この記事では、Keepaの使い方について解説します。
Keepaは、Amazonで買い物をする際に過去の価格を参考にしたり、せどりの仕入れ・販売においても非常に便利なサービス。
Gogole Chromeの拡張機能としても利用できるので使い勝手もいいです。
まだKeepaを使ったことがない人に向けて、Keepaの使い方を解説したいと思います。
※「まだKeepaについてよくわからない」という方は、まずはこちらの記事「Keepaとは?月額料金や活用方法を解説!」をどうぞ。
Keepa拡張機能をインストールしよう
Keepaはウェブサイト、Chrome拡張機能、スマホアプリ版とありますが最も便利なのがChrome拡張機能。
Amazonの商品ページにKeepaのグラフが表示されるので、商品ページを見ながら過去相場もチェックできるので便利です。
なので、まずはGoogle Chromeの拡張機能をインストールしましょう。
chromeウェブストアの「Keepa – Amazon Price Tracker」のページを表示します。
「chromeに追加」ボタンをクリックします。

「「Keepa – Amazon Price Tracker」を追加しますか?」とポップアップが表示されるので、「拡張機能を追加」をクリックすれば、インストールは完了です。

次にAmazonの商品ページを開いてみましょう。以下のように、Amazonの商品ページにKeepaが表示されるようになります。

これでAmazonの商品ページを開く度にKeepaが表示されるので、過去相場のチェックが簡単にできます。
次は、Keepaの使い方を見ていきましょう。
Keepaの使い方
Keepaの使い方について解説します。
価格履歴グラフをチェックする
Keepaのメイン機能となるのが、Amazonで販売されている商品の価格履歴グラフの表示です。
無料版と有料版で表示されるデータが異なります。
無料版グラフ
Keepa無料版のグラフはこんな感じです。

グラフには、以下の3つの線がありそれぞれの価格を表しています。
- オレンジ・・・Amazon.co.jp
- 薄い紫・・・Amazon以外の販売者
- 黒・・・中古の販売者
カーソルをグラフの上に持っていくと、その日付の時点の価格が表示されます。

上記のように過去の相場をチェックすることができるので、現在販売されている価格が過去相場に比べて高いのか安いのかを判断できます。
有料版グラフ
有料版になると以下のように、詳細なデータをみることができます。

Amazonの買い物で利用したいといった場合は不要で、せどりなどAmazon物販をしたい場合に活用できます。
有料版グラフの解説をします。
有料版になると3つのグラフが表示されるようになります。
- 上段:価格履歴グラフ
- 中断:Amazonランキンググラフ
- 下段:出品者数グラフ
上段は無料版にもある価格履歴グラフですが、無料版より表示されているデータが多いです。

緑や茶色の線が表示されていますが、これは中古の各コンディションごとの価格を表しています。上記画像の赤枠のところで表示のON/OFFを調整できます。
中段はAmazonランキングの変動をグラフ化したものです。

Amazonのランキングはその商品が売れる度に上昇するわけですが、Keepaのランキンググラフが下に振れる度にAmazonランキングが上昇したことを示します。
Keepaのグラフの上部を見てみるとこのDVDのランキングは44,061位ですが、下に振れているところを見ると4,604位となっています。


下段は出品者数のグラフです。

ライバル出品者数が多い商品なのか、急に出品者数が増加していたら価格競争に陥る可能性が高いなどの判断の目安になります。
商品のトラッキング
商品のトラッキング機能は、指定した価格に下がったときに通知を受け取ることができます。
「今はまだ高くて買えないけど、安くなったら欲しい」といった時に便利です。

- Keepaの「商品のトラッキング」タブを表示
- 価格(〇〇円以下)を指定
- 「トラッキング開始」ボタンをクリック
これでトラッキング設定は完了で、通知方法を赤枠の中で設定できます。

例えば、メールアドレスで通知を受け取る設定をすれば、以下のようにメールが届きます。

Keepaのスマホアプリのインストールしておけば、トラッキング通知をスマホのプッシュ通知で受け取ることもできますよ。
トラッキング通知機能については、こちら「Amazonの値下げ通知をするKeepaのトラッキング機能の使い方」で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

ライバルセラーの在庫数表示
商品一覧ページにセラーごとの在庫数が表示されます。

ライバルの在庫数をみながら価格設定をすることができます。
商品絞り込み検索
Keepaでは、ランキングの表示だけではなく、商品リサーチをすることも可能です。
商品の絞り込み検索ができるので、
- 直近の期間で値上がりした商品は、ネットショップで安く仕入れられないかリサーチ
- 直近の期間で値下がりした商品は、刈り取り対象
といった使い方もできます。

Keepaのランキング精度について
Keepaのランキング精度について解説します。
Keepaのランキング精度は完璧ではない
Keepaは以前より精度が高いと言われていました。
しかし、そんなKeepaでも100%確実なデータを表示しているわけではありません。
実際のところ、ランキングの波形以上に売れていることもあります。
反対にランキングが動いていたとしても、実際は売れていないこともあります。
Keepaは仕入れ判断の材料として主力なのは間違いないですが、全てを信じて仕入れをするのはよくありません。
ランキングが表示されない場合もある
Keepaを使っていると、ランキンググラフが反応していないことがあります。
このように直近のランキングが動いていない商品もちらほらあります。こういった場合は表示期間を1年にしてみると過去の需要がわかります。
直近のランキングが動いていないだけで仕入れをスルーする人はたくさんいます。
こういった商品でも利益が取れる商品は多々あるので見逃さないようにしましょう。
Keepaは「ランキングが表示されない」「ランキングが動いていない」といったことがたまにありますが、こういったときの解決方法はこちら「Keepaのグラフ・ランキングが表示されないときの対処法を解説!」で紹介しています。
まとめ
Keepaの使い方について解説してきました。
Amazonの買い物をする際には過去の価格を参考にして買い物ができますし、トラッキング通知を利用すれば安くなったことを通知してくれます。
せどりに利用する場合は、かなり使えるツールで仕入れ判断だけではなく、トラッキング機能を使うことで刈り取りをすることができます。
電脳せどらーにとっては必須のツールと言えます。
Keepaを使い倒して、効率的に利益を上げていきましょう。
アプリ版Keepaについてはこちら「アプリ版Keepaの使い方を解説!店舗リサーチやトラッキングのプッシュ通知に便利」で解説しています。
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