACER)」としてバージョンアップしています。
バージョンアップ以降、着実に改善を重ねてきいて、Web版、スマホアプリ版、GoogleChrome拡張機能と総合力の高いツールとなっています。
そんなNEWTYPEデルタトレーサーは月額2200円(税込)で利用できますが、使う前に以下のことを知りたいという方もいると思います。
デルタトレーサーの機能や使い方を知りたい
デルタトレーサーのメリット・デメリットを知りたい
そこで本記事では、デルタトレーサー(DELTA TRACER)の機能や使い方、メリット・デメリットを解説したいと思います。
Contents
デルタトレーサーの基本情報
デルタトレーサーの基本情報を解説します。
デルタトレーサーとは
デルタトレーサーは、Amazonで販売されている商品の価格、出品者数、アマゾンランキングの変動を表示してくれるツールです。
これらのデータをグラフ化したりテキスト化することで、せどりにおける仕入れ判断をより正確にサポートするツールとなっています。
以下の3つで利用可能です。
- WEBサイト
- グーグルChrome拡張機能
- スマホアプリ版(バーコード読み込み可能)
「デルタトレーサー自身の商品データ」と「KEEPAの商品データ」の両方にアクセスする事ができる「デュアルデータベース」機能も特徴です。
無料版デルタトレーサーは終了
もともとデルタトレーサーは、無料で利用できたのですが、2021年末で「開発、保守、サポート」は終了したと正式にアナウンスがありました。
2020年9月以降は、無料版デルタトレーサーより性能をアップさせた「NEWTYPEデルタトレーサー(DELTA TRACER)」として有料サービス化されています。
デルタトレーサーの月額料金
NEWTYPEデルタトレーサーの料金は、月額2200円(税込)となっています。
無料お試し期間はないので、申し込み後決済が行われます。
デルタトレーサーの申し込み方法
デルタトレーサーは、以下の公式サイトから申し込みができます。
申し込み完了後、2営業日以内に「ログイン用メールアドレス」「パスワード」が記載されたメールが届きます。
以下のNEWTYPEデルタトレーサーのTOPページを開いてログインをして利用しましょう。
デルタトレーサーの解約方法
デルタトレーサーは自動継続決済となっているので、解約する場合は「インフォトップ」で退会処理をします。
インフォトップにログイン後、「月額課金サービス」を選択。
現在利用しているサービス一覧が表示されるので、デルタトレーサーの「退会する」ボタンをクリックすればOKです。
デルタトレーサーの機能
デルタトレーサーは、以下の機能があります。
- 検索機能
- 商品詳細情報の表示
- 各種ウェブサイト表示
- ネットショップ最安値表示
- 利益計算機能
- Keepaのデータ表示
過去相場や売れ行きの確認、利益計算までできるので、デルタトレーサー1つあれば仕入れ判断が可能です。
各機能を本記事で説明すると長くなってしまうので、詳しくは別記事にて解説しています。
デルタトレーサーの機能や使い方については、こちら「簡単にマスター!デルタトレーサーの使い方を解説!」を参考にどうぞ。
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参考簡単にマスター!デルタトレーサーの使い方を解説!
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デルタトレーサーのメリット
デルタトレーサーのメリットを解説します。
シンプルで使いやすい
デルタトレーサーの見た目はシンプル、そして使いやすさも抜群です。
パソコンで見ると、以下のような感じ。
スマホ版は以下のような感じです。
モノレートに近い見た目なので、モノレートに慣れていた人にとっても馴染みやすいです。
仕入れ判断ツールとしての見た目や使いやすさは断トツです。
Keepaのデータも見れる
デルタトレーサー上で、Keepaのデータを見ることができるのはかなり大きいです。
しかも、Keepaと有料契約する必要はありません。
ちなみにですが、デルタトレーサーは独自でデータを蓄積しています。
Keepaで蓄積されているデータと異なるため、「デルタトレーサーのデータ」と「Keepaのデータ」両方をチェックすることで、より正確な仕入れ判断をすることができます。
そのまま電脳仕入れも可能
デルタトレーサーには、Amazon以外のショッピングモールのデータが表示されます。
対象モールは以下。
- 楽天市場
- ヤフーショッピング
- PayPayモール
各モールの最安値一覧が表示されるので、利益が出そうな商品があればそのまま電脳仕入れをすることもできます。
リサーチついでに電脳仕入れもできるので、電脳仕入れが苦手な人でも取り組みやすいです。
GoogleChrome拡張機能もある
GoogleChromeの拡張機能もリリースされていて、Amazon商品ページにデルタトレーサーを表示することができます。
デルタトレーサーの拡張機能の機能は以下の3つです。
- Amazon商品ページにデルタトレーサーを表示
- 検索結果一覧にKeepaのデータを表示
- ストアの商品一覧にKeepaのデータを表示
Amazon商品ページから、他のサイトに遷移する必要がありません。
デルタトレーサーがそのまま表示されるので、「ランキングの確認」「過去相場の確認」「利益計算」すべてがAmazon商品ページで行うことができます。
電脳せどりのリサーチが圧倒的に効率化されます。
デルタトレーサーのGoogleChrome拡張機能については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:Chrome拡張機能版デルタトレーサーの使い方を解説【リサーチ効率アップ】
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スマホアプリ版もある
デルタトレーサーは、スマホアプリ版もあります。
商品バーコードをカメラでスキャンすることで、検索アプリとしての役割を果たします。
ただし、いまのところですが、スマホアプリ版の使い勝手はそこまで良くありません。
検索結果の表示が遅く、アマコードやせどりすとプレミアムに劣ります。
アプリ版のデルタトレーサーを実際に使ってみた感想は、こちらの記事「アプリ版「デルタトレーサー」レビュー!機能や使ってみた感想を紹介!」で、気になる方は参考にどうぞ。
デルタトレーサーのデメリット
デルタトレーサーのデメリットを解説します。
データ表示がやや遅い
徐々に改善はされているものの、データ表示が遅く感じるのが正直なところ。
もっと少しスピードアップしてくれると、使い勝手が良くなると思います。
これからの改善に期待したいです。
Keepaより高い
デルタトレーサー以外の仕入れ判断ツールとして有力なのが「Keepa」ですが、Keepaの方が月額料金が安いです。
- Keepaの月額:15ユーロ(約1800円)
- デルタトレーサー:2200円(税込)
デルタトレーサーは税込で2200円、Keepaは約1800円なので、約400円ほどの価格差があります。
ただし、デルタトレーサー内でKeepaの表示ができて、Keepaと有料契約する必要もないことを考慮すれば、お得ではあります。
まとめ
デルタトレーサーの機能や使い方、メリット・デメリットを解説してきました。
実際に有料版デルタトレーサーを使っていますが、思っていた以上によかったです。表示速度が遅いのがネックですが、徐々に改善されています。
見た目や機能はモノレートに近く、モノレートユーザーからしても使い勝手はかなりいいです。
月額がかかることがネックですが、何よりデルタトレーサー自体のデータとKeepaのデータ両方が見れるのはかなりのメリット。
仕入れ判断をより正確にしたい人にとって、これ以上ない機能です。しかもKeepaとの契約は不要です。
気になる人はぜひ試してみてください。
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